千葉県立千葉東高等学校
千葉県立千葉東高等学校 | |
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千葉県立千葉東高等学校 | |
北緯35度37分31.9秒 東経140度6分39.4秒 / 北緯35.625528度 東経140.110944度座標: 北緯35度37分31.9秒 東経140度6分39.4秒 / 北緯35.625528度 東経140.110944度 | |
過去の名称 |
千葉市立千葉髙等女學校 千葉市立女子髙等學校 千葉県立千葉第三高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 千葉県 |
設立年月日 | 1941年4月1日 |
創立記念日 |
5月15日 (1948年5月15日 千葉市立女子高等学校開校式) |
共学・別学 |
共学校 (1950年、女子校から共学化) |
課程 |
全日制課程 通信制課程 (1954年度-2005年度) |
単位制・学年制 | 単位制 |
設置学科 |
普通科 衛生看護科 (1966年度-1985年度) |
学期 | 2学期制 |
学校コード | D112210000039 |
高校コード | 12103H |
所在地 | 〒263-0021 |
千葉県千葉市稲毛区轟町一丁目18番52号 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
千葉県立千葉東高等学校(ちばけんりつ ちばひがしこうとうがっこう)は、千葉市稲毛区にある県立高等学校。
地元を中心に、「千葉東」(ちばひがし)、「東高」(ひがしこう)と略称・通称される。
概要
[編集]高等女学校を前身とする、県内屈指の進学高で、旧帝大をはじめとする国立大学や、私立でも早慶上智及びGMARCHなど いわゆる難関大学への進学、また千葉大学の合格者が非常に多いことが特徴である。
千葉県内の県立高校ではじめて普通教室に空調設備を取り入れた高校である。2008年から単位制高校に移行した。
学級編成
[編集]1学年あたり9クラスの年もあったが現在は8クラスとなっている。
学業
[編集]単位制に移行すると同時に45分授業×7時間の時間割編成になった。2022年度より50分授業×7時間授業3日+50分授業×6時間授業2日の時間割編成になった。
学習面では、英語・数学に特に力を入れており、数学の進度も早い。
国語では、漢字テストが行われているが、合格点に達していないと追試が実施され、さらに不合格の場合課題がでる。
授業時間以外にも希望制の補習学習が充実しており、毎年多くの生徒が参加している。全学年で夏休みに開かれている。
1年次のオーラル・コミュニケーションの授業では少人数授業を実施している。2年次までに全員理科を3科目履修する事になっている。
2年次の数学IIの授業では、2クラスを3つのコースに分けた習熟度別の授業が2012年度から行われる。これは本校初の試みである。
3年次に文理に分かれるが、理系の方がやや多い。理系は数学IIICを履修する数学IIICの授業と、履修しない総合数学βという授業が用意されており、理系で数学IIICを必要としない人にも対応している。
- 科目選択
- 理科 - 化学基礎が1年次、物理基礎が2年次の必修科目となっており、2年次で生物基礎・地学基礎から1科目選択する。
- 2年次で世界史・日本史・化学のどれかを1科目選択する。
詳しくは千葉東高校webサイト「教育課程」を参照。
千葉大学との連携
[編集]近年では千葉大学との連携があり、同大学の講義を受講する事が可能な他、教育学部の教員による教員志望者向けの講座が土曜日に年14回開講されている。前者は本校以外でも実施されているが、後者は千葉東高校オリジナルの試みである。単位制に移行した事によってどちらも卒業要件単位に加算する事が可能になった。
設置課程
[編集]かつての設置課程・学科
[編集]- 通信制課程: 2005年度まで。「沿革」の節を参照。
- 普段は郵送によるレポートの添削指導を受け、年間16回のスクーリングと試験の日には在籍高校に登校する通信制課程があった。
- 衛生看護科: 1985年度まで。「沿革」の節を参照。
沿革
[編集]- 1941年(昭和16年)4月 - 千葉市立千葉高等女学校として開校。4年制。
- 1946年(昭和21年)4月1日 - 5年制となる。
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 学制改革により、千葉市立女子高等学校となる。 / 4月17日、轟町の現在地に移る。
- 1950年(昭和25年)4月1日 - 千葉県へ移管され、千葉県立千葉第三高等学校と改称。男女共学開始。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 通信制課程設置。千葉県立千葉第二高等学校(現在の千葉県立千葉女子高等学校)から移管。
