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利用者:Pseudoanas/sandbox Apis02

コミツバチ
Apis florea
コミツバチ(Apis florea)のワーカー(働き蜂)
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: ハチ目(膜翅目) Hymenoptera
亜目 : ハチ亜目(細腰亜目) Apocrita
上科 : ミツバチ上科 Apoidea
: ミツバチ科 Apidae
亜科 : ミツバチ亜科 Apinae
: ミツバチ族 Apini
: ミツバチ属 Apis
: コミツバチ A. florea
学名
Apis florea Fabricius1787
和名
コミツバチ
英名
dwarf honey bee

コミツバチ(ヒメミツバチとも表記される[1]学名: Apis florea Fabricius1787)は、ハチ目(膜翅目)ミツバチ科ミツバチ属に属する真社会性の昆虫で、主に西アジアから東南アジアに分布する。

ミツバチ属 (Apis ) のうちクロコミツバチ(Apis andreniformis Smith, 1858)とともに現生種中最も祖先的グループのコミツバチ亜属 (Micrapis ) に属する[2]。体の大きさや巣の大きさはミツバチ属中では小さいものである。高温、乾燥に強く他のミツバチ属が生息できない環境にも適応している。近代的な養蜂には使われず、巣ごと採集されて蜂蜜蜜蝋(蜂ろう)や蜂児(はちのこ)が利用される。

分布

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他のアジア起源のミツバチ属の種に比べ、ペルシャ湾岸等の西方に分布する[3]

スーダン及びジャワ島には、人為的に持ち込まれたものが定着し分布している。

外部形態の特徴

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肘脈指数(cubital index (a/b))

生態

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コミツバチの巣

営巣習性

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カースト

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コミュニケーション

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ワーカーが他の仲間に蜜源への方向と距離を知らせるダンスは、他のミツバチ属と異なり巣の最上部で行われる。

フェロモン

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セイヨウミツバチでは

警戒や仲間の認識に関するフェロモンについては、未だよくはわかっていない。

防衛行動

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病害虫

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脚注

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  1. ^ 「ヒメミツバチ」の用例には Leelamanit et al. (2003)、p.5 がある。
  2. ^ 高橋 (2006)、p.23
  3. ^ Ruttner (1988)、p.79

参考文献

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  • Leelamanit W., Boonyom R., Panyim S. ほか5名「PCR法を用いたミツバチの簡略な種判別法」『畜産草地研究所研究報告』第4号、農業技術研究機構畜産草地研究所、2003年、1-5頁、ISSN 13470825NAID 120004562200 
  • 松香光夫 著「II 熱帯およびアジアにおける養蜂」、農林水産省国際農林水産業研究センター編 編『アジアの昆虫資源:資源化と生産物の利用』農林統計協会、1998年、60-97頁。ISBN 4541023415 
  • Oldroyd, Benjamin P.; Wongsiri Siriwat (2006) (English). Asian Honey Bees: Biology, Conservation, and Human Interactions. Harvard University Press. p. 360. ISBN 978-0674021945 
  • Ruttner, Friedrich (1988) (English). Biogeography and Taxonomy of Honeybees. Springer. ISBN 978-3-642-72651-4  Softcover reprint of the original 1st ed. 1988版

外部リンク

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