利用者:Mkhcan487/作業場
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バイオハザードシリーズの登場クリーチャーでは、ゲーム『バイオハザードシリーズ』に登場するクリーチャーについて、詳細に説明する。記載順序については、まず過去2作以上登場しているクリーチャーを解説し、その後1作しか登場していないクリーチャーを登場作品ごとに解説する。
複数の作品に登場するクリーチャー
[編集]ゾンビ
[編集]ケルベロス・ゾンビ犬
[編集]- 英:Cerberus・Zombie dog
概要
[編集]ケルベロスはアンブレラが開発したB.O.W.であり、ゾンビ犬は警察犬や軍用犬がT-ウイルスに感染してゾンビ(のよう)になったものである為、それぞれ別物である。シリーズ中に登場する犬種は全てドーベルマン。人間と違い俊敏性、耐久力は失われていない。
種類
[編集]- ケルベロス
- 初登場作品:『1』
- 軍用のドーベルマンにT-ウィルスを投与し、誕生したB.O.W.。コードナンバーは「MA-39」。非常に凶暴な性質で、犬の習性が残っているため群れをなして行動することが多い。安価かつ性能的に優れていることから、アンブレラ社でも研究を続けていた。
- ゾンビ犬
- 初登場作品:『2』
- ケルベロスとは違い、偶発的に生まれた個体で、主な感染ルートはT-ウィルスに汚染された食料を摂取したことによる。性質自体はケルベロスと殆ど同じである。ゲーム中に登場するゾンビ犬は、その大半がラクーン市警の警察犬であり訓練を施されていたため、T-ウィルス感染後もそれ以前と同等の"目標を捕捉する能力"を有していた。CODE:Veronicaに登場した個体はロックフォート島で飼育された軍用犬が感染したものである。
大グモ
[編集]- 英:Giant Spider
概要
[編集]T-ウィルスに感染し、巨大化した蜘蛛。熱帯雨林から砂漠、寒冷地にいたるまで世界中あらゆる地域に存在するほどの優れた環境適応能力を有している蜘蛛は、B.O.W.にふさわしい素体であるとして、アンブレラの研究素材となっていた[1]。
特徴・生態
[編集]既に完成された形態にある[1]ためか、外見にはほとんど変化がなく、ただその大きさだけが常軌を逸したものとなっている。生態は徘徊性であり、壁や天井を這い回り大きな顎で噛み付く等、積極的な捕食を行なう。毒性を備えているものもおり、口から強酸性の毒液を飛ばしての攻撃も行う。メスは腹部に大量の子グモを宿しており、親グモが息絶えると腹部が破裂し子グモが飛び出す。子グモは数が多く素早いが、踏み潰すだけで死ぬためそれほど脅威ではない。
種類
[編集]シリーズ中においての呼び名は様々で、1では「ウェブスピナー(日本語:糸を紡ぐ者)」。2、3、CODE:Veronicaでは従来のタランチュラタイプではなくコケ蜘蛛タイプを素体とする為に「大グモ」とされ、英名は「ブラックウィドー」。OUTBREAKシリーズでは「ジャイアントスパイダー」となっている。『CODE:Veronica』 には、他の作品より遥かに巨大な個体が出現し、その個体を「大クモ」と呼ぶ(他の作品と変わらないサイズの個体も存在するが、ここでは「中クモ」と呼ばれる)。
- ウェブスピナー(Web Spinner、糸を紡ぐ者/網の紡ぎ手)
