加賀温泉郷
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(加賀温泉から転送)
加賀温泉郷(かがおんせんきょう)は、石川県の加賀市と小松市にある温泉の総称(温泉郷)。
概要
[編集]主に小松市の粟津温泉、加賀市の片山津温泉、山代温泉、山中温泉の4つの温泉を表す名称として使われることが多く、「加賀四湯」とも呼ばれている。
湯快リゾートが山代温泉で廃業したホテル「花月荘」を取得し、同社の1号店「彩朝楽」として2004年8月にオープン[1]。2008年には大江戸温泉物語が片山津温泉の「ホテルながやま」を買収・再生するなど[2]、廃業等の宿泊施設を買収して再生させる「格安ホテルチェーン」の進出が著しい。
温泉地
[編集]イベント・PR活動
[編集]- 菖蒲湯祭り
- こいこい祭り(山中温泉)
- 加賀四湯博 - 2008年より開催[3]。2018年には加賀楓(当時モーニング娘。に在籍)を加賀温泉郷観光大使に任命、PRポスターやパンフレットに起用している[4]。
- レディー・カガ(Lady Kaga) - 加賀温泉郷をPRするユニットとして2011年10月10日誕生。「レディー・カガ」という名称は、「おもてなしの心を持った加賀の女」をイメージしたという[5]。2017年には、加賀温泉駅に北陸新幹線を停車させるための「新幹線誘致プロジェクト“東京2023加賀”」により制作されたWeb動画「加賀市新幹線対策室Season1」にも出演している[6]。
- 加賀温泉郷フェス - 2012年より開催されている音楽フェスティバル。2015年までは柴山潟湖畔公園で開催されていたが、2016年以降、山代温泉の旅館・瑠璃光で開催されている[7]。
加賀温泉郷を舞台にした映像作品
[編集]- 温泉あんま芸者(1968年、東映)- 石井輝男監督による東映ポルノで"東映温泉芸者シリーズ"第一弾。粟津温泉が舞台。
- 温泉こんにゃく芸者 (1970年、東映) - 中島貞夫監督の"東映温泉芸者シリーズ"作品。片山津温泉が舞台。
- こおろぎ橋(1978年(昭和53年)、TBS系テレビ小説)- 女優樋口可南子のデビュー作で当時江沼郡山中町菅谷町に居住していた佐々木守の脚本。山中温泉が舞台。
- おあねえさん(1981年、東海テレビ)- 花登筺原作。片山津温泉が舞台。
- はるちゃんシリーズ(第1〜第3シリーズおよび第4シリーズの途中)- 1996年(平成8年)から2000年(平成12年)までフジテレビ系(東海テレビ製作)で放送の昼ドラマ。山中温泉が舞台。
- レディ加賀 - 2024年2月公開の映画。雑賀俊朗監督作品。主演小芝風花[8]。
出典
[編集]- ^ 会社概要(湯快リゾート) - ウェイバックマシン(2024年4月16日アーカイブ分)
- ^ “大江戸温泉物語 加賀市の名門ホテルをリニューアル”. 週刊不動産経営. (2008年2月18日) 2024年11月25日閲覧。
- ^ “女将らが「加賀四湯博」「能登ふるさと博」PR”. 観光経済新聞 (2008年7月19日). 2019年6月25日閲覧。
- ^ “「加賀四湯博」、加賀楓さん前面にPR”. 毎日新聞. (2019年5月29日) 2019年6月25日閲覧。
- ^ “石川県に「レディー・カガ」現る……って何者!?”. ねとらぼ (2011年11月14日). 2024年1月16日閲覧。
- ^ “「どんな手を使っても北陸新幹線を停める!」新駅誘致めぐる加賀市のアツい動画がクセになる”. FNN PRIME (2018年8月30日). 2019年6月25日閲覧。
- ^ “ソウルセット・渡辺俊美と〈加賀温泉郷フェス〉主宰・萬谷浩幸に訊く、〈真の温泉フェス〉に漕ぎ着けたユルくて熱い情熱”. Mikiki (2016年7月13日). 2019年6月22日閲覧。
- ^ “小芝風花主演/石川県を舞台にした映画「レディ加賀」のティザービジュアル初解禁!株式会社フェローズが製作委員会に参画。”. valuepress (2022年11月7日). 2022年11月7日閲覧。