- 1961年(昭和36年)4月1日 - 千葉県立千葉東高等学校と改称。
- 1966年(昭和41年)4月1日 - 衛生看護科設置。
- 1969年 (昭和44年) 9月30日 - 大学などの学生運動の影響を受け、教育長通達などに反発した生徒の一部が校舎を占拠[1]。
- 1975年(昭和50年) - 学校群制度実施。県立千葉、県立千葉女子、県立千葉南、千葉市立の各高校とともに第1学校群に編成される。
- 1978年(昭和53年)- 再び単独選抜となる。
- 1986年(昭和61年)- 衛生看護科が廃止され、千葉県立若葉看護高等学校(現在の千葉県立幕張総合高等学校看護科)が継承。
- 2004年(平成16年)- 千葉県から進学指導重点校に指定される。
- 2006年(平成18年)4月 - 通信制課程が千葉県立千葉大宮高等学校に移管される。
- 2008年(平成20年)- 単位制高校に移行。
- 2013年(平成25年)- 日本たばこ産業(JT)が「JT国内大学奨学金」 の指定高校(全国のトップクラスの公立高校)から外す。ユネスコスクール認定校となる。
- 2014年(平成26年) - 4月と7月に校内で窃盗事件。(生徒の現金盗難)
- 2015年(平成27年) - 3月10日の卒業式最中に窃盗事件(生徒の現金盗難)[1] / 7月4日、文化祭が威力業務妨害の疑いで中止(県警本部HP宛に本校に対しメールで爆破予告)[2]。
校章・校歌・制服
[編集]- 校章は千の文字と月桂樹の葉をかたどっている。
- 校歌は作詞:澤田繁二 作曲:石黒脩三
- 制服は詰襟学生服かブレザーである。なお、女子はスカートタイプに統一された。
- 入学年度にしたがって青、緑、赤の学年カラーが割り当てられており、組章・体操服・上履きの色はこれに従うことになっている。
教育方針
[編集]- 生活態度の確立助成
- 進路指導の強化充実
- 男女共学の長所発揮
- 努力目標とその達成
年間行事
[編集]- 4月 - 学年始休業、始業式、入学式、スプリングセミナー(1学年)、新入生歓迎会、スポーツテスト・身体測定、各種健康診断
- 5月 - 生徒総会、生徒会役員選挙、創立記念日・校外学習、東雲スポレク大会、生徒会役員認証式、各種健康診断
- 6月 -文化祭(東曇祭) 、前期中間考査、教育実習、各種健康診断
- 7月 - 確認テスト、芸術鑑賞会、保護者面談週間、防災訓練、夏季休業、補習、部活動合宿
- 8月 - 夏季休業、補習、部活動合宿、中学生対象学校説明会
- 9月 - センター試験説明会(3学年)、前期期末考査
- 10月 - 秋季休業日、始業式、校内陸上競技大会、国際交流派遣生募集、中学生対象学校説明会、東雲ネットミニトーク
- 11月 - 確認テスト、生徒会役員選挙、国際交流派遣選考会、修学旅行(2学年)、生徒面談(3学年)
- 12月 - 生徒会役員認証式、中間考査、防災訓練、冬季休業、保護者面談(3学年)、芸術鑑賞会
- 1月 - 冬季休業、百人一首大会(1学年)、国際交流派遣説明会、大学センター入試会場、学年末考査(3学年)
- 2月 - 自宅学習(3学年)、入学者選抜、ダンス発表会(2学年)、校内マラソン大会
- 3月 - 卒業式、学年末考査、国際交流派遣、終業式、学年末休業
校外学習
[編集]- 1年 - 上野
- 2年 - 鎌倉
- 修学旅行 - 関西方面(京都・大阪・神戸・奈良など)
- 3年 - 横浜
文化祭
[編集]東雲祭と呼称される。4月ごろから計画を始め、6月の終わり頃に行われる。3年生のミュージカルが有名である。
国際交流
[編集]アメリカに姉妹校があり1・2年生は希望制で約15名がホームステイを体験できる。交換留学のため、3月にはこちらから生徒がアメリカへ出向き、1学期には逆にアメリカの生徒の方がこちらへ来校する。また、オーストラリアの高校へのホームステイ体験も同時期に実施している。これらの国際交流の選考に落ちてしまった人向けの日本国内のブリティッシュヒルズ英国擬似体験プログラムも実施。
部活動・同好会
[編集]最寄駅
[編集]著名な出身者
[編集]- 芸能界・マスコミ関係
- 政治家
- その他
- 今井泰志 - 外交官
- 本田謙 -フリークアウト・ホールディングス創業者
- 布施茂 - 建築家
- 須田朗 - 哲学者
- 野々瀬浩司 - 歴史学者
- 市原稔 - 野球
- 布施孝之 - キリンビール株式会社代表取締役社長
- 布啓一郎 - サッカー
- 長塚京子 - テニス
- 高雄恵利加 - テニス
- 長谷川裕一 - 漫画家
- 志村一隆 - 研究者
- 飯島愛子 (ウーマンリブ活動家) ※中退
- 円堂都司昭 - 文芸評論家
- 香取良彦 - 作曲家
脚注
[編集]- ^ 「高校紛争全国に広がる 2ヵ月間で49校も」『朝日新聞』昭和44年(1969年)10月28日朝刊、12版、15面