- BIO1に登場する大クモはに「ウェブスピナー(糸を紡ぐ者/網の紡ぎ手)」という固有の名称がある(ただし、ウェブスピナーは進化の過程で網を張る能力が退化している)。この個体は実験により意図的に生み出されたB.O.W.である。攻撃力は低く、壁面や天井を自由に移動する機動力を生かした“ウィルスを拡散させる兵器”として注目、研究されていた。ウェブスピナーの胎内から出現する小クモは「ベビースパイダー」と呼ばれており、母胎の大きさに比べて数が少ない。また、廃棄処分されたウェブスピナーの生き残りが施設から逃げ出した後、突然変異を遂げウェブスピナーの数倍にも巨大化、網を張る能力が復活し、生命力、運動性能共に向上、毒の影響で体がどす黒く変色したことで研究員から「ブラックタイガー(Black Tiger)」と呼ばれるようになった個体が存在する。
- 大クモ/ジャイアントスパイダー
- 大クモ(ジャイアントスパイダー)と呼ばれるものには「元々B.O.W.用及び研究用に開発されていたもの」「生物災害でT-ウィルスに2次感染したもの」の2種類が存在する。B.O.W.や研究用として開発された個体は、非常に高い戦闘能力を有している。南極基地で見られた個体は、猛毒を持つ黒クモとなっている。これはアンブレラ支社に搬送される予定だった中クモの1体が、搬送用カプセルから逃げ、南極の厳しい環境に適応した進化形である。また体毛が無い。2次感染で大クモとなった個体は、自然界の蜘蛛がウィルスに感染したもので、凶暴化した他の生物に劣らないよう、本来持つ環境適応能力により急速に進化、大型化、毒性を強めただけである。
クロウ
[編集]- 英:Crow
- 初登場作品:『1』
概要
[編集]通称『カラス』。T-ウイルスに感染した死体を食べた事に依り二次感染したカラス。元々雑食であるカラスは、人間の死体以外にも昆虫、動植物なども食していたため、クロウは生物災害発生時の極めて早い段階から出現していた。
特徴・生態
[編集]クロウには、鳴くことにより敵を威嚇する、群れをつくり行動するなどのカラスが本来持つ習性が残っており、外見にも感染前との顕著な違いはない。しかし、それ以外はカラスとは異なっており、銃声などの大きな音にもにも怯まず(カラスは音には敏感である)、人間にも容赦なく襲いかかる程に凶暴性が増している。この事は後のアンブレラの研究に大きな影響を与える事になる。基本的には、縄張りに侵入しない限り襲いかかることはない。森林、市街地、様々な地域に生息している上、飛行能力を有しているため、T-ウィルスの拡散を広範囲にした要因の一つとなっている。
ハンター
[編集]リッカー
[編集]- 英:Licker
概要
[編集]ゾンビ化した人間が更にT-ウイルスに汚染されて突然変異を起こした結果、誕生した怪物。通常のゾンビは激しい新陳代謝を賄うだけの食糧を摂取できず、エネルギーが枯渇して完全な死を迎えるが、一部のゾンビはエネルギーを摂取し続け、T-ウイルスによる肉体の再構成を可能とする。
特徴・生態
[編集]視覚能力は失ったものの、それを補うように聴覚が異常発達している。獲物を見つけると、長い舌を槍のように硬く伸ばして相手の急所を貫き仕留める。変異の過程で脳が肥大し、外部にむき出されている。剥離した皮膚からは、新たに形成された筋肉組織が露出している。ゾンビでは考えられないほどの運動能力を有し、跳躍力も異常に発達している。骨格の変形に伴い4足歩行へと変化したが、これにより天井を逆さまに移動する能力を獲得した。BIO2おいては、BIO1におけるハンターのような存在で、2において最高の攻撃力を誇るG第4形態の「かみくだき」に次ぐ威力を持つ「飛びツメ攻撃」を繰り出す。ハンターとは違いゲーム序盤から登場するため、初心者にとっては強敵である。ちなみに、「リッカー」という名前は「なめる者」という意味で、リッカーと初めて交戦したラクーン市警署員によってつけられたニックネームと設定されている[2]。
種類
[編集]- リッカー
- 初登場作品:『2』
- 最も一般的なリッカー。詳細は『特徴・生態』の節を参照。
- リッカー改
- 初登場作品:『2』
