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利用者‐会話:Tenko

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らいなーのーと(ぇ 個人的制作メモはこっち

苦情・要望、意見など御鞭撻の程を。簡易リンク:利用者‐会話:Tenkoに記帳する - を新設します

Template:告知リリースのお知らせ

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貴殿の利用者名前空間で、{{SeeTalk}}もしくは{{お知らせ}}へリンクまたは呼び出しがなされておりましたので、この度リリースしました{{告知}}のお知らせに参りました。既にご存知でありましたら大変失礼致しました。その際はこのメッセージを削除願います。

これまで、ノートへの誘導は「SeeTalk」、別ページの場合は「お知らせ」と使い分けて参りましたが、この使い分けをする必要がなくなるよう「告知」を作成しました。機能的には従来の2つのテンプレートの機能を組み合わせており(カテゴライズ機能に関しては現在議論中です)且つ、引数指定方法もこれまでの流れを引き継いだシンプルなものとしています。

{{告知|1.タイプ(質問 等)|2.要約|3.リンク先|4.リンク先の対象節}}

いずれの引数も省略可能です。詳しくはテンプレートページを参照願います。

今回のリリースにあわせ、従来の2つのテンプレートを呼び出していたほとんどの記事を「告知」へ切り替えました。それに伴い一定期間経過後、従来のテンプレートは廃止もしくはリダイレクト化される予定ですので、今後は「告知」を使用して頂くようよろしくお願いします。--Broad-Sky [note] 2007年10月10日 (水) 19:51 (UTC)[返信]


ご指摘、連絡どうも有り難うございました。記事等に「お知らせ」を追加・編集する場合、以上を踏まえ、候。今後は議論の収束をもって使用方針を固める所存です--Qoo 2007年10月10日 (水) 21:38 (UTC)[返信]


分け方は年度ではない。

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「天皇機関説」の記述について

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ノート:天皇機関説#「さまざまな主権説」の節において、 Tenkoさんの編集を含む記述について、疑問を提起いたしました[1]。ご意見をいただければ幸いです(出典の明示があれば問題提起を取り下げます)。--Mizusumashi(みずすまし) 2008年8月3日 (日) 03:40 (UTC)[返信]

ノート:天皇機関説で、お世話になっています。私が、8月3日に天皇機関説#さまざまな主権説の節の除去を提案し(「削除」と書いてしまっていましたが、「編集によって除去する」という趣旨です -どなたにも誤解は生んでいないようですが-)、除去を支持するのが提案者である私を含めて二人、Qooさんの「緩やかな反對、然し決め兼ねる」というご意見が一人という結果となりました。そこで、8月10日にコメント依頼を提出いたしましたが[2]、ほぼ一週間たった現在でも、コメントがつきません。
もし、Qooさんもあくまで反対の立場を明確に貫かれるのだといたしますと、投票という選択肢も考えざるをえない状況となってまいりました。ただ、投票というのはウィキペディアにおける一つの最終手段ですが、労多くして実り少ないものです。そこで、一方的にではありますが私としては、「復帰させる場合は出典をつけてください」という要請付きでコメントアウト、という処理に譲歩させていただきましたので、Qooさんにもこの条件でご譲歩いただけないものかと考えています。
いかがでしょうか。ご本意には必ずしも適うものではないでしょうが、Qooさんにもこの条件でご譲歩いただけませんでしょうか?--Mizusumashi(みずすまし) 2008年8月16日 (土) 15:57 (UTC)[返信]
放つたらかしになつてゐたやうで。兎も角も結構ですよ。--Qoo 2009年1月11日 (日) 14:52 (UTC)[返信]

高知空港の拡張の話について

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2007年3月の編集[3]で、高知空港が現在「エプロン・滑走路等の拡張工事を計画しており」とされていますが、このニュースのソースはどちらでしょうか?当方がいくら調べても、既に終了した2004年の改修の話しか見つけられませんでした。滑走路を3000mにする計画があるのなら、ある程度大々的に報じられていても良さそうなものですが。お手数ですが、ソースのご提示を頂ければと思います。--はま 2008年12月10日 (水) 15:13 (UTC)[返信]

