加藤尚宏
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加藤 尚宏(かとう なおひろ、1935年 - )は、日本のフランス文学者、翻訳家。早稲田大学名誉教授。
東京生まれ。早稲田大学仏文科卒、同大学院博士課程中退。早稲田大学文学部助教授、教授、2006年定年退任、名誉教授。オノレ・ド・バルザックが専門。
著書
[編集]- 『バルザック 生命と愛の葛藤』(せりか書房) 2005.11
翻訳
[編集]- 『バルザック論』(アラン、岩瀬孝共訳、冬樹社) 1968
- 『村の司祭』(バルザック、東京創元社、バルザック全集21) 1975
- 『SAS / ケネディ秘密文書』(ジェラール・ド・ヴィリエ、創元推理文庫) 1980.4 - プリンス・マルコ・シリーズ
- 『死体銀行』(カトリーヌ・アルレー、創元推理文庫) 1981.6
- 『空想交響曲 幻想文学者の音楽ノート』(マルセル・シュネデール、東京創元社) 1986.2
- 『黒い玉 十四の不気味な物語』(トーマス・オーウェン、東京創元社) 1993、のち創元推理文庫 2006
- 『青い蛇 十六の不気味な物語』(トーマス・オーウェン、東京創元社) 1994、のち創元推理文庫 2007
- 『呪われた子 他』(バルザック、私市保彦,芳川泰久,澤田肇,片桐祐,奥田恭士共訳、水声社、バルザック幻想・怪奇小説選集3) 2007.7
- 『ユルシュール・ミルエ』(バルザック、水声社、バルザック幻想・怪奇小説選集4) 2007.6
- 『ガンバラ 他』(バルザック、私市保彦,博多かおる,大下祥枝共訳、水声社、バルザック芸術・狂気小説選集2(音楽と狂気篇) ) 2010.8.
- 『田舎のミューズ 他』(芳川泰久共訳、水声社、バルザック芸術・狂気小説選集3(文学と狂気篇)) 2010.10.
- 『神秘の書』(バルザック、私市保彦,芳川泰久,大須賀沙織共訳、水声社) 2013
- 「バルザック愛の葛藤・夢魔小説選集」全5巻(バルザック、水声社)
- 1)『偽りの愛人』(私市保彦,澤田肇,博多かおる共訳) 2015
- 2)『二人の若妻の手記』(芳川泰久共訳) 2016
- 3)『マラーナの女たち』(私市保彦,大下祥枝,奥田恭士,東辰之介共訳) 2016
- ※第4巻『老嬢』は私市保彦,片桐祐共訳、第5巻『三十女』は芳川泰久訳