- 体色が黒緑に変化し、爪が大型化したリッカーの亜種。こちらは前述のゾンビ改からの変異体となっている。
- GUNSURVIVOR2のリッカー
- 初登場作品:『GUNSURVIVOR2』
- 制式な名前は不明。カメレオンのように体色を変化させることが可能な個体
- OUTBREAKシリーズのリッカー
- 初登場作品:『OUTBREAK』
- 2のリッカーとは違い、脳が露出しておらず、スキンヘッドであるリッカー。
- サスペンデット
- 初登場作品:『OUTBREAK』
- ゾンビからリッカーに進化したばかりで、生前身に付けていた服が残っており、そのまま更なる進化を遂げた亜種。人間の姿は完全に失っておらず、ホテル「アップルイン」で目撃された個体は外見から女性だと思われる。通常のリッカーと違い、視覚は退化しているにもかかわらず、眼球は残っており、腹部から内臓がはみ出ている。また、右足は原型をとどめており靴もはいているが、左足は手のような形に進化を遂げている。アップルインの排気口にぶら下がっており、そこからサスペンデット(吊す者)と呼称される。攻撃力は通常のリッカーを上回る。作中ではボスクリーチャーとして扱われた。
- リッカーβ
- 初登場作品:『5』
- 通常のリッカーをベースとしたB.O.W.。人為的に改良を施すことで性能向上を図った結果目、嗅覚と繁殖能力が大幅に発達した。しかし、肝心の「視覚」を存続させることができなかったため、基本性能は通常のリッカーとあまり差異は見られない。
タイラント
[編集]ネプチューン
[編集]- 英:Neptune
- 初登場作品:『1』
ホオジロザメをベースとしたB.O.W.。コードNo.「FI-03」。1に登場するものは、T-ウィルスが海洋生物に効果的に作用するかを検証する為に造られたもので、実験体である。結果的には素体の数倍以上に巨大化、水中では高い運動性と凶暴性を有するなど、ローマ神話に登場するネプチューン(海の王)そのものである[3]。凶暴性、攻撃力、耐久力などに優れているなど、一見すれば優秀なB.O.W.のように思えるが、陸上ではほぼ無力であるなど、汎用性に劣るため有用性はないと考えられていた。アークレイ研究所では2匹のホオジロザメが使用されており、片方の小柄の個体は成長途中であり[3]、攻撃力、耐久力は大型のものと比べて劣っている。
ワプス
[編集]- 英:Wasp
- 初登場作品:『1』
生物災害で流出したT-ウィルスに感染したスズメバチ。通常の蜂の百倍近くにも巨大化している[4]が、獲物を見つけると突進し、長い毒針を突き付けてくるなど、蜂の習性が色濃くの残っている。分泌された毒液は非常に強力で、毒針を獲物に突き刺したあとはその毒液と共にT-ウィルスを注入する。飛行能力を有することと、アークレイ研究所内の一角に巣を形成することで、異常なほど数を増やしていたため、アークレイ研究所内でのウィルス拡散に大きく拍車をかけていた。その数は尋常ではないが、各個体の変異には個体差が見られ、大きさ、耐久性などに違いがあるなど、素体の性質によりまちまちである。
コウモリ
[編集]- 英:Bad
- 初登場作品:『CODE:Veronica』
T-ウィルスに感染したコウモリ。0とCODE:Veronicaに登場するものは生息地、種類が異なるだけで、基本的には同類である。拡散したT-ウィルスに感染し、ゾンビ化。通常のコウモリと比べて凶暴化し、物音に対する感知能力が極端に敏感になるなどしている。人間への攻撃方法は、爪をもちいて皮膚を裂き、吸血を行う。夜行性である為、ライターなどの光を当てれば近寄る事はない[3]。
種類
[編集]- インフェクティッドバッド
- 英:Infected Bad
- 初登場作品:『0』