詳しくは憶えてをりませんが、高知龍馬空港で告知されてゐたポスター?を「記憶」してゐた内容です。二階の檢査場向かつて左、トイレのある突き當たり、方角は立地から推察して「正面玄関から見て南西」ですね。「滑走路を3km」といへば慥かによくよく考れば、恐らく縮尺には他の別の何かが含まれてゐる可能性もあります。何ぶん田舎ですから、見たのは二年も經つ前ですが、終つたことを告知してゐたのかも知れません。問題があるなら適當に修正して頂いて結構です。--Qoo 2009年1月11日 (日) 14:52 (UTC)[返信]

断層について

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断層項目のの共役断層について、要約欄にて『もとは共軛。その書き換へたる共役がキヨウエキと讀めるとは知らない。』と書かれて訂正いただきましたが、WEB上でも独立行政法人科学技術振興機構の理科ネットワーク[4]内のこのページ[5]にて『「共役(きょうえき)断層」と呼びます』と明記されております。また私が調べた範囲では『共軛断層』という表現は一般に使われておりません。『共軛断層』に変更された典拠をお示しいただけませんでしょうか?Miya.m 2009年7月30日 (木) 17:09 (UTC)[返信]

以下で纏めました。結論がその簡潔な答へでありますが、その裏には字音に關することと常用漢字に關することがあるのであります。--Qoo 2009年8月1日 (土) 09:34 (UTC)[返信]

共軛の音讀について

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漢語の讀みの基本は「音」の種類を揃へることであります。共軛が本來の言葉の姿でありますが、戰後は置き換へを行ひ、共軛は共役となりました。これは「軛」が表外字であるからといふ理由であり、特に專門用語に多かつた表外字を排除した一例であります。複素數、ルイス酸などでも「共軛」が見られますが、最近はそれを知らない人が多いやうであります。
ところで「科学技術振興機構」のページを書いた連中は科學屋であつて、國語屋ではないので、手元の資料を參考にすることになります。すると恐らくその資料では「共役(きょうえき)」とあるのでこれがよからうといふことなのでせう。
先ほど《漢語の讀みの基本は「音」の種類を揃へること》と述べましたが、「きょうやく」が新たに「きょうえき」となるのはそれはそれで根據があるのであります。勿論戰後の話でありますが。

「役」には「ヤク(呉)」と「エキ(漢)」の音があり、「軛」には「ヤク(呉)」と「アク(漢)」の音、一方で「共」には「キョウ(漢)」「ク(呉)」の音があります。
「共軛」なる語が作られた經緯は、恐らくは明治期の飜譯時代であると思はれますが、その頃にはあまり漢音呉音を揃へやうとはしなかつたやうであります。
「共軛」を「キョウヤク」と讀むには漢音呉音の兩方を必要としますし、それは「共役」でも同じです。それを原理原則に立ち戻り、漢音に揃へんとする姿勢には贊同できるのですが、置き換へ字であるがゆゑに贊同できないのです。
「共軛」の「軛」は「エキ」とは讀めず、「共役」を「キョウエキ」と讀むことにすれば、「役」と「軛」が「同音字による表外字の置換へ」語であることがわからなくなるからです。
「共軛」「共役」の「キョウヤク・キョウエキ・キョウアク」問題については、共軛にゆづればよいとも思ひます。

キョウ
アクヤク
エキヤク

漢音と呉音の混ざる熟語は少ない。しかし「人の噂も七十五(シチジフゴ)日」などで「なな」や「よん」のやうな訓讀みが音讀みに混ざるやうに、その語感が好まれることもある。「未曾有」は呉音で「ミ・ゾ・ウ」と讀み、漢音の「ビ・ソウ・イウ」とはしないしこれを混ぜない。譬へば「ミゾウイウ」が間違ひとされるのは一般的ではないから。「いまだかつてあらず」と訓讀するその訓を混ぜることは滅多に無い(どころか間違ひとされる)。

「共軛」では「キョウアク」「クヤク」、「共役」は「キョウエキ」「クヤク」が原理原則に沿つた讀みとなる(他にも音はあるので上表はその拔萃)。しかし「キョウエキ」では「エキ」がどの漢字由來の置換へかさつぱりわからない。必ずしも原理原則に沿ふ讀み方ばかりとは限らないので、今は「キョウヤク」のままが無難だと思ふのは、やはり「共軛」と「共役」を立ておきたいから。原理原則といふなら表外字である「軛」を遣ふべきで、それは次項で。
中途半端な原理原則だから矛盾が大きくなる。常用漢字の趣旨に贊成でも「交ぜ書き」や「置換へ」には愼重な人もゐるので、そこは意見が纏まりづらい所であります。

