利用者:Garakmiu/sandbox
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『ピーピー兄弟』(ピーピーきょうだい)は、2001年制作、2002年3月20日公開の日本映画。CMディレクターである藤田芳康の劇場映画初監督作品で、主演の剣太郎セガールとぜんじろうが兄弟の漫才師を演じた。
ストーリー
[編集]大阪の葬儀屋に生まれた兄弟・小柄で冴えない見た目の兄・イクオと長身で美形の弟・タツオは漫才コンビとしてストリップ劇場の前座に出ているが、人気は上がらずいつも客の野次にさらされている。二人は金に困ると仕方なく嫌っている家業の葬儀屋を手伝い、跡を継がずに漫才をやっていることを父の徳三に責められ言い争っていた。ある日の葬儀で、二人は幼なじみで、子供の頃の事故で歩行障害を抱えている文江と再会し、イクオは彼女に強く惹かれる。
ある日のステージで兄弟はいつものように野次を受け、タツオはゲリラ的に「オメコ」と放送禁止用語を連発したあげく客の挑発に乗って下半身を晒し、その余りの巨根に客は静かになる。兄弟の漫才を見ていたテレビディレクターの有沢は彼らに声をかけ、お笑い番組オーディションに参加を勧める。有沢の意向によるほぼ出来レースのようなオーディションであったが、二人はいつも通りの卑猥な漫才をする。テレビへの出演はこれでなくなったと思われたが、実際の放送では有沢が放送禁止用語にピー音を被せ、これが受けてタツオ・イクオは一躍人気お笑い芸人となる。イクオは更なる受けを狙って、男前のタツオに女性をナンパさせ、そのセックスのやり取りイクオが覗いて面白おかしくネタにする「実録漫才」をやろうとする。しかし実はタツオ自身は巨根にコンプレックスがあり未だ童貞であった。イクオはタツオを説得し、タツオはリモコンマイクを通した兄の指示の元、ストリッパーの絹子を相手に初体験をする。童貞を喪失して自信を持つようになったタツオは見境なくナンパをするようになり、ピー音だらけの実録漫才は大いに受ける。しかしある時ヤクザの情婦を揶揄した漫才を披露したタツオはその怒りを買ってリンチに遭い、ケガを負う。療養のため休業する二人だが、イクオと既に恋人関係になっている文江はなおも実録漫才を続けようとする彼をたしなめるがイクオは聞こうとしない。そしてある日、連絡を受けてタツオの部屋を覗いたイクオが見たものは、弟に抱かれる文江の姿だった。
キャスト
[編集]- タツオ - 剣太郎セガール
- イクオ - ぜんじろう
- 文江 - みれいゆ
- 有沢 - 香川照之
- 豊子 - 田中裕子
- 徳三 - 岸部一徳
- 小柳 - キダ・タロー
- 美紀 - 小林麻子
- 文吉 - 笑福亭松之助
- 絹子 - 北川さおり
- 市田ひろみ(特別出演)
スタッフ
[編集]- 監督:藤田芳康
- プロデューサー:井出秋人、秋津晶子
- エグゼクティブプロデューサー:山田晴規、横濱豊行、藤田芳康
- 脚本:藤田芳康
- 撮影:清家正信
- 美術:平田逸郎
- 衣裳:宮本まさ江
- 音楽:ZABADAK、大井秀紀、藤田芳康、吉良知彦
- メイク:石田伸
- 照明:内野泰宏
- 録音:島袋保光
- クリエイティブプロデューサー:万見亮一、向井潤一
- 製作:ピーピー・ブラザース
- 配給:シネカノン