- 0に登場しするT-ウィルスに感染したコウモリの中で、最も特殊な変異を遂げた唯一の個体である。この変異の結果、T-ウィルスと適合性が高い哺乳動物は、感染すると大型化するということを立証をさせた例の1つである[3]。骨格や筋肉組織は異常発達しており、成人男性を軽々と持ち上げるほどの力を持つ。体長は翼を広げれば3mほどになる。獲物を捕獲する場合は、音波で仲間のコウモリを呼ぶ習性があり、群れをなして行動する。
ヒル・リーチ
[編集]BIOHAZARD 0
[編集]バイオハザード0の登場クリーチャーも参照のこと
スティンガー
[編集]- 英:Stinger
サソリをベースとしたB.O.W.。投与されたT-ウィルスの影響で、全長が約3m(胴体のみの長さ)、全幅が約1m(ハサミを除いた胴体のみ)、全高が約3mと、通常のサソリの数百倍にも巨大化している。外骨格は硬質に進化しており、その優れた強度と厚みをもつため、銃弾のダメージを吸収することすら可能である。また、ハサミは鉄骨も切断できるほどの強度と力を誇っており、横道特急の車両に大穴をあけることも容易であった。このように、近接戦においては非常に強力であるものの、主だった特徴はその程度であり、兵器としての有用性は乏しい。例えば、前述のとうり外骨格は硬化しているが、その反面、意外にも頭部は非常に柔らかい。そのため、実戦では頭部をハサミで覆う必要性が生じる。素体は尾針にある毒腺から毒を分泌することが可能であったが、巨大化の過程でその機能が退化している他、ハサミを用いた攻撃以外は体当たり、尻尾での突き刺しくらいで単調であるなど、サソリがベースであるにも関わらず、その特性を活かすことができていない。
エリミネーター
[編集]- 英:Eliminator
大型の真猿類をベースに開発された実験用B.O.W.。ジェームス・マーカスが直々に開発したものである。脳細胞の劣化や崩壊が少ないことと、元々が知能の高い哺乳類であったため、命令遂行能力に優れている。これは人間がT-ウィルスに感染した際に現れる変異とはまったく異なり、新陳代謝機能が有効に働いているためとされる[3]。身体能力も向上しており、筋肉組織は肥大化、所々で皮膚を突き破っている。凶暴性、攻撃性は極めて高く、これは極度の飢餓感からきている。基本的に集団で行動しており、三次元的な行動をするため、遭遇者にとっては脅威である。
エリミネーターは成功した実験体の一つで、後の人間ベースB.O.W.開発に大きく貢献した。しかし、優れた命令遂行能力とは裏腹に、理解できる命令は極めて簡単なもののみで、実用的ではなかった。結果、量産されずに終わった。
プレイグクローラー
[編集]- 英:Plague Crawler
様々な昆虫にT-ウィルスを投与、幾度も遺伝子操作を繰り返して造られた肉食性昆虫型のB.O.W.。B.O.W.開発の初期に生み出されたものの一つで、全長はおよそ2mと巨大で、その鎌状の前足で敵に攻撃、捕食する。基本的に天井裏といった湿った場所を好み、寝床とする。戦闘能力は高く、拳銃段程度では怯まない程の耐久力をもつが、昆虫をベースとしているが故に、知能発達が見込めず、兵器として実戦に投入することはできず、すぐさま開発中止が決定、製造されたプレイグクローラーは全て廃棄処分されることとなった。しかし、アンブレラ社の処理が不完全であったため、アンブレラ幹部養成所で飼育していた一部の個体が廃棄されることなく、逃げ出す。結果、養成所周辺で繁殖を行い、個体数を猛烈な勢いで増加させていった。
センチュリオン
[編集]- 英:Centurion