傍論

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手元の化學資料には、「濾過」が「ろ過」どころか「沪過」になつてゐる例もあります。「爐」が「炉」になつたのに合はせた物ですが、かくして教育用の資料では徹底過ぎたる置換へが行はれてゐたのであります。
まさしく本末顚倒と、「濾」と「爐」の關聯を教へたいがために「濾」を「沪」として、「濾」や「沪」が常用漢字にない理由をすつかり忘れて居る。
「濾」の字はあまり遣はないからといふ理由で教へてないのに、でも「ろ過」ではあんまりだから「沪」として「炉」とこじつける。だつたら最初から「廬」や「爐」で教へればよいのに、さうはしない。
「共役」を「キョウエキ」と讀むのは、元々筋の通らない置換へをやつてゐるのに筋を通さんとしたから生じた問題であつて、「濾過」と同質の問題であります。
支那とは違ひ、字數を少なくした上で字體を改變するといふ、漢字の横の列びを無視した「炉」と「濾」と「戸」の矛盾と同じなのであります。
まだ部首別で字を略した簡体字の方が統一性では軍配があがるわけであります。表記の統一性は、文字言語が求める必然ではないかと思ふわけでありますが、それはさておき。

生物なんかでは「篩管」が「師管」になつてをります。これは「共軛」「共役」と同種の問題ですが、篩管の構造を表す「篩(ふるひ)」の意が薄れるのであまり好きではありません。共軛に限つては、conjugate のラテン語語源をも表しうる素晴しい譯語なので、何をかいはんや。

結論

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文章を讀む限り、門外漢の私からすると、「共軛」關係にあると認められるわけであります。「共軛は共役ではない」とする積極的な理由や意味の違ひがみつからないのであります。
譬へば、日本人が譯した語を多く遣ふ漢字圈の一つ、臺灣の繁體字圈に於いて「共軛斷層(conjugated faults)」なる記述が見受けられるのであります。conjugate であります。
戰後、特に文部省であるとか、教育用のテキストでは、積極的な書き換へ(濾過の例)を行つたので、共軛自體少ないのでありますが、だからといつて、conjugate を意味する「軛」との唯一の繫がりである「同音」といふ性質を取り除くのは無茶であると申したいのです。
化學での共軛は conjugate の譯ですから、地層に於ても本來は conjugate の意から鑑み「共軛」であると判斷致しました(手元の辭典にも、共軛=conjugate・共役はその置換へ、とあります)。
戰後の專門書の多くがどのやうに表記されてゐるかは知りませんが、用語は矢張り語源がわかつた方が憶え易いし判り易いと思ふので、國語施策が何であらうと、判り易い方を示した限りであります。
いちいち常用漢字うんぬんで解説すると三行以上は埋まるので、それは共軛にゆづつておきたい。違和感があるなら、せめて「共役(共役は共軛の置換え。キョウヤク、キョウエキとも)」と斷はり表記すればよいかと。--Qoo 2009年8月1日 (土) 09:34 (UTC)[返信]

共軛断層という単語は検証可能ですか?

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Miya.mです。長文のご返事有難うございます。しかし私が「典拠は?」とお尋ねしたのは、今回の加筆がWikipedia:検証可能性を満たしていないのではないかと危惧したからです。例えばインターネット上の検索では『共軛断層』という表現は見つかりません。Yahooでは『共軛断層』が0件に対し『共役断層』が818件ヒットします。Googleでは『共軛断層』で152件ヒットしますが「共軛断層」というひとつの単語としてヒットする物は皆無に対し『共役断層』では7,370件ヒットしたうえ直接この断層に相当するものがたくさんあります。これをふまえてご質問したのですが、『戰後の專門書の多くがどのやうに表記されてゐるかは知りませんが、用語は矢張り語源がわかつた方が憶え易いし判り易いと思ふので、國語施策が何であらうと、判り易い方を示した限りであります。』というご返事は残念です。Wikipedia3大方針のうちのWikipedia:検証可能性Wikipedia:独自研究は載せないを再読されて、ご理解いただきますようお願いいたします。

