利用者:ベンドコズロンチョ/sandbox
フィクションです。 本当にあった事件ではありません。テセウスの船 (漫画)をご覧ください
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[編集]音臼小無差別殺人事件 | |
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場所 | 日本 宮城県仙南郡音臼村1627音臼村立音臼小学校 |
座標 | |
日付 |
1989年(平成元年)3月12日 11時50分ごろ |
攻撃側人数 | 1人 |
武器 | シアン化カリウム |
死亡者 | 21名 |
損害 | 児童、教師、保護者が精神的なショックを受け、自殺する者もいた。 |
犯人 | S |
容疑 | 殺人罪 |
動機 | 不明 |
対処 | 逮捕・起訴 |
刑事訴訟 | 死刑(上告棄却により確定・未執行) |
影響 | 教育関連施設での警備強化 |
管轄 | 宮城県警察仙南警察署 |
音臼小無差別殺人事件(おとうすしょうむさべつさつじんじけん)は、1989年(平成元年)3月12日に宮城県仙南郡音臼村(現:刈田郡七ヶ宿町)で発生した大量殺人事件である。
宮城県警察音臼村駐在所の警察官の男S・B(以下「S」、犯行当時37歳)が、音臼小学校で行われていた「6年生を送る会」に毒物のシアン化カリウムを持ち込んで侵入し、地元の郷土料理であるはっとに青酸カリを混入させ、生徒や教員、地元住民計21人を殺害させた。
21人を殺害した残忍さと非情さを兼ね備え、戦後の単独犯による殺人事件としては死者が最多となり、平成に改元されバブル景気の絶頂に至っていた日本を恐怖の底に沈めた。また、警察官の犯行ということもあり、警察全体の威信を揺るがす事案となった。音臼小殺人事件、音臼小事件とも呼ばれる。
事件の概要
[編集]1989年(平成元年)3月12日、宮城県仙南郡音臼村の音臼村立音臼小学校にて開催された小学6年生の卒業記念行事「6年生を送る会」において、地元住民が提供したはっとにシアン化カリウム水溶液が混入され、21人がシアン化物中毒となり、全員が死亡した。
犯行後まもなくははっとを提供した村民に疑いがかけられていたが、仙南警察署の捜査官が捜査し、翌3月13日に駐在所のワードプロセッサから犯行を認める文書や、青酸カリ入りの瓶を裏庭に埋めたことを仄めかす文書が見つかったことなどから、Sの逮捕に繋がった。
同年3月21日にSは殺人罪、毒物及び劇物取締法違反の罪で仙台地方検察庁に起訴され、裁判でSは無罪を主張したが第一審の仙台地方裁判所で死刑判決を受けた。その後控訴・上告をするも棄却され、1997年6月に死刑が確定した。