T-ウィルスの二次感染により大型化した熱帯産のムカデ。体長は10mと巨大で、人間を捕食対象とする。人間以外には、同じく二次感染したネズミ、蜘蛛、同種のムカデなども捕食する。そのため、T-ウィルスの影響は強くなっている。習性は非常に獰猛である。人間を発見した際は、素早く接近して交互に振った尻尾で叩きつける。そしてその人間を牙をもちいて骨ごと噛砕き、体内へ取り込む。しかし、やはり虫である為、知能は低く、行動はパターン化されている。
インフェクティッドバッド
[編集]詳細はコウモリを参照
ラーカー
[編集]- 英:Lurker
T-ウィルスを用いたB.O.W.研究の初期に、アンブレラはT-ウィルスに適合する種の選定を行うため、様々な生物にT-ウィルスを注入した。結果、数多くの失敗作も誕生し、ラーカーもその一つである。ベースとなった生物はカエルで、両生類に対する実験の過程で誕生した。身体は十数倍にも巨大化しており、消化器官も発達、飲み込んだ生物を即死させるほどの消化能力を有する。また、リッカーと同じく視覚系が退化して視力を失った代わりに、感知能力が大幅に増強され、舌も異常発達している。
攻撃性という面では優れた能力を持ち合わせているが、T-ウィルス投与後も知能の発達は見込めず、実用化に至らなかった。このことから、両生類はT-ウィルスとの適合能力に欠けると考えられ、後のハンターγにもその影響がみられる[3]。
擬態マーカス・人型ヒル
[編集]- 英:Mimicry Marcus・Leech Man Type
多数のヒルが集まり、生前のジェームス・マーカス博士に擬態した姿。マーカスの生み出した巨大化したヒルが寄り集まっている。下等な環形動物のヒルが各個体統一の意志の下、生みの親であるマーカスの姿を模倣するなど、生物学的に説明しづらい行動をとっている[3]。人型を形成する際は、ヒルの体表の角皮が強い粘着性をもつ体液を分泌、それをお互いに浸透しあって結合している。これは、ヒルの角皮が元々特定物質に対して高い浸透性を持っていることを利用している。しかし、その擬態を維持するには限界があるようで、静止状態でしか結合を維持できない。また、静止状態であっても左手だけ異様に長く伸びている。
攻撃時は擬態を解除し、攻撃形態に移行、かろうじて人型は維持しているものの、マーカスの面影は全く残っていない。攻撃方法は、腕を鞭のように変形させ叩きつけるというもの。
有効な対処法として、角皮の浸透性を利用し硫酸を投擲、もしくは可燃性の武器を使用することが挙げられる。しかし、致死量のダメージを受けると、自爆してヒルたちは分散してしまうため、攻撃すること自体が有効とは言えない。
女王ヒル
[編集]- Queen Leech
BIOHAZARD 1
[編集]バイオハザードの登場クリーチャーとバイオハザードの新クリーチャーも参照のこと
クリムゾン・ヘッド/プロト1
[編集]キメラ
[編集]- 英:Chimera
人間の遺伝子にハエの遺伝子を、T-ウィルスの力で掛け合わせて作られたB.O.W.。製造方法としては、受精卵を遺伝子操作し、人間の女性に出産させるものである。名称の「キメラ」とは、ギリシャ神話に登場する合成獣に由来する。
特徴としては、外見、生態共にハエの特性が大きく表れてしまっていることが挙げられる。そのため、胎内からは多くの蛆が湧いて出ているなど、非常にグロテスクな外見をしており、遭遇した者に与える心理的ダメージは大きく、戦意を喪失させるほどである[1]。知能はハエと同等で、凶暴性は高いものの行動はパターン化されている。主に、通風口などの狭い空間を好み、寝床としている。
モンスタープラント
[編集]- 英:Monster Plants
洋館内に存在した温室で育てられていた植物がT-ウィルスに感染し、突然変異を遂げ大型化したクリーチャー。T-ウィルスとの接触は、汚染された水を吸収したことによる。各部が大きく肥大化しており、外皮は硬化している。その結果、植物では到底考えられないほどの耐久力を有する。その行動はまるで意志が存在するかのようで、生物が接近すると葉や茎が変形してできた触手で叩きつけるなどの攻撃を行う。ただし、特性は植物のままなので、除草剤で難なく殺傷することが可能。
