『寛政重修諸家譜』巻260~296
- 『寛政重修諸家譜 第二輯』(国民図書、1923年) 巻201~巻390を収録
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中川
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中川清秀の子孫。多田源氏の左衛門尉清村の末裔と称する。
- ●中川某 左衛門尉
- ●中川重清△ <高山重利の二男
- ●中川清秀 瀬兵衛 ◇熊田宗白の娘
- *:池田輝政の妻
- ●中川秀政#:朝鮮で戦死 ◇織田信長の娘
- ●中川秀成★:豊後岡藩 ◇新庄直頼の養女
- ●中川久盛★
- ●中川久清★
- ●中川久恒★ ◇池田光政の娘
- @*:松平正甫室 ∥ *:田近某 喜八郎《家臣》の妻 ∥ 中川久豊 求馬:家臣となる ∥ 中川清正 清五郎 ∥ 中川久和 図書:家臣となる ∥ 中川久旨 右近:家臣となる ∥ 中川久矩 清八 ∥ 中川久周 主馬 ※α:家臣となる
- @*:水野忠職室 ∥ * < 松平定実の娘:久留島通清室
- @*:水野元綱の妻 ∥ 佐久間某 内記 > 佐久間勝之の養子 ∥ 中川某 主水:家臣となる
- @*:森忠政の妻 ∥ *:寺井元定 弥次衛門《家臣》の妻 ∥ *:中川正次 清兵衛《家臣》の妻
- 中川重継 淵兵衛・石見守:家臣となる
- *:古田重勝 織部正 の妻
- 中川某 新兵衛:家臣となる
- *:重清の妻△
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旧刊本 203
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巻270-271:福島・落合・山名(清水)
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福島 此七郎 為節
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- ●福島為基:今川家旧臣。200俵 ‡岡部氏とは一族
- ●福島為忠
- ●福島為重
- ●福島為信:大番、200石
- ●福島為弘
- ●福島為治 < 西尾正保の四男:新番、+50俵
- 福島為従 < 田村顕当の四男:大番。狂気して人を殺害、自らも死す。
- ●福島為永
- 福島為春 > 兄の養子
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旧刊本 232
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福島 ――
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- ●福島某 左衛門/道永:北条氏直に仕える
- ●福島正定:北条氏直に仕える
- ●福島勝重:秀忠・家光に仕える。大津御蔵衆、100俵+5口
- ●福島勝秋:御勘定方
- ●福島某 八左衛門:表火番
- ●福島喜勝:表火番、鳥見役
- ●福島正照:鳥見役→【昇班】鳥見組頭、弓矢鑓奉行
- ●福島正儀 <大林親知の二男:不行状・公金詐取等【死刑】
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旧刊本 233
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落合 縫殿助 正永
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- ●落合正宅 将監:織田信長に仕える
- ●落合正安:家康に仕え御鷹役。200石+現米40石
- ●落合安吉:御手鷹師。230石。
- ●落合正益:御手鷹師、東金鳥見組頭、小十人組頭、御弓矢鑓奉行
- ●落合正貞:小十人、100俵+10口✝
- ●落合正堅:父の遺跡を継ぎ小十人→祖父の遺跡を継ぎ月俸は収められる
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旧刊本 233
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清水 小三郎 豊道
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山名祐豊に仕えた清水庄大夫を祖とし〔山名氏の支族とされる〕、その子の清水平左衛門正親が徳川家康に仕える。大坂の陣で豊臣家に仕えていた山名堯政(71-1)が戦死し、遺児の恒豊(8歳)が祖父(山名堯熙)や母(垣屋駿河守豊実の娘)とともに京都で閑居すると、正親は旧主の恩を理由として恒豊を養子に迎えることを申請して許された。
- ●清水某 庄大夫:山名祐豊に仕える
- ●清水正親 平左衛門:山名祐豊に仕えたのち、天正18年に家康に召されて仕える。280俵余。
- ●清水恒豊(山名煕政) <山名堯政の長男:大番組頭。+200石+480石+200俵 ◇前田定良の娘
- 山名熙豊 …―→ 山名十郎左衛門時習の家
- @*:川井久次の娘 ∥ *:近道正利の娘 ∥ *:青山義成の娘 ∥ *:遊佐瑞林の娘
- ●清水豊頼 平左衛門:御小姓組番士。580石 ◇小笠原安光の娘→近藤用清の娘
- * <某氏の娘:酒井重賢の妻
- ●清水豊長:380石 ◇竹田氏
- ●清水豊重 < 酒井重賢の二男 ◇井田氏
- ●清水豊春*:御小納戸・御先鉄炮頭、/養老料300俵 ◇千種清右衛門の娘→羽太正記の娘
- ●清水豊信:御書院番 ◇酒井貞倚の娘
- @清水豊続✝ ∥ *:松平康路(4-3)の妻 ∥ *:牛奥昌福の妻 ∥ * > 津村喜澄《内藤山城守家臣》の養女
- ●清水豊道:380石
- 山名如風 > 山名豊実の養子
- @*:松平康胤(4-3)の妻 ∥ *:松平康胤(4-3)の後妻
- 清水某 兵吉(徹了):市谷長龍寺の弟子[注釈 1]
- @* < 竹田氏の娘:間宮信正の妻 ∥ *:松平康儔(4-3)の妻
- * > 山名豊常の養女
- 山名豊常 …―→ 山名三次郎如風の家
- 清水賀豊 …―→ 清水又三郎時親の家
- 清水豊春 七左衛門
- *:前田定時の妻→鶴姫に仕える
- *:曾根頼久の妻
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旧刊本 234
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植村 千之助 政敦
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植村家貞の三男・植村外記政明に始まる家
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旧刊本 278
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植村 一学 正福
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植村家貞の四男・植村主殿正澄に始まる家
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旧刊本 278
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植村 ――
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植村家政の四男・植村志摩守政春に始まる家。植村政文が宗家を継いだため采地収公
- ●植村政春#:御書院番頭、300俵→兄家貞から分知3000石
- ●植村政行
- ●植村政勝:御小姓組、弟に分知し2500石
- ●植村政広 <政行の二男、兄の養子:御書院番士、2500石
- ●植村政文 >植村家敬の養子、采地収公
- 植村正熹(竹腰正熹) > 竹腰正武《尾張家老》養子
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旧刊本 279
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植村 五郎八 泰邦
