北山駅 (京都府)
北山駅 | |
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1番出入口(2009年5月) | |
きたやま Kitayama | |
◄K02 松ヶ崎 (1.0 km) (1.2 km) 北大路 K04► | |
所在地 | 京都市北区上賀茂岩ケ垣内町 |
駅番号 | K03 |
所属事業者 | 京都市交通局(京都市営地下鉄) |
所属路線 | 烏丸線 |
キロ程 | 2.6 km(国際会館起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
13,485人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1990年(平成2年)10月24日 |
北山駅(きたやまえき)は、京都府京都市北区上賀茂岩ケ垣内町にある、京都市営地下鉄烏丸線の駅。駅番号はK03。
歴史
[編集]- 1990年(平成2年)10月24日:京都市営地下鉄烏丸線が北大路駅から当駅まで延伸開通し開業する[1]。当時は起点駅であった。
- 1997年(平成9年)6月3日:京都市営地下鉄烏丸線が当駅から国際会館駅まで延伸され、中間駅となる[1]。
- 2007年(平成19年)4月1日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能となる[1]。
駅構造
[編集]駅は北山通の下にあり、地下1階が改札口1箇所のあるコンコース階、地下2階が島式ホーム1面2線の地下駅である[2]。地下1階と地下2階はエレベーターとエスカレーターそれぞれ1機と階段2箇所でつながれている[2]。1番と2番の出入口が東側(松ヶ崎側)にあり、1番出入口が北山通南側歩道上に、2番出入口が北山通北側歩道上にでられる[2]。3番と4番の出入口は西側(北大路側)にあり、3番出入口からは北山通南側歩道上に、4番出入口からは北山通北側歩道上にアクセスできる[2]。3番出入口にはエレベーターがあり、京都市が運営する駐輪場が併設されている[2][3]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 烏丸線 | 下り | 四条・京都・竹田・近鉄奈良方面[2] |
2 | 上り | 国際会館行き[2] |
※方面表記は、京都市交通局がウエブサイトで使用しているものを示している[2]。
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2番出入口(2014年8月)
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3番出入口(2014年7月)
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4番出入口(2014年7月)
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改札外のコンコース(2014年7月)
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改札口(2014年7月)
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改札内のコンコース(2014年7月)
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ホーム(2014年7月)
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駅名標(2014年7月)
(2010年4月ごろから広告が副標として掲出されている[4])
利用状況
[編集]2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は13,485人である[5]。
各年度の1日平均乗降・乗車人員は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
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1998年(平成10年) | 5,990 | [6] | |
1999年(平成11年) | 12,059 | 5,994 | [7] |
2000年(平成12年) | 12,130 | 6,046 | [8] |
2001年(平成13年) | 12,418 | 6,186 | [9] |
2002年(平成14年) | 12,376 | 6,176 | [10] |
2003年(平成15年) | 12,669 | 6,323 | [11] |
2004年(平成16年) | 12,695 | 6,328 | [11] |
2005年(平成17年) | 12,838 | 6,403 | [11] |
2006年(平成18年) | 12,896 | 6,431 | [11] |
2007年(平成19年) | 13,073 | 6,516 | [11] |
2008年(平成20年) | 13,109 | 6,543 | [11] |
2009年(平成21年) | 12,900 | 6,427 | [12] |
2010年(平成22年) | 12,820 | 6,393 | [12] |
