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Template:たくみ工芸店 たくみ工芸店（たくみこうげいてん）は、鳥取県鳥取市にあり、日本や海外の民藝品を主に展示している。日本で初めての本格的な民藝品店として開店した。公益財団法人鳥取民藝美術館が運営する。
概要
[編集]1932年（昭和7年）、民藝運動家の吉田璋也により鳥取市に開店した。1931年（昭和6年）、医師吉田璋也は柳宗悦の民藝の思想に共鳴し鳥取市で民藝運動を起こす。伝統的な手仕事の材料や技法を生かしながら、現代の生活に用いるための新たな民藝品をデザインし生産を始めた。新作民藝運動の始まりである。しかし展覧会による販売だけでは品物は捌ききれず、1932年（昭和7年）に店舗を開設することになった。 新たな店舗は柳宗悦により「たくみ」と名付けられたが、吉田璋也が「たくみ」だけではどんな店か分からないと言うと、柳宗悦はその名の後に「工芸店」を加え「たくみ工芸店」とした。民藝品を本格的に扱う初めての店で、この時初めて「工芸店」の名も用いられたという。当初は吉田璋也が自ら企画・意匠・生産・販売を一貫して手掛けた新作民藝品のみを扱う直営の専門店だったが、全国で民藝品の生産が始まり次第に各地の民藝品も扱うようになっていった。 公益財団法人鳥取民藝美術館は、吉田璋也の理念と手法を継承して、今も「鳥取たくみ工芸店」を運営している。
基礎データ
[編集]- 所在地 - 〒680-0831 鳥取県鳥取市栄町651
- 開館時間 - 10:00～18:00
- 定休日 - 水曜日（ただし、祝日の場合は開店し、翌日が閉店となる。）
交通アクセス
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