利用者:小石川人晃/sandboxI
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Athyrium melanolepis (Franch. et Sav.) Christ (1896)[1] | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
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〓(深山雌羊歯[2]、学名: Athyrium melanolepis)はメシダ科(イワデンダ科 Woodsiaceae としている文献もある[2])メシダ属の夏緑性シダ植物である。日本、朝鮮半島、中国北部に分布する。日本では北海道、本州の中部地方以北と鳥取県の大山に分布する[2]。主に亜高山帯に分布し、やや湿った草原や水の流れがある場所の近くに生える[2]。高さは40 - 80センチメートル (cm) になり、葉は2回羽状複葉で束生する[2]。葉柄の長さは葉身の半分ほどで、光沢のある黒色か暗褐色で強く捻れた披針形の鱗片がつく[2]。羽片は披針形で長さ10 - 20 cm、幅2.5 - 5 cmで、下の羽片は短くなる。小羽片は、三角状披針形で先は鋭く尖り、鋸歯がある。葉の表裏とも無毛。胞子嚢群は裂片と中肋の中間につき、多くは1列に並ぶ[2]。
6 - 7月ごろの若い芽は食用することができ、手で自然に折れるところから摘んで採取する[2]。若芽にも黒い鱗片が多くついており、鱗片を取り除いて、アクもほとんどないためさっと茹でるだけで、おひたし、和え物、天ぷらなどにして食べる[2]。
脚注
[編集]- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Athyrium melanolepis (Franch. et Sav.) Christ ミヤマメシダ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年7月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 高橋秀男監修 2003, p. 189.
参考文献
[編集]- 高橋秀男監修 田中つとむ・松原渓著『日本の山菜』学習研究社〈フィールドベスト図鑑13〉、2003年4月1日、189頁。ISBN 4-05-401881-5。