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オール沖縄(おーるおきなわ)は、沖縄県の米軍普天間基地の辺野古移設反対派による政治的統一戦線・選挙運動である。また、その選挙運動を支える組織として誕生した「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」の略称。
概要
[編集]2014年沖縄県知事選挙において、辺野古移設反対派の翁長雄志を支援する枠組みとして誕生した。
それまで沖縄では革新勢力による革新統一は頻繁に行われていたが、2014年の県知事選では戦後初めて革新勢力に加え辺野古移設反対派の保守勢力(翁長は元自民党である)も加わった統一戦線が結成された。この統一戦線には、「保守と革新の壁を越え、沖縄が一つになる」という意味をこめてオール沖縄の名称がつけられた。誕生以後は、沖縄県内のあらゆる選挙において選挙協力・候補者調整・統一候補擁立を行っている。
社会民主党・日本共産党・生活の党と山本太郎となかまたち・沖縄社会大衆党・民進党沖縄県連・那覇市議会新風会・沖縄県議会県民ネットなどの政党・会派が参加している。
ただし、辺野古移設反対派でも翁長県政に是々非々の立場を取る公明党沖縄県本部・おきなわ維新の会(政党そうぞう)および辺野古移設賛成派の自民党は参加していない。
歴史
[編集]2014年沖縄県知事選
[編集]2013年12月27日に仲井真弘多知事がそれまでの辺野古移設反対の主張を転換し、埋め立てを承認したことをめぐり県内の保守勢力や自民党が分裂状態となる。 2014年6月には辺野古移設反対を貫く自民党地方議員らが党の方針に反し、翁長に辺野古移設反対派として知事選に立候補を要請。2014年7月22日には県議会野党の社会民主党沖縄県連、日本共産党県中央委員会、沖縄社会大衆党、生活の党県連、県議会会派の「県民ネット」の5団体でつくる知事選候補者選考委員会が那覇市長の翁長雄志に候補を一本化で合意。 9月10日には翁長本人が立候補を表明。こうして辺野古移設反対派は翁長
第47回衆議院選挙
[編集]2016年宜野湾市長選挙
[編集]参加団体
[編集]政党・会派・政治家
[編集]政治家
[編集]- 翁長雄志沖縄県知事
- 稲嶺進名護市長
- 城間幹子那覇市長
経済団体・業界団体・労働組合
[編集]市民団体
[編集]- 島ぐるみ会議
- 辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議
脚注
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関連項目
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