十三石橋 (富山県)
十三石橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 富山県富山市八尾町福島 - 八尾町下新町 |
交差物件 | 井田川(神通川水系) |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 国道472号 |
開通 | 2019(令和元年)8月17日 |
構造諸元 | |
全長 | 104.7 m |
幅 | 11 m |
関連項目 | |
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十三石橋(じゅうさんごくばし)は、富山県富山市(旧八尾町)の井田川(神通川水系)に架かる国道472号の橋である。
概要
[編集]- 左岸 - 富山県富山市八尾町福島
- 右岸 - 富山県富山市八尾町下新町
先代橋梁
[編集]現橋梁
[編集]橋の名称は、右岸側の下新町の小字からとられている[1]。また、2代目の橋梁は、八尾の景観をイメージとした外観となっている[2]。
沿革
[編集]1935年(昭和10年)2月、県道八尾小杉線の橋として改めて竣工した[1]。
完成当時の幅員は6.1mであったが[4]、1973年(昭和48年)3月26日に当時の八尾町最大の交通量(1日当たり車2,500台、歩行者1,500人)に対応するため、上流側に歩行者専用橋(橋長91.5m、幅員2m)が架橋された[5]。また、1977年(昭和52年)に左岸側の橋脚を下流側に約2.5m拡張する隅切改良が行われ、1978年(昭和53年)3月20日に完成した[6][4]。1989年(平成元年)4月には、上流側に新しい幅員2.3mの歩道が新設され[1]、同年5月2日には、1988年(昭和63年)9月から約5,300万円かけて進められた補修工事が完了した。全体が緑色で統一され、欄干部分には井田川に吹く風をイメージしたパネル110枚と橋名の由来を記したパネル1枚が貼り付けられた[7]。
1993年(平成5年)4月、県道八尾小杉線が国道472号へ昇格したことに伴い、同橋は国道472号の橋となった[1]。
2012年(平成24年)の定期点検で、橋梁に多数のひび割れや鉄筋の腐食、橋脚の劣化が確認され、県管理の811橋(15m以上、2014年当時)の中では最も老朽化が顕著で架け替えが必要と判断された[8]。2014年(平成26年)に架け替え工事に着手[2]、約200m下流に坂のまち大橋があるため仮橋を設けずに工事を行い[8]、2019年(令和元年)8月17日に開通した。総事業費は約15億円[2]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f 『北日本新聞』2014年9月15日付8面『とやまの橋33 十三石橋』(富山市八尾町下新町 - 福島)
- ^ a b c d e 『北日本新聞』2019年8月18日付20面『十三石橋開通祝う 架け替え渡り初め』より。
- ^ 『続八尾町史』(1973年10月30日、八尾町役場発行)1105頁。
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 16 富山県』(1979年10月8日、角川書店発行)430ページ
- ^ 『富山市史 編年史<下巻>』(2015年3月20日、富山市発行)456頁。
- ^ 『富山市史 編年史<下巻>』(2015年3月20日、富山市発行)457 - 458頁。
- ^ 『富山市史 編年史<下巻>』(2015年3月20日、富山市発行)462頁。
- ^ a b 『北日本新聞』2014年10月3日付3面『十三石橋(八尾)架け替え 老朽化顕著 風の盆観光 大勢が利用』より。