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利用者:がのき/sandbox

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天水町小天
小天温泉
天水町小天の位置(熊本県内)
天水町小天
天水町小天
天水町小天の位置
北緯32度51分37秒 東経130度36分3秒 / 北緯32.86028度 東経130.60083度 / 32.86028; 130.60083
日本の旗 日本
都道府県 熊本県旗 熊本県
市町村 玉名市
人口
2020年令和2年)10月1日現在)[1]
 • 合計 2,889人
等時帯 JST
郵便番号
861-5401[2]
市外局番 0968[3]
ナンバープレート 熊本

天水町小天(てんすいまちおあま)は、熊本県玉名市大字郵便番号は861-5401[2]

地理

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玉名市南西部にある旧天水町の中心地であり、天水町時代は当地に町役場が置かれた。玉名平野の南東端、唐人川の河口の左岸に位置し、北で天水町尾田天水町立花、北東で玉東町原倉、東で河内町大多尾、南側で熊本市西区河内町野出河内町白浜、西側で唐人川を挟み横島町横島及び横島町共栄と接している。

現在の耕地の大半は江戸時代に干拓され開発されたものだが、山麓には貝塚があるなど、かつては山麓付近まで海岸線であった事が伺える[4]

小天東地区

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河川

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歴史

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中世

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小天という地名南北朝時代頃から見える地名であった。古くは「うあま」と称しており、戦国時代には「小海子」とも書いた。田尻駿河守[4]明治7年(1874年)には石貫小学校が設立された(のちの玉名市立石貫小学校[5]。その後、石貫小学校は玉名市立玉陵小学校に統合されたが、跡地は文化財の保存施設として活用することが検討されている[6]。 また、当地はかつて養蚕業が盛んであった。

近世

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明和元年あるいは安永ごろに小天温泉が開かれた。

現代

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2020年令和2年)には当地内の小天東地区に位置していた小天東小学校小天小学校と統合し廃校となった。

沿革

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小説「草枕」との関わり

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当地は夏目漱石の小説である草枕に関連する施設などが多くあり、

人口と世帯数

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2020年(令和2年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
天水町小天 1,005世帯 2,889人

人口の変遷

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統計年 人口
1995年(平成7年) [7] 3,927
2000年(平成12年) [8] 3,833
2005年(平成17年) [9] 3,666
2010年(平成22年) [10] 3,454
2015年(平成27年) [11] 3,220
2020年(令和2年) [1] 2,889

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[12]

町丁 小学校 中学校
全域 玉名市立小天小学校 玉名市立天水中学校

交通

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道路

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国道

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県道

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その他の道路

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  • 熊本広域農道

鉄道

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当地を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅はJR九州鹿児島本線木葉駅もしくは同路線の肥後伊倉駅となる。

バス

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当地をバス路線は通っていない。

施設

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前田家別邸
前田家別邸
  • 小天東簡易郵便局
  • 前田家別邸

文化財

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一覧は指定文化財一覧に依る[13]

市指定

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  • 小天天子宮火の神祭り - 重要無形民俗文化財。
  • 野尻家のナツミカン - 天然記念物。

著名な出身者

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  • 前田案山子 - 当地出身であるほか、当地に別邸を建てた。

天水町小天を舞台にした作品

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脚注

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  1. ^ a b c 国勢調査 / 令和2年国勢調査 / 小地域集計 43熊本県”. 総務省統計局. 2024年8月30日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2024年7月7日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2024年6月9日閲覧。
  4. ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 43 熊本県』角川書店、1987年12月8日、214,215頁。 
  5. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 43 熊本県』角川書店、1987年12月8日、131〜133頁。 
  6. ^ 天水中3答弁(PDFファイル)”. 玉名市. 2024年6月23日閲覧。
  7. ^ 国勢調査 / 平成7年国勢調査 小地域集計 / 小地域集計 43熊本県”. 総務省統計局. 2024年8月30日閲覧。
  8. ^ 国勢調査 / 平成12年国勢調査 / 小地域集計 43熊本県”. 総務省統計局. 2024年8月30日閲覧。
  9. ^ 国勢調査 / 平成17年国勢調査 / 小地域集計 43熊本県”. 総務省統計局. 2024年8月30日閲覧。
  10. ^ 国勢調査 / 平成22年国勢調査 / 小地域集計 43熊本県”. 総務省統計局. 2024年8月30日閲覧。
  11. ^ 国勢調査 / 平成27年国勢調査 / 小地域集計 43熊本県”. 総務省統計局. 2024年8月30日閲覧。
  12. ^ 玉名市立小・中学校の通学区域について”. 玉名市. 2024年8月31日閲覧。
  13. ^ 指定文化財一覧”. 玉名市. 2024年7月20日閲覧。

注釈

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  1. ^ 当地が舞台の一つとなっており、小天温泉がモデルとなった山中の温泉宿が登場する。

参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 43 熊本県』角川書店、1987年12月8日。ISBN 4-04-001430-8 

関連項目

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外部リンク

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