なお Conjugate は私の専門分野である化学でも非常に良く使われる表現ですが、私の学生時代(30年くらい前)から教科書や専門誌の表現は殆ど「共役」に統一されています。Wikipedia内でも共役リノール酸共役ジエン酸と塩基の解説にも『共役』と書かれていますが、何れも英語のConjugateに相当します。Miya.m 2009年8月2日 (日) 10:23 (UTC)[返信]

「検証可能性」について

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檢證も何も、「共役=共軛」は眞實であります。そこには疑ふべうの無い「国語改革」の歴史が根づいてゐるのであります。conjugate の意味關聯では總意を得られると感じてをります。
しかして、この問題の要點は、檢證すべきは、表記よりも音讀であります。この音讀に關しては、國語に携はる連中よりも、政治や行政の連中の方が熱心で、科學者は特に考へもなく追隨するだけに留まつてをります。
そしてこのことは、その字音は、充分に檢證可能であると判斷する訣であります。さてそのあらましを述べる前に、正統なる「典據」とは何か。

專門書の調査をせよ、と云はれても、戰後だけみたのでは、公平性を缺くのであります。
貴方の主張の陷穽は、戰前の表記文化は全ての體系は否、存在しないとして、今がかうなつてゐるから、かうせよといふ趣旨その一點であります。
私の申し上げた「國語施策が何であらうと」の一文は、いまそのやうに教育したから「共役」許りになつたといふ、ある種の既成事實、その當り前の結果があつて、その原因を見過ごしてをる事であります。
因果の結果だけでなく、原因を見ねばなりません。因果を辿れば、Wikipedia は文化的營みであつて、日本國政府の政治的な國語施策とは一線を劃した、中立性とやらが要求されてゐると思ふわけであります。

「共役」を「キョウエキ」と讀む事は、未だに方針が定まつてゐない理解し難い我が國の國語施策に荷擔(し所以)する所であつて、何らの益を見いだせないと處斷する訣であります。
「共役」と書くからといつて、その讀みが「キョウエキ」であることは、私の手元の辭典には掲載がなくそれこそ根據が無く、むしろ「キョウヤク」で統一されてをるわけであります(この點の調査は恐らく誰もやつてないと思はれますので、そもそも辭書以外の資料がありません)。
「共役」の音は、文化的繼續性から鑑みて、また明らかに「キョウヤク」であることが、尤も穩當であると判斷するゆゑんであります。
勿論、本文では「共役は本来共軛(Conjugate)であるが、"軛"が戦後の当用漢字の表外字であったために同音字の役で置換され、その音読はキョウヤクとされたが、共役の表記ではキョウエキと漢音で揃えて読むことがある」と斷はれば良いのです。
これが、時代的な流れ、文化的な變遷、政治的な動き、全てを包括できる斷ハリ書キであります(だいたいその趣旨のことは共軛に既に書いてあるから必要がないやうにも思へますが念の爲)。

論が逸れましたが、「検証可能性」はどの漢字字典を見ても載つてゐる當り前の字音と、「独自研究」の當否については前項を踏まえた上で「共役=共軛」を確認し且つ否定させていただきたい。
原理原則と稱した「熟字音は同種音で揃へる事」に關しては、一往の例外はある物の、傳統的に佛教語が呉音で其れ以外一般語は漢音の音を持つ事は、字音に關する資料で一般的な傾向、事實であります。

取り敢へず論點を絞りたいのであります。字音の正當性なのかそれなら辭書以外の研究資料が無い(國語の專門職でもない)ので「キョウエキ」に關しては厄介でありますが、表記であるならただ單純に併記が一般的な編輯法であると思はれます。

附録の論と確認と

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ひょっとすると誤解があるといけないので一往確認しておきたいのですが、「共軛断層」といふ一つの單語だから、「共軛」ではなく「共軛断層」を探せといふ事でせうか。
それは一寸無闇が過ぎる要求であります。この場合檢證對稱とすべきは「共軛断層」の音ではなく「共軛」の音であります。
何故ならば「共役断層」の「共役」が「共役=共軛」なる conjugate の意で遣はれてゐることは明らかであつて、その特性を「共軛断層」に求めることは意味の無い事であります。
檢索エンジンの檢索論理は信用の於けない物ではありますが、「共軛斷層」と全て從來通り(先述の臺灣云々の例)とすれば一往の解説はあるとは思ひますが、それよりもここで重要なのは音であります。

