利用者:平山悠哉/sandbox
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開催日時 | 2023年10月16日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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開催球場 | ZOZOマリンスタジアム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開催地 | 日本 千葉県千葉市美浜区 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
監督 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
観客数 | 29,050人[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
試合時間 | 4時間18分[1] |
幕張の奇跡(まくはりのきせき)では、2023年10月16日にZOZOマリンスタジアムで行われたクライマックスシリーズ パ ファーストステージ(以下「CS」)の千葉ロッテマリーンズ(以下「ロッテ」)対福岡ソフトバンクホークス(以下「ソフトバンク」)第3戦の試合内容について取り上げる。
試合に至るまでの経緯
[編集]レギュラーシーズン最終盤まで
[編集]2023年シーズンの開幕前、優勝候補の筆頭と言われていたのは福岡ソフトバンクホークスだった。[2]前年のオフに千賀滉大がMLB挑戦のため海外FA権を行使し退団したが、2年間のMLB挑戦が失敗に終わりFAとなっていた有原航平、2020年の来日後3年間阪神で安定した成績を残していたジョー・ガンケル、そしてMLB通算155セーブの実績をひっさげ、前年にロッテで防御率0.91と圧倒的な成績を残したロベルト・オスナを獲得し、千賀の穴を埋めるどころか投手力の上積みに成功。さらに、野手陣でも2度の最高出塁率のタイトルを獲得し、現役の日本代表である近藤健介、DeNAで正捕手を務めていた実績もある嶺井博希の2名をFA、新外国人として、MLBで遊撃手以外の、投手を含めた8ポジションで出場実績のあるウイリアンス・アストゥディーヨ、前年にアトランティックリーグの本塁打・打点の2冠に輝いたコートニー・ホーキンス を獲得し、充実した既存戦力を含め圧倒的な選手層をそろえてシーズンに臨んだ。
シーズンが始まると、評判通りに開幕5連勝と好スタートを切ったソフトバンクだったが、4月末から交流戦までの間に5連敗、4連敗があり波に乗れないと、7月には球団新記録となる12連敗を喫して一気に失速。他のチームも思うように白星を積み上げられない中、前年26年ぶりの日本一を達成し、2連覇中だったが吉田正尚がMLBへ移籍したことで評価を落としていたオリックスが絶対的エースの山本由伸や、首位打者を獲得した頓宮裕真の活躍もあり、一気に首位を独走。9月20日に早々とシーズン3連覇を決めた。
一方、残り2枠となったCS出場枠争いは大きく混沌する。急失速したソフトバンクに加え、7月まではオリックスと首位を争ったロッテ、序盤は最下位に沈んでいたが、後半戦に入り着実に借金を減らしていった楽天の3チームが激しく争い、各チーム残り2試合となった10月7日の試合前時点で、2位から4位が決まらない空前絶後の大混戦となる。
10月7日
[編集]順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 引 | 勝率 |
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2位 | ソフトバンク | 71 | 68 | 2 | .511 |
3位 | ロッテ | 69 | 67 | 5 | .507 |
4位 | 楽天 | 70 | 70 | 1 | .500 |
10月7日の試合
ロッテ(3位)ー オリックス(1位)(ZOZOマリンスタジアム・14:00試合開始)
楽天(4位) ー ソフトバンク(2位)(楽天生命パーク宮城・18:00試合開始)
先に試合開始したのは、ZOZOマリンスタジアム。ロッテは優勝を早々に決めて消化試合となっているオリックスをホームに迎えるということもあり、この試合を勝利して、CS争いで優位に立っておきたい一戦を迎えた。 試合は初回から動く。ロッテの先発西野勇士は簡単に2死を取るも、森友哉に四球を与え、続くレアンドロ・セデーニョにヒットを許すと、このボールを中堅手の岡大海がまさかのファンブル。森が悠々とホームに還り、手痛いミスで先制を許してしまう。しかし、その裏オリックス先発の山﨑福也を相手に、四球で出た荻野貴司を石川慎吾のタイムリー二塁打で返し、すぐさま同点にする。
二回以降は両先発投手が立ち直り、スコアボードに0が並んだが、4回表に杉本裕太郎がレフトスタンド上段に飛び込む特大の本塁打を放ち、再びオリックスが1点をリードする。西野もそのあとは踏ん張り、味方の援護を待つが、ロッテ打線は山﨑福の前にランナーを出すことすらままならない。すると8回に頼みの綱だったフェリックス・ペルドモが森にタイムリー、9回には守護神の益田直也が杉本に再び一発を浴びて万事休す。
打線も山﨑福から継投した小木田敦也、宇田川優希を相手にランナーを出せず、最後は抹消した平野佳寿の代理守護神である山岡泰輔にも三者凡退で抑え込まれ、試合終了。ロッテにとってはあまりにも痛すぎる敗戦となった。
スコア[4]。
- ^ a b “試合結果【CS ファーストステージ】 千葉ロッテマリーンズ vs 福岡ソフトバンクホークス 第3戦”. 2023年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月5日閲覧。
- ^ “ファンが2023年パ・リーグの順位を予想 大型補強に成功したソフトバンクが覇権を奪回か”. 2024年6月5日閲覧。
- ^ “パ・リーグ 2023年10月6日の順位表”. 2024年6月5日閲覧。
- ^ “2023年10月7日 【公式戦】 試合結果 (千葉ロッテvsオリックス) |NPB.jp 日本野球機構”. 日本野球機構. 2024年6月14日閲覧。