北村又左衛門 (1873年生の林業家)
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北村 又左衛門(きたむら またざえもん、1873年(明治6年)12月25日[1] - 没年不明)は、日本の林業家・資産家[2]、奈良県多額納税者[3][4][5][6]、奈良県の大地主[6][7]。北村林業取締役[5]。族籍は奈良県平民[6][7][8][9]。
人物
[編集]奈良県吉野郡上市町(現・吉野町)出身。北村又作郎の長男[6][8][9]。1876年[3]、家督を相続する[8][9]。祖業を継ぎ農業[6][7]、植林業を営み傍ら会社重役である[5]。
貴族院多額納税者議員選挙の互選資格を有する[1]。社会の信望が甚だ高い[3]。謡曲を嗜む[5]。住所は奈良県吉野郡上市町[8]。
家族・親族
[編集]- 北村家
- 父・又作郎[8][9]
- 母・タケ(1854年 - ?、祖父又右衛門の長女)[8]
- 妻・キク(1875年 - ?、和歌山、木下伊平の妹)[6]
- 長男・又左衛門(1902年 - 1985年、前名・太郎[5][10]、北村林業会長、衆議院議員)
- 二男・謹次郎[9](1904年 - 1991年、北村林業取締役、北村美術館を運営する北村文華財団の理事長)[10]
- 三男・勝三郎(1906年 - ?、北村林業監査役)[9][10]
- 親戚
脚注
[編集]- ^ a b 『貴族院多額納税者名鑑』213頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年2月4日閲覧。
- ^ 『全国五十万円以上資産家表 時事新報社第三回調査』8頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年2月4日閲覧。
- ^ a b c 『大正人名辞典』1283頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年2月4日閲覧。
- ^ 『日本紳士録 第31版』付録 全国多額納税者 奈良県29頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年2月4日閲覧。
- ^ a b c d e f 『人事興信録 第8版』キ73頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年2月4日閲覧。
- ^ a b c d e f 『人事興信録 第5版』き39頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年2月4日閲覧。
- ^ a b c d 『人事興信録 第4版』き31頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年2月5日閲覧。
- ^ a b c d e f 『人事興信録 第7版』き46 - 47頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年2月4日閲覧。
- ^ a b c d e f 『人事興信録 第6版』き38頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年2月4日閲覧。
- ^ a b c 北村家(北村謹次郎・北村又左衛門の家系図) 2024年4月閲覧
参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。
- 『全国五十万円以上資産家表 時事新報社第三回調査』時事新報社、1916年。
- 東洋新報社編『大正人名辞典』東洋新報社、1917年。
- 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所、1918年。
- 人事興信所編『人事興信録 第6版』人事興信所、1921年。
- 人事興信所編『人事興信録 第7版』人事興信所、1925年。
- 織田正誠編『貴族院多額納税者名鑑』太洋堂出版部、1926年。
- 交詢社編『日本紳士録 第31版』交詢社、1927年。
- 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
外部リンク
[編集]- 北村家(北村謹次郎・北村又左衛門の家系図) 2024年4月閲覧