前川俊一
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前川 俊一(まえかわ しゅんいち、1908年6月5日 - 1993年1月11日[1])は、日本の英文学者、九州大学名誉教授。
略歴
[編集]三重県南牟婁郡(現熊野市)生まれ。第三高等学校 (旧制)卒。1931年、京都帝国大学経済学部卒。1934年東京帝国大学文学部英文科卒。東京府女子師範学校教諭。1937年第二高等学校 (旧制)教授。1943年第三高等学校 (旧制)教授。1948年九州大学法文学部助教授。1953年 - 1955年英国出張。1957年教授。1961年 - 1967年評議員。1964年 - 1966年文学部長。1972年定年退官、名誉教授、金城学院大学教授。
著書
[編集]- 『若きワーヅワス 詩心の成長と遍歴』英宝社、1967
翻訳
[編集]- ヴィルヘルム・ディベーリウス『英国』川村泉共訳 日新書院、1943
- トマス・ヒューズ『トム・ブラウンの学校生活』新月社、1947 のち岩波文庫
- フィールディング『トム・ジョウンズ. 上』世界文学社、1949
- 『ワーズワース詩集』弥生書房、世界の詩 1966
- 『緑蔭抄 前川俊一訳詩集 シェイクスピアからイェイツまで』英宝社、1971
- 『ハーディ詩選・愛と人生』英宝社、1986
記念論集
[編集]- 『前川俊一教授還暦記念論文集』英宝社、1968
参考
[編集]- 前川俊一教授略歴・「文学研究」1973-03
脚注
[編集]- ^ 『著作権台帳』