劇団シアター・ウィークエンド
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劇団シアター・ウィークエンド(げきだんシアター・ウィークエンド)とは、松本喜臣が主宰する日本の劇団。
主な上演作品に、「にっぽん音吉物語」、「流・流」、「貞奴」などがある。拠点劇場は「スタジオ・座・ウィークエンド」。お笑いで有名な「中野twl」は系列のスタジオ。
来歴
[編集]1988年に劇団創立15周年を迎え、小劇場としては画期的な1カ月長期公演「漂浪」(東田麻希:作、松本喜臣:演出)を成功させた。そして同年に、松本喜臣が「第10回都市文化奨励賞」を受賞。
1989年10月には、文化庁芸術祭主催公演「地域劇団東京演劇祭」に参加。さらには1993年には、20年間の活動が認められ、名古屋市芸術賞奨励賞を受賞。
地元名古屋を中心にした活動ではあるが、知多郡出身の山本音吉を主役にした「にっぽん音吉物語」でシンガポール公演、アメリカ(ベルヴュー市)公演、イギリス(ロンドン、バンガー市)公演も実現させている。
2013年に劇団創立四十年を迎えた。
所属俳優
[編集]- 松本喜臣(主宰)
- 後藤明日香
- 中村真弓
- 岩田浩明
- 黒河内彩
- 三輪和泉
- 堀部幸隆
- 富田裕子
- 石原渉
- 中野由佳子
- 川辺早紀子
- 松岡和貴
- 山岸憲
かつて所属していた俳優
[編集]- 小山茉美
- 水間邦子
主な公演
[編集]- 『にっぽん音吉物語』作:東田麻希(2001年5月 / ロンドン:ブルームズベリー劇場、ウェールズ:グイニド劇場)
- 喜劇『霊験』(2002年5月 / 名古屋能楽堂)
- 『貞奴☆風よ吹け!雪よ舞え!』作:東田麻希(2006年4月、愛知県芸術劇場小ホール)
- 『Fuckin' Col!!5』(2006年12月 / スタジオ・座・ウィークエンド)
- 『音吉故郷へ帰る』作:東田麻希(2007年5月 / ちくさ座)
- 『楽屋』作:清水邦夫(2007年9月 / スタジオ・座・ウィークエンド)
- 『ラ・ヴィータ』(2007年12月 / スタジオ・座・ウィークエンド)
- 『Az』(2008年5月 / スタジオ・座・ウィークエンド)
- 『Global Drifter OTOKICHI』作:東田麻希(2008年9月 / The Mamiya Theatre)
- 『マッチ売りの少女』作:別役実(2008年12月 / スタジオ・座・ウィークエンド)
- 『やわらかい服を着て』作:永井愛(2009年9月 / スタジオ・座・ウィークエンド)
- 『恋愛戯曲』作:鴻上尚史(2010年1月、2月 / スタジオ・座・ウィークエンド)
- 『熱海殺人事件』作:つかこうへい(2010年3月、4月 / スタジオ・座・ウィークエンド)
- 『闇の墓場』作:松本喜臣(2010年5月、6月 / スタジオ・座・ウィークエンド)
- 『ちゃんとした道』作:小川未玲(2010年7月、8月 / スタジオ・座・ウィークエンド)
- 『結婚申し込み/創立記念祭』作:アントン・チェーホフ(2010年9月 / スタジオ・座・ウィークエンド)
- 『メニー・クリスマス』作:後藤明日香(2010年11月、12月 / スタジオ・座・ウィークエンド)
- 『街 〜これやこの行も帰るも別れては知るも知らぬも、、、楽天地』作:東田麻希(2011年5月 / 愛知県芸術劇場小ホール)
- 『絢爛とか爛漫とか』作:飯島早苗(2011年7月 / スタジオ・座・ウィークエンド)
- 『歌わせたい男たち』作:永井愛(2011年9月 / スタジオ・座・ウィークエンド)
- 『幸せ最高ありがとうマジで!』作:本谷有希子(2012年8月 / スタジオ・座・ウィークエンド)
- 『明日元気になあれ!』作:東田麻希(2013年6月 /愛知県芸術劇場小ホール)
- 『くちづけ』作:宅間孝行(2014年5月 / スタジオ・座・ウィークエンド)
- 『ろくでなし』作:岩田浩明(2015年9月 / スタジオ・座・ウィークエンド、中野Studio twl)
- 『お勝手の姫』作:小川未玲(2016年9月 / スタジオ・座・ウィークエンド)
- 『海と日傘』作:松田正隆(2017年5月 / スタジオ・座・ウィークエンド、2017年6月 / 中野Studio twl)
- 『街の結婚相談所』作:岩田浩明(2022年1月 / スタジオ・座・ウィークエンド 動画配信)
外部リンク
[編集]- 劇団シアター・ウィークエンド公式HP - ウェイバックマシン(2012年11月27日アーカイブ分)