サケのふるさと 千歳水族館
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(千歳サケのふるさと館から転送)
サケのふるさと 千歳水族館 | |
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施設情報 | |
前身 | 千歳サケのふるさと館 |
専門分野 | 淡水魚 |
管理運営 | 千歳青少年教育財団 |
館長 | 菊池基弘 |
開館 |
1994年9月10日 2015年7月25日(リニューアル) |
所在地 |
〒066-0028 北海道千歳市花園2丁目312 |
位置 | 北緯42度49分58秒 東経141度39分33秒 / 北緯42.83278度 東経141.65917度座標: 北緯42度49分58秒 東経141度39分33秒 / 北緯42.83278度 東経141.65917度 |
アクセス |
千歳駅から徒歩約10分 新千歳空港から車で約10分 千歳相互観光バス「千歳水族館入口」停留所 |
公式サイト | サケのふるさと 千歳水族館 |
サケのふるさと 千歳水族館(さけのふるさと ちとせすいぞくかん)は、北海道千歳市にある水族館。
概要
[編集]道の駅サーモンパーク千歳の敷地内にあり、淡水では日本国内最大級となる水槽や、日本国内初となる川(千歳川)の水中を直接見ることのできる「水中観察室」があり、サケや北方圏の様々な淡水魚の生態や千歳川の生き物を観察することができる。
施設そばの千歳川には捕魚車(インディアン水車)があり、サケ・マスの増殖事業に用いる親魚を捕獲するために設置している[1]。電力を使用せず純粋に水力のみで回っている捕魚車は北海道内唯一であり[1]、設置期間である8月中旬から12月上旬の期間に遡上するサケの群れや捕魚車によるサケの捕獲風景は、千歳市の秋の風物詩となっている[1]。
1888年、サケ・マス孵化場が千歳川に設置された当初は、周辺には捕魚車が先にあり[2]、戦後に市街地開発が進んでいくと見物客が増えてきた。1979年(昭和54年)に千歳市は「サーモンパーク基本構想」を策定、1994年(平成6年)に千歳サケのふるさと館が開館して施設そばに捕魚車を設置、2004年(平成16年)に道の駅登録となった[3]。2015年(平成27年)、工事期間中の休館を経て道の駅施設と同時期にリニューアルオープンした[4][5]。
施設
[編集]- 1F
- 大・中・小水槽
- 支笏湖ゾーン
- 体験ゾーン
- 水辺の生き物ゾーン
- 2F
- 展示室・学習室
- B1F
- 千歳川ロード
- 世界の淡水魚ゾーン
- B2
- 水中観察ゾーン
沿革
[編集]- 1979年(昭和54年)、「サーモンパーク基本構想」策定。
- 1982年(昭和57年)、財団法人千歳青少年教育財団設立。
- 1991年(平成 3年)、千歳川水中観察室竣工。
- 1994年(平成 6年)、「千歳サケのふるさと館」開館。
- 1995年(平成 7年)、「博物館相当施設」認定。
- 1998年(平成10年)、日本動物園水族館協会入会。
- 2012年(平成24年)、千歳青少年教育財団が公益社団法人に認定。
- 2015年(平成27年)、「サケのふるさと 千歳水族館」と改称してリニューアルオープン[4]。
ギャラリー
[編集]-
リニューアル前の施設外観(2009年4月)
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千歳川に設置されたインディアン水車(2008年9月)
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水中観察ゾーンから見る千歳川の水中とサケの群れ(2021年10月)
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水量300トンの大水槽(2022年5月)
脚注
[編集]- ^ a b c “インディアン水車”. 北海道千歳市公式ホームページ. 2015年8月16日閲覧。
- ^ “ふ化放流事業の歴史”. 水産総合研究センター北海道区水産研究所. 2015年8月16日閲覧。
- ^ “道の駅サーモンパーク千歳”. 北海道ファンマガジン (2008年3月14日). 2015年8月16日閲覧。
- ^ a b “歓声響く サケのふるさと千歳水族館が開館”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2015年7月25日) 2015年8月16日閲覧。
- ^ “道の駅サーモンパーク千歳・サケのふるさと千歳水族館グランドオープン”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2015年8月8日) 2015年8月16日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- サケのふるさと 千歳水族館
- 千歳水族館 〜サケのふるさと〜 (chitoseaq) - Facebook
- チトセアメ (@chito_se_ame) - X(旧Twitter)
- chitoseame910 - YouTubeチャンネル
- サケのふるさと 千歳水族館 - 北海道千歳市公式ホームページ
- サケのふるさと 千歳水族館 | 千歳観光連盟 Chitose Tourist Association