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千石保

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
せんごく たもつ

千石 保
生誕 1928年昭和3年6月13日
富山県
死没 (2016-10-21) 2016年10月21日(88歳没)
国籍 日本の旗 日本
出身校 早稲田大学法学部
職業 教育者
肩書き 財団法人日本青少年研究所理事長および所長
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千石 保(せんごく たもつ 1928年昭和3年)6月13日[1] - 2016年平成28年)10月21日[2])は、日本教育者子供実態研究の、第一人者である[3]

来歴

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富山県出身。早稲田大学法学部卒。東京地方検察庁(東京地検)検察官(検事)、法務総合研究所教官、総理府参事官を経て[4]、私財を投じ、1975年(昭和50年)に財団法人日本青少年研究所を設立[5]2008年(平成20年)現在同研究所理事長および所長を兼任[6]

中曽根康弘内閣の臨時教育審議会では、第3部会に所属し、文部官僚の立場と軌を一にする形で、教育の規制緩和に反対した。

著書

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  • 『民法入門 民法の考え方』日本加除出版 レジストラー・ブックス 1969
  • 『日本人の人間観 欧米人との違いをさぐる』1974 日経新書
  • 『比較サラリーマン論 日米独企業エリートの心と行動』東洋経済新報社 東経選書 1977
  • 『やる気の研究』講談社1980年
  • 『いつ〈日本人〉になるか―日米母子調査にみる育児と文化』 小学館1984年
  • 『弁護士 心と心をつなぐ法律家』あいうえお館 はたらく姿に学ぶ仕事日記 1984
  • 『現代若者論 ポスト・モラトリアムへの摸索』弘文堂 1985
  • 『ザ・サラリーマン 日米比較』日本経済新聞社 1985
  • 『会社から逃走する若者たち 新しいインセンティブは何か』リクルート出版 1987
  • 『民法の考え方と学び方』日本加除出版、1987年
  • 『「まじめ」の崩壊―平成日本の若者たち』サイマル出版会1991年
  • 『マサツ回避の世代―若者のホンネと主張』PHP研究所1994年
  • 『「まじ」の哲学―平成若者論』角川書店1996年
  • 『「モラル」の復権―情報消費社会の若者たち』サイマル出版会、1997年
  • 『日本の高校生 国際比較でみる』日本放送出版協会 NHKブックス 1998
  • 『「普通の子」が壊れてゆく』日本放送出版協会 2000年
  • 『新エゴイズムの若者たち―自己決定主義という価値観』PHP新書2001年
  • 『日本の女子中高生』日本放送出版協会 NHKブックス、2005年

共著

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  • 『比較日本人論 世界の若者たちの意識調査が初めて実証的に解明した<日本型>社会の構造』遠山敦子共著 小学館 100万人の創造選書 1973
  • 『学歴主義のつぎにくるもの 企業の求める人材は変った』松原治郎共編著 学陽書房 1978
  • 『日本の小学生 国際比較でみる』飯長喜一郎共著 日本放送出版協会 NHKブックス 1979
  • 『日本のサラリーマン 国際比較でみる』編著 日本放送出版協会 NHKブックス 1982
  • 『父親はいま、子どもに何を教えるか』依田明共編 あすなろ書房 1983
  • 『子どもにこれだけは教えたい「マナーとルール」の本』依田明共編 あすなろ書房 1985
  • 『中国人の価値観 変わりゆく社会意識とライフスタイル』丁謙共著 サイマル出版会 1992
  • 『日本の若者・アメリカの若者 高校生の意識と行動』ロイズ・L.デビッツ共著 日本放送出版協会 NHKブックス 1992

脚注

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  1. ^ 『現代日本人名録』1987〜2002
  2. ^ “元日本青少年研究所所長の千石保さん死去”. 朝日新聞. (2016年10月29日). http://www.asahi.com/articles/ASJBX5T4QJBXUTIL05J.html 2016年10月29日閲覧。 
  3. ^ 教育新聞社 講師紹介
  4. ^ 『現代日本人名録』2002年
  5. ^ 第13回日中文化研究会「日中高校生の生活意識」 千石保 略歴 - 法政大学国際日本学研究センター・国際日本学研究所
  6. ^ 財団法人日本青少年研究所平成20年度役員名簿