半澤良一
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半澤良一 はんざわ りょういち | |
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生年月日 | 1920年10月4日 |
出生地 | 日本 千葉県 |
没年月日 | 1990年12月9日(70歳没) |
死没地 | 日本 千葉県館山市 |
出身校 | 東京帝国大学法学部政治学科卒業 |
前職 | 会社経営 |
当選回数 | 4回 |
在任期間 | 1974年12月11日 - 1990年12月9日 |
半澤 良一(はんざわ りょういち、1920年(大正9年)10月4日[1] - 1990年(平成2年)12月9日[1])は、日本の政治家。元千葉県館山市長(4期)。
経歴
[編集]千葉県出身[2]。旧制千葉県立安房中学校(現・千葉県立安房高等学校)[3]、旧制第一高等学校を経て、1942年東京帝国大学法学部政治学科に入る[4]。翌年学徒動員で兵役に就く[4]。1944年に大学を卒業[4]。1946年復員と同時に帰郷し、家業の酒造会社を継いだ[3][4]。1961年館山市教育委員、1968年千葉県教育委員、1972年館山市商工会議所会頭となる[4]。
1974年館山市長選挙に保守系無所属で立候補し[3]、当選[4]。4期務める[2]。就任当初、館山市は財政赤字で、財政改革を断行し、市の財政を黒字に転換した[3]。市長在職中は教育、文化、市民福祉、観光などに力を入れた。教育部門では保育所の開園、幼稚園や小中学校の新築や改築を施行した[4]。館山市は「福祉都市宣言」に基づき、特別養護老人ホームや福祉作業所を開設した[4]。館山市を南房総の中心都市へと大きく発展させた[3]。
1990年の市長選挙には不出馬。4期目の任期満了目前の12月9日に膵臓がんのため館山市内の病院で死去した[3]。
マキャベリの『君主論』やマックス・ウェーバーの『職業としての政治』を愛読し、「インテリ市長」と呼ばれた[3]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長 第1巻』歴代知事編纂会、1983年。
- 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』日外アソシエーツ、2005年。
- 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年。