北原隆 (外交官)
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北原 隆(きたはら たかし、1951年(昭和26年)11月20日 - )は、日本の外交官。三井物産の会社員を経て、2013年(平成25年)9月11日からセネガル兼ガンビア兼ギニアビサウ駐箚特命全権大使。
人物
[編集]- 東京都出身。父親の北原秀雄(1914-1986[1])は日比谷高校、東京大学政治学科出身のフレンチスクール(フランス語研修組)のキャリア外交官で、外務省入省後リヨン大学に留学し[2]、ベトナム大使、ジュネーブ大使を経て、1975年から1979年まで駐フランス大使を務め、退官後、フランス系製薬会社の日本ルセル社長、モエ・ヘネシー・ジャポン社長、西武百貨店文化事業担当顧問などを務めた[3]。
- 父親のフランス在勤に伴い、1963年前後はパリに在住していた[4]。
経歴
[編集]- 1974年(昭和49年)慶應義塾大学法学部を卒業し、三井物産に入社した。
- 1974年(昭和49年) 4月 製鋼原料部
- 1977年(昭和52年) 12月 欧州三井物産(パリ駐在)
- 1983年(昭和58年) 11月 製鋼原料部
- 1988年(昭和63年) 2月 宇宙航空部
- 1994年(平成6年)6月 秘書室
- 1997年(平成5年)8月 宇宙航空部
- 1998年(平成10年)10月 宇宙航空機部主席
- 2001年(平成13年)3月 フランス三井物産社長 (パリ駐在)
- 2004年(平成16年)4月 秘書室長
- 2008年(平成20年)4月 理事、欧州・中東・アフリカ副本部長(ロンドン駐在)
- 2011年(平成23年)4月 理事、欧州・中東・アフリカ本部長補佐(ロンドン駐在)
- 2013年(平成25年)9月 セネガル駐箚特命全権大使(兼ガンビア兼ギニアビサウ)[5][6]
民間から同様に津田慎悟(丸紅)がカタール大使に、西岡周一郎(三菱商事)がマラウイ大使に起用された。
脚注
[編集]- ^ 『日本・欧米間、戦時下の旅: 第二次世界大戦下、日本人往来の記録』泉孝英、淡交社、2005、p381
- ^ 『海の昭和史: 有吉義弥がみた海運日本』秋田博、日本経済新聞出版社, 2004、p85
- ^ 『朝日新聞記事総覧: 昭和戦後編』日本図書センター, 1985、p27
- ^ http://www.ccijf.asso.fr/ja/congratulatory/congratulatory-2/1777-congratulatory2-8
- ^ 在セネガル日本国大使館 大使略歴 ”. 在セネガル日本国大使館. 2014年4月6日閲覧。 “
- ^ OECD大使に児玉氏を起用 民間から3大使 北原 隆氏(きたはら・たかし=セネガル兼ガンビア兼ギニアビサウ大使) ”. 日本経済新聞 NIKKEI.NET (2013年9月11日). 2014年4月6日閲覧。 “
- ^ https://www.takumi-artdujapon.jp/profile.html
外部リンク
[編集]- 大使挨拶(在セネガル日本国大使館ホームページ)