北海の暴れん坊
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「北海の暴れん坊」 | ||||
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橋幸夫 の シングル | ||||
初出アルバム『橋幸夫傑作集第4集(LV-249)』 | ||||
B面 |
伊太郎笠 (尾花みさお) | |||
リリース | ||||
ジャンル | 歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | ビクター(VS-605) | |||
作詞・作曲 |
佐伯孝夫(作詞) 吉田正(作曲) | |||
橋幸夫 シングル 年表 | ||||
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『北海の暴れん坊』は、1961年11月30日に ビクターより発売された橋幸夫の15枚目のシングルである(VS-605)[1]。
概要
[編集]- 作詞は佐伯孝夫、作曲は吉田正で、橋の両恩師による楽曲である。
- 橋のシングル第3作『おけさ唄えば』では「佐渡おけさ」を、第5作『木曽ぶし三度笠』では「木曽節」の民謡が挿入されてヒットを記録し、この手法は広く民謡ファンにも支持されたとしている[2]。またこの頃、橋は「しきりに民謡を歌いたがっていた」[3]こともあり、三たび民謡の「ソーラン節」を取り込んだ本楽曲が制作された。
- 楽曲は、「北海道を舞台にイキのいい漁夫たちの生活」をとりあげたもので、橋は「有名なソーラン節を巧みにアレンジして、いかにも勇壮な、威勢のいい曲」[3]としている。
- 橋は、ステージで、ハチマキを結び太鼓を叩き、本楽曲を歌唱している。
- この時期の橋の楽曲は全て吉田正の作曲で、編曲も吉田自身がおこなってきたが、本楽曲の編曲は同じビクターの小沢直与志が担当している。なお小沢はこの後、橋のオリジナルアルバム『橋幸夫・民謡をうたう』([1964年12月リリース)で編曲を担当している。
- c/w曲の『伊太郎笠』も佐伯、吉田の制作による楽曲で、歌唱は尾花みさおである。ビクターが「女橋幸夫を意識して......結構力が入って注目されたが、残念ながら大きな結果にはならなかった」としている。[4]。
収録曲
[編集]収録アルバム
[編集]- LP盤のみで近年のCDでのベスト盤への収録はない。45周年記念アルバムに収録されている。
- LP『橋幸夫傑作集第4集』(1962年、LV-249)
- LP『橋幸夫オールヒットメロディー第2集』(1962年、JV-5025)
- CD『歌の架け橋~橋幸夫45周年記念』(2005年)VICL-61843~5
- CD-BOXでの収録は以下のとおり。
- 『橋幸夫大全集』1993/9 Disc1
- 『橋幸夫のすべて』2011/2 Disc3