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利用者:㭍月例祭/sandbox/MT/01

鳥取県の山一覧

鳥取県西部(因幡)[編集]

鷲峰山[編集]

鹿野町の南端にあり、標高921メートル。日本海側からの山姿が翼を広げたワシの姿に見えることからこの名がある。異説では。八千矛の神が鷲に乗って降り立ったとされる。

第三期末鮮新世の火山が侵食を受けて孤立したもので、両輝石や角閃安山岩に富む。

谷が入り組んでいることから「九十九谷」の異名がある。


主な生物[編集]

  • 哺乳類 - イノシシ、キツネ、タヌキ、アナグマ、テン、ノウサギ、イタチ、コウモリ。このほかサル、リスの目撃例がある。
  • 鳥類 - ゴジュウカラ、カラ類、キツツキ類、ヤマドリ、トラツグミ、クロツグミ、キビタキ、ホトトギス、ツツドリ、ヤマセミ、オオルリ、アカショウビン、ミソサザイなど90種。
  • 両生類 - ヒダサンショウウオ、カスミサンショウウオ
  • 昆虫類 - 多数
  • 植生の特徴 - 大部分は植林で、一部に天然の針葉樹林・広葉樹林(トチ、ブナ)がある。そのほか、ギフチョウの餌となるミヤコアオイとサンインカンアオイの二種が共存しているのが特徴である。

伝承[編集]

『伯耆民談記』には、鷲峰山が大山と背くらべをした物語が収録されている。その時は鷲峰山がわずかに高かったのだが、敗れた大山が大柄杓で鷲峰山の山頂を削りとってしまった。その土砂を捨てた時にできたのが北条町の茶臼山となった。

この伝承は、大山の大山寺と鷲峰神社の勢力争いの隠喩であると解釈されている。

鷲峰神社[編集]

『三代実録』によると、862年(貞観4年)に従五位下に序された神社で、伝承では孝元5年(紀元前)の創建。大己貴命が巨大なワシに座してこの山に降臨し、神社を創建したという。

大百科p420

その他[編集]

  • 高鉢山(たかはちやま) - 鳥取市佐治町(旧佐治村)の中央部にある山で、標高1203メートル。佐治川の支流があるほか、南東にはアマ滝がある。山名は山の形が兜の鉢に似ていることから。高鉢山と高山からは一級河川千代川支流の曳田川が発している。

大百科p542、823

  • 高山(たかやま) - 鳥取市河原町(旧河原町)の南西部にある山で、標高1054メートル。南から高鉢山、三国山、高山、鷲峰山と連なっている。山頂はブナが繁る。

大百科p543



鳥取県中央部[編集]

鉢伏山[編集]

  • 鉢伏山(はちぶせやま) - 旧東郷町と旧青谷町にまたがる山で、標高513.9メートル。

小富士山 (鳥取県)[編集]

  • 小富士山 (鳥取県) - 旧青谷町三朝町にまたがる山。山頂付近の三等三角点「桑原」の標高は768.74メートル。北緯35°25′20″.2476、東経133°58′21″.7311。北麓には勝部川の源流が北流し、南麓には三徳川が刻んだ深い谷がある。南東には俵原高原があり、県営の乳牛育成牧場が広がる。
  • 平凡社 p411

飯盛山 (鳥取市青谷町)[編集]

  • 飯盛山 (鳥取市青谷町)(いいもりやま) -  標高646メートル。旧青谷町の南端に近く、鉢伏山との間には川上峠県道51号)があり、因伯をつないでいる。安山岩から成る山で、多くは広葉樹林が茂っているが、北側斜面の勝部川と土谷川にはさまれた地域は例外的に緩やかで、標高200メートルから350メートル付近が水田に利用されている。

角川p88