加茂美人の湯
加茂七谷温泉 美人の湯 | |
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温泉情報 | |
所在地 | 新潟県加茂市大字宮寄上13番地1[1] |
交通 | 加茂駅から無料シャトルバスあり |
泉質 | 含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物強塩温泉[1] |
pH | 6.7[2] |
外部リンク | 加茂七谷温泉 美人の湯 |
加茂七谷温泉 美人の湯(かもななたにおんせん びじんのゆ)は、新潟県加茂市にある日帰り温泉施設。
概要
[編集]1998年(平成10年)に温泉湧出に成功したことを受けて市が建設し、2002年(平成14年)11月に営業開始した日帰り温泉施設である[3]。
施設はRC造一部鉄骨造2階建てで、館内は打放しコンクリートとサクラの床材、全館床暖房、粟ヶ岳を望むガラス張りの大広間が特徴である[3]。設計は市出身の建築家、川崎清[4]。
2018年(平成30年)には累計入館者が200万人に達する[5]など多くの集客を得ている一方、源泉の清掃コストなどが嵩んで[6]収支は芳しくなく、2019年(令和元年)に市長に就任した藤田明美は、年間約1億円の赤字が出ている当施設について改革を行う方針を打ち出した[7]。2020年(令和2年)には新型コロナウイルス感染症の流行の影響により、長期休館ののち週末のみの営業形態となった[8]。
その後2021年度からは指定管理者による運営体制となって大幅なリニューアルのうえオープンとなった[9][10]。この際に名称が「加茂市市民福祉交流センター 加茂美人の湯」[11]から現名称に変更となった。
交通
[編集]加茂市街から加茂川に沿って東側の山間部、新潟県道244号宮寄上加茂線沿いに位置する。
加茂市営市民バス(かもんバス) 七谷線[12]が当施設を経由しており、バスでの来館者には帰りの無料乗車券が配布される[13]。
美人の湯シャトルバス(運行終了)
[編集]2021年のリニューアル前までは市役所・加茂駅方面からの無料シャトルバスが運行されていた[14][15]。この無料シャトルバスは当施設利用者のほか、七谷コミュニティセンターの利用者も乗車可能であった[14][16]。2019年10月からは買い物の便を図るため、市街地の加茂駅~五番町・栄橋でも、温泉利用者以外の無料乗降が可能となっていた[17]。
脚注
[編集]- ^ a b “お風呂”. 加茂七谷温泉 美人の湯. 2021年7月12日閲覧。
- ^ “加茂美人の湯がオープン、初日は700人が入館”. ケンオー・ドットコム. (2002年11月25日)
- ^ a b “「加茂美人の湯」が24日オープン”. ケンオー・ドットコム. (2002年11月15日)
- ^ 「加茂 美人の湯 オープン」(PDF)『広報かも』第558号、加茂市、2002年12月、1-4頁。
- ^ “加茂美人の湯 来館200万人、記念品贈呈”. 毎日新聞. (2018年1月28日)
- ^ “「市長との座談会」 市民の皆様からの質問や意見交換などの要約”. 加茂市. 2020年7月24日閲覧。
- ^ “市長就任から1カ月で藤田加茂市長が初めての記者会見”. ケンオー・ドットコム. (2019年6月10日)
- ^ “加茂美人の湯、来月1日再開 週末限定 在り方引き続き検討”. 新潟日報. (2020年7月19日). オリジナルの2020年7月23日時点におけるアーカイブ。
- ^ “新潟県加茂市の藤田明美市長が定例会見、「加茂 美人の湯」の管理者が決定”. にいがた経済新聞. (2020年12月2日)
- ^ “「小京都」演出 4月1日オープン 加茂市日帰り温泉・美人の湯リニューアル”. 新潟日報. (2021年3月31日)
- ^ 加茂市市民福祉交流センター 加茂美人の湯(アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ “加茂市公共交通時刻表”. 加茂市
- ^ “美人の湯をご利用の際のバス運賃について”. 加茂市. 2021年時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月12日閲覧。
- ^ a b 加茂美人の湯無料シャトルバス時刻表 平成19年8月1日改正(アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 「美人の湯シャトルバス運行地域拡大」(PDF)『広報かも』第612号、加茂市、2007年6月、7-9頁。
- ^ 「加茂美人の湯(温泉施設)がオープンします」(PDF)『広報かも』第557号、加茂市、2002年11月、1-6頁。
- ^ 「美人の湯シャトルバス 加茂駅前~五番町など乗降自由に」(PDF)『広報かも』第760号、加茂市、2019年10月15日、7頁。