2011年(平成23年) | 12,589 | 6,278 | [12] |
2012年(平成24年) | 13,063 | 6,514 | [12] |
2013年(平成25年) | 13,310 | 6,638 | [12] |
2014年(平成26年) | 13,705 | 6,834 | [13] |
2015年(平成27年) | 13,916 | 6,941 | [13] |
2016年(平成28年) | 14,083 | 7,024 | [14] |
2017年(平成29年) | 14,482 | 7,223 | [15] |
2018年(平成30年) | 14,544 | 7,255 | [16] |
2019年(令和元年) | 14,639 | 7,301 | [17] |
2020年(令和 | 2年)10,046 | 5,049 | [18] |
2021年(令和 | 3年)11,815 | 5,941 | [5] |
2022年(令和 | 4年)13,485 | 6,702 | [5] |
駅周辺
[編集]1970年代以前は現在の北山通の南側は下鴨一帯からの住宅の外れであって植物園の森が茂り、北側は田園地帯だった。今では北側は住宅や商店、小規模事業所が並ぶ。この地域は新しい建物が多い。1980年代後半から1990年代にかけて、駅近辺の北山通沿いに、多くのブティックや雑貨屋、カフェ、洋菓子屋などが進出し、お洒落な街のイメージをもたらした。しかしバブル崩壊により急激な開発は収まり、BEAMS、ベネトンなどは撤退したが、イノブン(雑貨店)[19]やマールブランシュ[20]などのいくつかのカフェなどがイメージメーカーとして存在しており、一定の人気を保っている。エフエム京都も開局から2006年まではここに本社があった。
上賀茂神社の最寄りの鉄道駅で徒歩15分ほど[21]。一方で「北山山荘」の異名があった金閣寺とは4キロほど離れているため注意を要する。
バス路線
[編集]最寄りバス停は、駅東寄りの北山駅前(京都市営バス・京都バス)である。かつての停留所名は前萩町で、北山駅前は一つ西のバス停(現在の植物園北門前)だったが、京都市営バスは1997年10月12日[22]、京都バスは2017年3月18日[23]のダイヤ改正時に前萩町は北山駅前、北山駅前は植物園北門前にそれぞれ改称した。
- 京都市営バス(北山駅前)
- 京都バス(北山駅前)
- 京都バス(植物園北門前)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 4号 京福電気鉄道・叡山電鉄・嵯峨野観光鉄道・京都市交通局、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年4月3日、22-23頁。
- ^ a b c d e f g h “北山駅 構内図”. 京都市交通局. 2014年7月27日閲覧。
- ^ “駐車場のご案内:自転車”. 京都市都市整備公社. 2014年8月9日閲覧。
- ^ “平成22年度 交通局運営方針” (pdf). 京都市交通局. p. 16 (2010年6月9日). 2013年9月18日閲覧。
- ^ a b c 『京都市交通事業白書(事業概要)』III 高速鉄道事業(地下鉄) 駅別1日平均乗降人員の推移
- ^ 京都市交通事業白書 平成10年度版 - 33ページ
- ^ 京都市交通事業白書 平成11年度版 - 29ページ
- ^ 京都市交通事業白書 平成12年度版 - 31ページ
- ^ 京都市交通事業白書 平成13年度版 - 31ページ
- ^ 京都市交通事業白書 平成14年度版 - 33ページ
- ^ a b c d e f “京都市交通事業白書 平成20年度版”. 京都市. p. 65. 2014年7月27日閲覧。
- ^ a b c d e “京都市交通事業白書 平成25年度版” (pdf). 京都市. p. 94. 2014年12月15日閲覧。
- ^ a b “事業の概要”. 京都市交通局. 2017年1月18日閲覧。
- ^ 京都市交通事業白書 平成28年度版 (PDF) - 56ページ
- ^ 京都市交通事業白書 平成29年度版 (PDF) - 56ページ
- ^ 京都市交通事業白書 平成30年度版 (PDF) - 52ページ
- ^ 京都市交通事業白書 令和元年度版 (PDF) - 53ページ
- ^ 京都市交通事業白書 令和2年度版 (PDF) - 51ページ
- ^ “会社概要”. 株式会社イノブン. 2014年7月27日閲覧。
- ^ “北山本店について”. 株式会社ロマンライフ. 2014年7月27日閲覧。
- ^ 賀茂別雷神社(上賀茂神社)/アクセス
- ^ “市バス停留所の名称変更について”. 京都市 (1997年10月12日). 2000年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2000年5月23日閲覧。
- ^ “平成29年3月18日(土) ダイヤ改定実施のお知らせ”. 京都バス (2017年3月11日). 2017年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月11日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 京都市営地下鉄烏丸線北山駅 - 京都市交通局