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都留市従業員連続殺人事件（つるしじゅうぎょういんれんぞくさつじんじけん）は、2003年（平成15年）10月に山梨県都留市のキャンプ場で発覚した殺人事件。

都留市従業員連続殺人事件
場所	山梨県都留市朝日川キャンプ場
標的	従業員
日付	1997年3月,2000年5月14日
概要	あいりん地区などから浮浪者を集め、いわゆるタコ部屋労働を行なっていた『朝日建設』において、反抗的な態度をとったり問題行動を起こした従業員を、暴行を加えるなどして殺害し、その後自社が経営する『朝日川キャンプ場』に死体を埋め、遺棄した。
攻撃手段	暴行、絞殺
攻撃側人数	6人
武器	木刀、素手
死亡者	3人
容疑	業務上横領、殺人、逮捕監禁、死体遺棄、傷害致死
対処	6人を逮捕、起訴
謝罪	なし
刑事訴訟	主犯格Aを死刑、bを懲役9年、cに懲役3年（執行猶予5年）、dに懲役2年（執行猶予3年）、eに懲役1年（執行猶予5年）、fに懲役2年（執行猶予5年） なおbは殺人と逮捕監禁、c、d、eは逮捕監禁、fは逮捕監禁と横領の罪に問われた。

概要

事件発覚まで

建設会社「朝日建設」社長のAは、平成6年頃までにあいりん地区などから浮浪者を集め、寮に住まわせ、山梨県都留市内に事務所を置き、県内の工事現場に派遣する人材派遣業を始めた。

そして平成9年3月、雇っていた氏名不詳である男性Xに、前夜寮内でナイフを持って暴れる騒ぎを起こし、Aがその事について説教をしていたところ、Xに反抗的な態度を取られたため、木刀を手に取り、制裁を加えた。その後、肺挫滅による気管支傷害によりXは死亡した。