利用者:Takada goro/オキナワアシナガメクラチビゴミムシ
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カドタメクラチビゴミムシ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Ryukyuaphaenops pulcherrimus Sugaya, Kakizoe, Ooki, Tamura & Sone, 2023 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オキナワアシナガメクラチビゴミムシ |
オキナワアシナガメクラチビゴミムシ(Ryukyuaphaenops pulcherrimus)はコウチュウ目(鞘翅目)オサムシ科リュウキュウアシナガメクラチビゴミムシ属に属する昆虫である。[1][2]。本部半島カルスト地域(沖縄本島)の洞窟から発見された個体により、2023年に新属新種として記載された[2]。
日本には、北海道から九州にかけて21属380種以上(亜種含む)のメクラチビゴミムシが知られていたが、琉球列島から発見されたメクラチビゴミムシは本種が初めてである[3]。
分子系統解析は行われていないものの[注 1]、形態的観察からは、地理的に琉球列島に近い九州と台湾に分布するチビゴミムシ科のどの属とも類似せず、むしろ中国湖北省の長江流域に分布するaphaenopsian 属に類似していることから、大陸由来の系統だと考えられている[1]。
形態
[編集]分布
[編集]生息環境
[編集]沖縄本島の本部半島カルスト地域において、外気との接触が少ない深い縦穴の底の極めて湿潤な箇所に限って生息している[3]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 現状では、日本を含め東アジアのメクラチビゴミムシ類全体の分子系統学的研究が未発達のため、オキナワアシナガメクラチビゴミムシの系統や詳しい分類学的位置は不明である。
出典
[編集]- ^ a b Sugaya, Kakizoe, Ooki, Tamura & Sone 2023
- ^ a b “【国立科学博物館】沖縄本島・本部半島カルスト地域から超洞窟性昆虫を発見し、新属新種として記載”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2023年12月12日). 2024年5月31日閲覧。
- ^ a b “環境指標生物 メクラチビゴミムシの新種を記載しました”. bioindicator.co.jp. 2024年5月31日閲覧。
参考文献
[編集]- Sugaya, Kazuki; Kakizoe, Showtaro; Ooka, Sohei; Tamura, Hisao; Sone, Shinzaburo (2023-12-11). “Discovery of a troglomorphic trechine beetle from the Ryukyu Archipelago, Southwestern Japan (Coleoptera: Carabidae: Trechinae)”. Acta Entomologica Musei Nationalis Pragae: 323–340. doi:10.37520/aemnp.2023.020 .