利用者:Uraniwa/小過総覧
この文書は私論です。一部のウィキペディアンが助言や意見を記したものです。広く共有されている考え方もあれば、少数意見の見解もあります。内容の是非については慎重に検討してください。 |
約物
[編集]括弧の入れ子
[編集]Wikipedia:表記ガイド#括弧の入れ子
[(〈括弧の入れ子〉)]。人物記事の導入部の生没年表記などで、西暦と和暦を併記するために丸括弧を二重に使っているのを見かけますが、中の括弧は〈〉にした方が読みやすいでしょう。
括弧の全半角
[編集]Wikipedia:表記ガイド#丸括弧・波括弧・角括弧
和文中の括弧は全角にします。つまり、日本語版の本文ではまず全角です。括弧の中身が全部半角の場合は括弧も半角にするというルールがかつてはありましたが、廃止されたようです。
ただし例外として、英文や数式の中では半角になります。
コンマ
[編集]Wikipedia:表記ガイド#読点
横書きとはいえ、ウィキペディアの和文中にコンマは入れないことになっています。読点を使いましょう。
全角空白
[編集]Wikipedia:表記ガイド#空白 = WP:SPACE
空白は半角を使います。全角空白でないと物足りないような箇所は、他の記号を挿入することを検討してください。ハイフンマイナス〔 - 〕、読点〔、〕、中黒〔・〕、コロン〔:〕などが選択肢です。文脈次第でうまく選びましょう。
波ダッシュ
[編集]Wikipedia:表記ガイド#波ダッシュ = WP:WAVEDASH
波ダッシュ〔〜〕は、実は使用を避けることになっています。半角ハイフンマイナス〔 - 〕や「から・まで」「より・まで」「ないし」などに修正するのが穏当です。半角ハイフンマイナスを使用する場合、左右に半角空白を挿入してください(WP:HYPHEN)。
ただし作品名など、固有名詞の一部である場合は別です。よく副題を示すために使われていますね。
不等号
[編集]Wikipedia:表記ガイド#括弧類 = WP:BRACKET
不等号〔 <>, <>, ≪≫ 〕を括弧として用いてはいけません。たしかに形は似ていますが。山括弧や二重山括弧〔〈〉, 《》〕を使った方が見た目も整います。
リンク
[編集]同一記事へのリンクの繰り返し
[編集]Wikipedia:記事どうしをつなぐ#リンクの冗長・繰返し = WP:REPEATLINK
同一記事へのリンクは、ひとつの記事につき……とまでは言わないが、ひとつの節(レベル2)につき最初の一箇所までにすると良いと思います。ただし大きな記事になると、それでは不十分になるケースもありやなしや。このあたりは個人の裁量に委ねられます。
見出し内リンク・脚注
[編集]Wikipedia:スタイルマニュアル/見出し#見出しの中でリンクはしない = WP:MSH#NOLINK
見出しの中には、リンクや脚注を挿入しないでください。どうしても挿入したいケースはあると思いますが、手を尽くして回避してください。
リンクについては、節の頭に{{See also}}を設置するという手があります。脚注に関しても、節の頭に
(この節の出典:[1])
- ^ 云々
と表記することができますが、ちょっと乱暴かもしれません。本当は節単位で一絡げにせず、本文中にいちいち丁寧に脚注を挿入するのが賢明でしょう。
連続した単語へのリンク
[編集]Wikipedia:記事どうしをつなぐ#連続した単語へのリンクは避ける = WP:BLUESEA
野球速報というリンクがある。「野球速報」という記事かと思ったら、[[野球]][[速報]]だった……。落胆するので避けましょう。
ただ、認められるべきケースも多いでしょう。例えば年月日で、2001年1月15日とすると「連続した単語へのリンク」が生じますが、他にどうしようもありません。また地名も、東京都千代田区永田町のような書き方はやむを得ません。
その他
[編集]漢字で書くべきでない語句
[編集]Wikipedia:表記ガイド#仮名書き
入力した文章はこまめに漢字に変換してしまいがちですが、ちょっと待ってください。仮名にひらくべきとされる語句には意外なものが含まれているかも知れません。接続詞や形式名詞には特に注意。
脚注の位置
[編集]Help:脚注#スタイルと用法
脚注は句点や読点の前に付けましょう。後には付けません。ただ英語版などでは、ピリオドやコンマの後に付けています。
強制改行
[編集]Help:ページの編集#段落・改行 / Wikipedia:スタイルマニュアル#段落
<br />
というタグを用いた改行は「強制改行」と呼ばれますが、表の中などを除き原則として使用すべきではありません。本文中にこれを挿入するのはやめましょう。改行したくなったら、一行あけて段落を変えてください。
単位
[編集]Wikipedia:表記ガイド#単位
単位は記号ではなく日本語で。たとえばmではなくメートルと表記します。ただ例外もあるので、上のリンクから確認してください。
地方旗
[編集]Wikipedia:アイコン#直接関連性のない地方旗を使わない
たとえば、ある人物が福井県出身だからといって、導入部に (福井県旗)を挿入するのはやりすぎだと思います。
おわりに
[編集]繰り返しますが、ここにあるミスの防止は最優先事項ではありません。ただ、頭の片隅に置いて努力しておくと、読者にとって記事が大いに読みやすくなると思います。この総覧が多少なりとも記事のスタイルの整頓に資するようなら幸甚に存じます。