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十段戦 (麻雀)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
十段位戦から転送)
十段戦
開催概要
初回開催 1984年
参加資格 日本プロ麻雀連盟所属雀士
方式 段位別トライアル
トーナメント
ルール 連盟公式ルール
優勝賞金 150万円
主催 日本プロ麻雀連盟
公式サイト 十段戦
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十段戦(じゅうだんせん)は、(株)JPMLが主催、日本プロ麻雀連盟が大会運営、龍龍と日本プロ麻雀連盟チャンネルの協力で開催している麻雀のタイトル戦である。

概要

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  • 出場資格:日本プロ麻雀連盟員。
  • ルール:日本プロ麻雀連盟公式ルール(2016年までは連盟Aルールの名称だった)。

若手や女流プロといった低段位者には、条件の厳しいタイトルである。

  • 初段戦トライアル:初段の東京本部所属プロが参加し、成績の良い4割近くの同所属プロが二段戦へ。
  • 二段戦トライアル:初段戦トライアルで生き残った東京本部所属プロと二段の同所属プロが参加し、成績の良い4割近くの同所属プロが三段戦へ。

(二段戦もトーナメントの場合有り、三段戦からはトーナメント)

  • 地方予選初~三段戦:第36期から新設された地方本部所属でかつ段位が三段までのプロ限定の予選。三段戦を勝ち上がった同所属プロが翌日までに東京に移動して四段戦に挑む。

これを三段戦(東京本部所属プロのみ)、四段戦(地方予選三段戦勝ち上がりプロを含む。四段戦Sを行う場合もある)、五段戦(JPML WRCリーグ優勝者を含む)、六段戦(現女流桜花及びプロクイーンを含む)、七段戦、八・九段戦(現王位、マスターズ、歴代十段位を含む)、九段戦S(G1タイトル獲得歴のある九段及び現鳳凰位を含む)と繰り返し、12名を選出。

これに前年度決勝進出者4名を加えた16名で決勝トーナメントを戦う[1]

ニコニコ生放送とFRESH LIVE(2020年10月からOPENREC.TV)の連盟チャンネルで生配信される決勝トーナメント(ベスト16・ベスト8)からは半荘5回戦で同卓上位2名勝ち上がりのトーナメント戦を2度行い、決勝進出の4名を決定する。第36期以降は五~九段戦Sのうち注目カードを連盟チャンネルで生配信している他、第38期以降はABEMA 麻雀チャンネルでも決勝戦の全日程を生配信している(第41期からはベスト8全卓も生配信を開始した)。

決勝戦はトーナメント勝ち上がりの4名に現十段位を加えた5名で行う。

  • 半荘5回戦(抜け番あり)の1日と半荘5回戦(抜け番あり)+半荘2回戦の7回戦の1日、合計2日間で半荘12回戦。(2010年まで)
  • 2011年の第28期より、決勝戦は初日と二日目に半荘4回戦(抜け番あり)を、最終日は半荘2回戦(抜け番あり)+半荘2回戦(最下位を除く4名)の4回戦の合計3日間での半荘12回戦で争われることとなった[2]
  • 1回戦~5回戦の抜け番は対局前の抽選で選択順を決定し、6回戦~10回戦の抜け番は5回戦終了時の成績上位者から選択できる。
  • 半荘10回戦での成績で、総合ポイントの最下位を除く4名で残り半荘2回戦を行う。最終12回戦は連盟規則により立家から11回戦終了時の2位、同3位、同4位、同首位の順で親が回る。
  • 全12回戦を終えた時の総合ポイントのトップがその年度の十段位となる他、第40期からは優勝賞金として130万円が授与される(第41期は150万円に増額)[3]

歴代十段位

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脚注

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  1. ^ 2016年までは初段戦が初段の選手が参加し勝者が二段戦へ、二段戦は初段戦の勝ち上がり選手+二段の選手が参加し、勝者が三段戦へとなっていた。
  2. ^ ただし、2018年の第35期は当時の十段位である藤崎智が入院していたため退院後に半荘6回戦(抜け番あり)の1日と半荘4回戦(抜け番あり)+半荘2回戦(最下位を除く4名)の6回戦の1日、合計2日間で半荘12回戦として行われた。
  3. ^ 日本プロ麻雀連盟2024年度タイトル戦賞金一覧 | 日本プロ麻雀連盟”. 2024年4月7日閲覧。

外部リンク

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