利用者:Chova/谷落
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概要
[編集]右組の場合、技を仕掛ける側(取)は相手(受)を真後ろまたは右後ろ隅に崩し、背後または右側方から左足を相手の両足の後ろに当て、受の右側に倒れ込み(体を捨て)ながら、後方に投げる。
返し技として
[編集]背負投や内股、払腰などの背中を見せる技の前への崩しが不十分だった時、体を右側にずらしながら左足で受の両足を止め体を捨てながら投げる。相手が背中を見せているため、前から入るよりも容易になる。
奇襲技として
[編集]取は左手で受の左袖をつかみ、それを右脇で抱えるようにして上から右手を深く差し入れ受の左太ももを後から抱えて低い体勢を取る。その右脇と左手で受の左腕を固めたまま右手で抱えた左太ももをすくい上げながら、後方に反って投げる。
特殊な組み手から掛けるため相手に悟られやすいが、受の状態を固めているため深く入ってしまうと防ぐのは難しく、試合でもしばしば見られる。
外部リンク
[編集]参考文献
[編集]醍醐敏郎『写真解説 講道館柔道投技 下』本の友社 1999年 ISBN 4-89439-190-2