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植村氏義の三男・植村五郎八泰職に始まる家。泰職は兄の植村氏明(出羽守)とともに、松平清康殺害事件の際に阿部正豊を討って恩賞に預かったという。ただし按文によれば、出羽守家の家伝に泰職は登場せず、そもそも松平清康殺害事件の際に泰職が生まれていたか疑わしいという。
- ●植村泰職:松平清康に仕える
- ●植村泰忠 安養院・土佐法印:出家→還俗、上総勝浦5000石
- ●植村泰勝#:9000石
- ●植村泰朝#:大番頭
- ●植村泰忠★:大番頭、上総勝浦藩1万1000石
- ●植村正朝★:大番頭。弟に分知し1万石
- ●植村恒朝★:大坂定番。親族植村千吉殺害事件とその後の書類偽造に関与【預】、月俸30口
- ●植村寿朝 < 酒井忠寄の四男:父に連座しての改易を宥免、2000俵
- ●植村泰高* < 植村政広の二男・正熹(286-4)の子:御使番・新番頭・御持弓頭
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旧刊本 279
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植村 ――
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植村忠朝の四男・植村式部忠元に始まる家。宝暦元年、植村千吉が朝比奈万之助に殺害され絶家。忠元夫人はこの時まだ存命で、終身扶助米30口を与えられたとある。また、事件の事後処理をめぐって多くの処分者を出した。
- ●植村忠元:分知1000石 ◇真田信方の娘
- ●植村忠余 < 三浦便次(521-3)の四男
- ●植村某(植村千吉) <真田某久馬の子:朝比奈万之助に殺害される【采地収公】
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旧刊本 281
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植村 千之助 泰根
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植村泰忠の二男・植村平右衛門政泰に始まる家。
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旧刊本 281
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植村 鉄蔵 泰贇
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植村則泰の二男・植村助六郎泰久に始まる家
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旧刊本 282
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植村 ――
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はじめ飯島を称し、正勝のときに家康の命で植村に改める
- ●飯島正忠 三郎右衛門:松平広忠・徳川家康に仕える。
- ●植村正勝(飯島正勝) 庄右衛門:三河三奉行の一人、3000貫。‡秀吉の不興を買い逼塞
- ●植村正元:330石
- ●植村正朝 <正勝の二男、兄の養子:火番
- ●植村正相 <正元の二男、兄の養子:新番、530石
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旧刊本 282
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植村 長三郎 正房
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植村正相の三男・正登に始まる家
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旧刊本 283
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植村 久五郎 正在
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植村正相の四男・正純に始まる家
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旧刊本 283
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植村 ――
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植村正相の五男・正矩に始まる家
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旧刊本 284
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植村 ――
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植村正勝の三男・正次に始まる家
- 植村正次*:御先鉄炮頭、550石+300俵
- 植村正光:550石【無嗣】
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旧刊本 284
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植村 荘右衛門 正弘
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植村正次の長男・正光に始まる家
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旧刊本 284
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植村 政之助 正房
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植村正次の三男・正景に始まる家
- 植村正景:御書院番、綱吉抱守、三の丸徒頭、神田館用人。2000石、致仕後は養老料200俵
- 植村正房:1500石
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旧刊本 285
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島田 ――
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- 島田政輝:450俵
- 島田政好:300俵
- 島田政利:【逐電】
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旧刊本 288
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島田
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- 島田某 惣右衛門:700石
- 島田某 直次郎:【遠流】
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旧刊本 293
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土岐
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沼田藩主土岐家。jawpでのカテゴリ名は「明智土岐家」。
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旧刊本 298
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- ^ 長龍寺(明治期に杉並区に移転)の「豆腐地蔵」には、寺社奉行配下の「清水兵吉」出家して「徹了」にまつわる物語が伝わる[1]。
- ^ “長龍寺”. あがつま石材. 2022年8月17日閲覧。
- ^ “植村澄三郎”. 歴史が眠る多磨霊園. 2022年8月17日閲覧。