プラント42
[編集]- 英:Plant42
アークレイ研究所で発生した事故でT-ウィルスが流出、それと接触したことにより偶発的に誕生した肉食性クリーチャー。名称の由来は「観測ポイント42」で確認されたことによる。T-ウィルスの影響を大きく受けたことにより、急速に成長していくことが、アンブレラ社研究員の興味を引き、観測対象となる。しかし、そのあまりにも驚異的な成長率は、寄宿舎の壁、床、天井を突き破るほどで、次第に建物全域に根を張り巡らせていく。
特徴・生態
[編集]栄養源は根から吸収している薬品類と人間の血液である。人間の血液の接取は、球根から生えた吸入器を備える触手状のツルにより行われ、寄宿舎の研究員を次々と捕獲、血液を吸収し続けた。
生態を語るにあたって特記すべき点は、プラント42には、急激な成長の過程で優れた知覚能力が出現していることである。そのため、プラント42は自己判断で活動、自身の生命維持を目的に、的確に人間を襲うことができた。最終的にアークレイ研究所内では生態系の頂点を極めることになる。また、凶暴性も非常に高く、その知覚能力で外敵の侵入に対する防衛本能も有している。人間が攻撃範囲に侵入すると、ツルを鞭のように叩きつけ人間を捕獲、首を締めつける。T-ウィルスの影響で樹液は強酸性に変化しており、花びら、ツルなどから放出したりもする。しかし、植物がベースであるが故に火が弱点で、焼却することで対抗することができた。それ以外にも研究員の調査結果では、UMB系薬品「V-JOLT」に対する耐性が低いとのでており、V-JOLTを吸収した場合は植物細胞に弱体化が見られた。
ヨーン
[編集]- 英:Yawn
実験用に飼育されていた毒蛇が逃げ出し、T-ウィルスに感染して大型化したクリーチャー。名前の由来は獲物を丸飲みする際の挙動があくび(ヨーン)に似ていることから。主な特徴は、胴体の太さの割に全長が短く、牙から分泌される毒は特殊な血清でなければ解毒できないことである。特に毒については迅速な対処を必要としており、すぐに血清を打たなければ数分で死にいたってしまう。知性の発達は見られず、生態は蛇そのものである。
アダー
[編集]- 英:Adder
T-ウィルスに二次感染した小型の毒蛇。異常な繁殖をしており、登場する個体数は非常に多い。生物の体温を感知することにより獲物を発見、襲いかかる。水辺などの湿った場所を好み、それら周辺に生息している。瞬発力は通常の蛇を凌駕し、獲物を発見するとすぐさま飛び掛かり、噛み付く。2種が存在し、体色が緑の個体は噛み付く程度で危険性はさほど高くないが、赤色の個体は変異種で強力な毒を有する。
リサ・トレヴァー
[編集]BIOHAZARD 2
[編集]BIOHAZARD 3
[編集]BIOHAZARD CODE:Veronica
[編集]BIOHAZARD 4
[編集]BIOHAZARD 5
[編集]OUTBREAKシリーズ
[編集]GUN SURVIVORシリーズ
[編集]出典・脚注
[編集]- ^ a b c 『バイオハザード3ラストエスケープ 公式ガイドブック完全征服編』株式会社カプコン
- ^ 実際の命名の由来は、ファンの公募による
- ^ a b c d e f g 『biohazard archives』株式会社カプコン、ISBN 4906582311
- ^ 『バイオハザード アウトブレイク 完全攻略ガイド』双葉社 ISBN 4575164178
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