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とりめし(記事化)
[編集]とりめし(鶏めし、鳥めし、鳥飯、とり飯)は、鶏肉と米(白飯または炊き込みご飯)で作る日本の料理。
概要
[編集]鶏肉と飯を使った料理のことである。郷土料理としている地域や駅弁として販売している駅が多く、地域や駅弁調製元により鶏肉の照り焼きを飯の上に載せたもの、鶏肉を細かく刻むかそぼろにして飯の上に載せたもの、米と鶏肉を一緒に炊き込んだもの、鶏肉を米の中に混ぜ込んだものなどがある。
飯の上に載せる場合、出汁、醤油、塩、酒、みりんなどで炊いた茶飯を使い、鶏肉とともに錦糸玉子(または玉子そぼろ)や海苔などを一緒に載せるものが多い。炊き込み・混ぜご飯の場合は鶏肉以外の具材も加える例もある。
北部九州では鶏肉のほかにゴボウ、油揚げ、にんじん、干ししいたけなどを細かく切って炊き込む「かしわめし」という郷土料理がある。「かしわ」とは北部九州の方言で鶏肉のことである。これにちなみ、九州地方を中心に「かしわめし」の名で販売されている駅弁がある。
大分県では鶏肉とゴボウを使った吉野鶏めしという郷土料理がある。
鶏めしの駅弁を販売している駅
[編集]( )内は調製業者。
※「かしわめし」として販売されている駅弁はかしわめし弁当を参照。
- 札幌駅 - 北海道知床とりめし(札幌駅立売商会)
- 野辺地駅 - とりめし・特製とりめし(ウェルネス伯養軒青森支店)
- 盛岡駅 - とりめし(日本レストランエンタプライズ)
- 一ノ関駅 - いわいとりめし(あべちう)
- 秋田駅 - 比内地鶏めし(関根屋)
- 大館駅・東能代駅 - 鶏めし(花善)
- 山形駅 - 鳥めし(森弁当部)
- 郡山駅 - 会津地鶏鶏めし・会津とりたまどん(福豆屋)
- 日出谷駅 - とりめし(朝陽館)
- 宇都宮駅 - とりめし(松廼屋)
- 高崎駅 - 鶏めし弁当(高崎弁当)
- 東京駅・上野駅・新宿駅・品川駅・大宮駅 - 鳥めし弁当(日本レストランエンタプライズ)
- 伊東駅 - とりめし弁当(祇園)
- 松本駅 - 地鶏めし(イイダヤ軒)
- 塩尻駅・岡谷駅・上諏訪駅 - とりめし(カワカミ)
- 名古屋駅 - 名代鶏めし(松浦商店)
- 高松駅 - とりめし弁当(高松駅弁)
- 博多駅 - 鶏めし弁当(ジェイアールサービスネット福岡)
- 新八代駅・八代駅 - 天草大王地鶏めし(みなみの風)
- 人吉駅 - とりめし(やまぐち)
- 出水駅・鹿児島中央駅 - さつま赤鶏めし(松栄軒)
関連項目
[編集]鶏肉と米を使うが鶏めしの調理法とは異なるもの