利用者:クラフトデザイン/sandbox
公益社団法人日本クラフトデザイン協会
[編集]公益社団法人日本クラフトデザイン協会(英:Japan Craft Design Association, 略称:JCDA)は1956年に創設され、1976年に社団法人として許可を取得し、2013年に公益社団法人としての認定を受けた。2021年に法人を解散。クラフトデザインの普及を図り、産業の発展と人々の生活文化的向上に寄与することを目的に、半世紀を超えて日本のクラフトデザインの中心的役割を担い、活動を行った。クラフト関連の組織として唯一法人化された全国組織で、スタジオクラフトマンや伝統的地場産業に関わる生産者を中心とした正会員、賛助個人会員、賛助法人会員、会友により構成されていた。
沿革
[編集]・1956年-日本デザイナークラフトマン協会設立
・1960年-松屋銀座にてニュークラフトセクション設立
松屋銀座にて第1回「ニュークラフト展」開催
・1974年-「ニュークラフト展」を「暮らしを創るクラフト展」に改名
・1976年-社団法人となり日本クラフトデザイン協会と改称
・1978年-世界クラフト会議(W.C.C.)京都にて開催される
W.C.C.協賛展“「手と心」日本のクラフトマンたち”(松屋銀座)
・1984年-日華現代工芸展参加
・1985年-「暮らしを創るクラフト展」の巡回展示を開始(大阪・福岡・名古屋など)
・1986年-創立30周年記念「日本のクラフト もの・くらし・いのち」を出版
・1988年-「暮らしを創るクラフト展」を「日本クラフト展」と改名
・1995年-創立40周年記念展「生まれ変わりの美学」と「日本クラフト展」を同時開催
・1996年-ロサンゼルス日米文化会館にて「現代日本のクラフトとジュウリー展」開催
・2002年-ブリュッセル・VIZO ギャラリーにてベルギー展「日出づる国より」開催
・2004年-日本クラフト展会場を丸ビルホールに移す
・2006年-50周年記念展を渋谷の東急本店で開催
・2008年-日本クラフト展グランプリが「経済産業大臣賞・日本クラフト大賞」となる
・2011年-台湾建国100 年を記念し開催された「国際クラフトデザイン展」に招待され展示
・2013年-公益社団法人認定を取得 公益社団法人日本クラフトデザイン協会となる
大韓民国清州市にて開催された清州工芸ビエンナーレに展示参加
・2014年-日本クラフト展会場を東京ミッドタウン・デザインハブに移す
パリ日本文化会館にて、協会会員展を開催
・2015年-清州工芸ビエンナーレに展示参加
・2017年-高岡クラフトコンペティション30回・JCDA 60周年を記念し、松屋銀座・デザインギャラリーにて「クラフト30・60」を開催
清州工芸ビエンナーレ・グローバルパビリオンに日本を代表し招待され展示
・2021年-国立台湾工芸研究発展中心にて、台湾・日本交流展「幸福工芸」開催
公益社団法人を解散
歴代理事長
[編集]佐藤潤四郎(1956年9月 - 1959年6月)
佐々文夫 (1959年6月 - 1961年9月)
芳武茂介 (1961年9月 - 1962年9月)
福岡縫太郎(1962年9月 - 1964年9月)
佐藤潤四郎(1964年9月 - 1966年9月)
芳武茂介 (1966年9月 - 1968年9月)
佐々文夫 (1968年9月 - 1969年10月)
畑正夫 (1969年10月 - 1972年11月)
會田雄亮 (1972年11月 - 1979年5月)
髙木晃 (1979年5月 - 1981年5月)
平松保城 (1981年5月 - 1985年5月)
馬場忠寛 (1985年5月 - 1989年5月)
佐藤信泰 (1989年5月 - 1993年5月)
工藤省司 (1993年5月 - 1997年5月)
島添昭義 (1997年5月 - 2001年5月)
橋本京子 (2001年5月 - 2007年5月)
長谷川武雄(2007年5月 - 2009年5月)
相川繁隆 (2009年5月 - 2013年5月)
岡本昌子 (2013年5月 - 2017年6月)
磯谷晴弘 (2017年6月 - 2019年6月)
岡英司 (2019年6月 - 2021年5月)
参考文献
[編集]社団法人日本クラフトデザイン協会 編著 『日本のクラフト もの、くらし、いのち』 ㈱学習研究社 1986年
社団法人日本クラフトデザイン協会 編 『クラフトデザイン』 社団法人日本クラフトデザイン協会 2006年
公益社団法人日本クラフトデザイン協会 編著 『ていねいな暮らし カタログ』 公益社団法人日本クラフトデザイン協会 2021年
外部リンク
[編集]備考
[編集]※主な資料は国立工芸館 資料室に保管