前田真二郎
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前田 真二郎(まえだ しんじろう、1969年 - )は、日本の映像作家。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授[1]。
経歴
[編集]大阪府生まれ。京都精華大学大学院 美術研究科修了。(株)イエローツーカンパニーを経て、1997年4月より岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー 講師。2014年4月より情報科学芸術大学院大学 教授。
90年代初頭より個人による映像作品を制作。実験映画、ドキュメンタリー、メディアアート[2]の分野を横断して、イメージフォーラムフェスティバル、山形国際ドキュメンタリー映画祭[3]、恵比寿映像祭等に出品。2005年より映像レーベル SOL CHORDの監修を務める。
受賞歴
[編集]- イメージフォーラム・フェスティバル1992 エクスペリメンタル・イマジネーション賞 (1992)[4]
- イメージフォーラム・フェスティバル1993 ビデオ・オリジナリティ賞 (1993)[4]
- 第16回 文化庁メディア芸術祭 アート部門 優秀賞(2012)SOL CHORD(前田真二郎 + 岡澤理奈)[5]
- 第17回 佐治敬三賞 三輪眞弘+前田真二郎 モノローグ・オペラ『新しい時代』(2018)[6]
- 第20回 佐治敬三賞 ぎふ未来音楽展2020『三輪眞弘祭 -清められた夜-』※映像監督(2021)
主な映像作品
[編集]- 日々 “hibi”AUG(2008-2022)[7]
- 7 blinks after a decade(2021)[8]
- BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW Omnibus 2011/2016/2021(2021)[9]
- BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW Omnibus 2011/2016(2017)
- 日々 “hibi”AUG[2008-2015]《天皇考》(2016)
- BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW Omnibus(2011)
- 星座 | constellation(企画・構成:松本俊夫『蟷螂の斧』 第1部 )(2009)
- Wedding 結縁(パヘンロ映像プロジェクト)(2007)
- 中也を想い、サンボする | IMAGINARY CHUYA(2006)
- 日々”hibi” 13 full moons(2005)
- オン(2000)
- 王様の子供(1998)
主な発表
[編集]2024年
[編集]2023年
[編集]- 山形国際ドキュメンタリー映画祭2023 インターナショナル コンペティション プログラム[12]
2022年
[編集]2021年
[編集]- 山形国際ドキュメンタリー映画祭 2021 日本プログラム[15]
- ぎふ未来音楽展2020 三輪眞弘祭 -清められた夜-(ライブ配信・映像監督) (サラマンカホール)[16]
- サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2020『日々《変容の対象》AUG 2009-2019』(愛知県芸術劇場 小ホール)[17][18]
脚注
[編集]- ^ 水野雄太 (2020年11月12日). “教員インタビュー:前田真二郎教授 | 情報科学芸術大学院大学 [IAMAS]”. 情報科学芸術大学院大学. 2021年5月11日閲覧。
- ^ 藤田 千彩 (2015年2月16日). “メディアアートって、何? [アート・美術展] All About”. All About. 2021年5月11日閲覧。
- ^ 奧山心一朗、鳥羽梨緒 (2017年10月9日). “YIDFF: インタビュー: 2017/『BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW Omnibus 2011/2016』前田真二郎 氏(企画)、大木裕之 監督、池田泰教 監督、崟利子 監督 インタビュー 不確定さという可能性”. 山形国際ドキュメンタリー映画祭. 2021年5月11日閲覧。
- ^ a b “イメージフォーラム・ダゲレオ出版/イメージフォーラムシネマテーク・イメージフォーラムフェスティバル”. イメージフォーラム・ダゲレオ出版 (2010年1月23日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “優秀賞 - BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW | 受賞作品 | アート部門 | 第16回 2012年 | 文化庁メディア芸術祭 歴代受賞作品”. 文化庁メディア芸術祭. 文化庁. 2021年7月18日閲覧。
- ^ “第17回(2017年度)佐治敬三賞は「三輪眞弘+前田真二郎 モノローグ・オペラ『新しい時代』」に決定 2018年3月30日 ニュースリリース サントリー”. サントリー (2018年3月30日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “YIDFF: 2023: インターナショナル・コンペティション”. www.yidff.jp. 2024年12月28日閲覧。
- ^ “BETWEEN YESTERDAY AND TOMORROW 2011-2021 | Movie : 7 blinks after a decade”. solchord.jp. 2024年12月28日閲覧。
- ^ “BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW Omnibus 2011/2016/2021 – YIDFF ONLINE!”. 2024年12月28日閲覧。
- ^ “Home | 「清流の国ぎふ」文化祭2024 DX時代のメディア表現──新しい日常から芸術を思考する”. www.iamas.ac.jp. 2024年12月28日閲覧。
- ^ “「DX 時代のメディア表現──新しい日常から芸術を思考する」が岐阜・大垣のIAMASで開催。「新しい日常」を問い直す”. 美術手帖 (2024年9月12日). 2024年12月28日閲覧。
- ^ “YIDFF: 2023: インターナショナル・コンペティション”. www.yidff.jp. 2024年12月28日閲覧。
- ^ 国立国際美術館. “第23回中之島映像劇場 「光の布置——前田真二郎レトロスペクティブ——」|国立国際美術館”. 国立国際美術館. 2024年12月28日閲覧。
- ^ gGmbH, Internationale Kurzfilmtage Oberhausen. “7 blinks after a decade” (英語). www.kurzfilmtage.de. 2024年12月28日閲覧。
- ^ “BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW Omnibus 2011/2016/2021 – YIDFF ONLINE!”. 2024年12月28日閲覧。
- ^ “ぎふ未来音楽展2020 三輪眞弘祭 - 清められた夜 - [ ライブ配信イベント / 19 September 2020 (Sat) 22:00 open ]”. www.iamas.ac.jp. 2024年12月28日閲覧。
- ^ “サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2020 | 自主事業 | 愛知県芸術劇場”. www-stage.aac.pref.aichi.jp. 2024年12月28日閲覧。
- ^ “舞台芸術の新たな表現に挑戦。「サウンドパフォーマンス・プラットフォーム 2020」が愛知県芸術劇場で上演”. 美術手帖 (2019年12月28日). 2024年12月28日閲覧。