ちなみにもうひとつ申し上げておきますと、私は常用漢字にあらうがなからうが、「表外字の置換へ」は原則として行はない立場の人間であります。
そのことは、その漢字が現在のブラウザで表示困難にならない限りと、固有名詞ではない限りに於いて、確かなのであります。
固有名詞の置換へは滅多にないですが、「聯合」等は多く「連合」になることがあります。「交ぜ書き」も原則行ひません。
Wikipedia の記事を見てゐると、あまり統一された意思は無く、ただ Input Method の候補の内尤も馬が合ふ候補を選んでるやうにしか思へません。
「旱魃・干魃・干ばつ」、先例の「濾過・ろ過」、など Wikipedia に於いても表記の混亂が見えるやうであります。
この話は掘り下げて行くと、Wikipedia 全體の表記をどうするかに行き著き兼ねないので、チンケな會話頁での議論はここらで。

「共軛断層」の資料が見あたらない理由は、「共軛」の表記をする場合は、「共軛斷層」と全て從來通りとするから、「断層」を「斷層」と書く人は「共軛」を「共役」とは書きません。「斷」が既に常用漢字の表外字なので、それを好むならば、「軛」といふ表外字を「役」に置換する不便を行つてまで、「共役」と書く理由がないからです(ただ單に無知な場合があるかもしれませんが)。
一方で「断層」と書いて「共軛」と書く場合は、表外字の同音字による置換へを嫌ふ場合が殆どであります。交ぜ書きはしないと表明する人々と考へ方は同じであります。
常用漢字に同一字體が含まれる場合(弁・辯・辧などや、豊・豐や、恆の亙・亘など字源が異なる場合を除いて)多くはそれに從ひ、一方で置換や交ぜ書きを拒む。ところがこの考へを突き詰めると、字源的ではない常用漢字の表記省略法に嫌氣がさすかそもそもをかしいと感じるかして、「斷層」と常用漢字の同一字體でさへも無視するやうになることがあります。兆した思ひの根柢が通ずるからです。
だいたいの人は、正則性を保つことに腐心しようとはしないので、その思想や根柢には關心が無く、明らかな矛盾だけを糺彈して、それで滿足するわけであります。
交ぜ書きが嫌ひと表明する人は、主觀的な感想では、漢字があるのに平假名で表記するのはをかしい、その程度の思考に留まり、表外字を表記することの意味までは思考が及ばないのであります。表外字を表記することが、常用漢字を否定する事に繫がることには、考へも及ばないのであります。

常用漢字については嫌ひなので擁護する積りがありません。ここはただ單に「共軛断層」と表記しない事實とその考察、一般論を述べただけなので、「共軛・共役」の字音をどうするかの問題とはゆかりがない事であります。

辭書類の例

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手元にある辭典や事典で音の確認が採れたのは以下であります。大きな辭典の多くは書換へ語である斷はりの入る傾向があり、その併記が一般的であります。
  • 【共役・共軛(きょうやく)】《広辞苑(第五版・岩波書店)》註:その他の熟語(共役複素数など)の讀みもキョウヤク。
  • 【共役・共軛(きょうやく)】《大辞泉(Mac OS X v.10.5・小学館)》註:(同上)でキョウヤク。
  • 【共役・共軛(きょうやく)】《国語辞典(第九版・旺文社)》
  • 【共役反応(きょうやくはんのう)】《生物事典(改訂新版及び第四版・旺文社)》
以上でありますが、「キョウエキ」で確認の採れる辭書類は一つとして手元には無かつたのであります。--Qoo 2009年8月2日 (日) 14:40 (UTC)[返信]

Wikipediaは百科事典です

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Miya.mです。断層のことを調べたい人がこの項目を読む場合、明らかに「共役断層」というひとつの単語の意味が問題になります。『ひょっとすると誤解があるといけないので一往確認しておきたいのですが、「共軛断層」といふ一つの單語だから、「共軛」ではなく「共軛断層」を探せといふ事でせうか。』はい、全くその通りです。例えば化学分野では上で提示された「共役反応」についても、「共役」と「反応」を分けてしまったら「共役反応」の解説は成り立ちません。ですから4文字単語「共役断層」の4文字ひとくくりの検証可能性について『それは一寸無闇が過ぎる要求であります。』と仰られると、百科事典の記事における「検証可能性」をご理解いただいていない、即ち「基本方針」に対する無理解と申し上げざるを得ません。メインページにもありますようにWikipediaは『基本方針に賛同していただけるなら、誰でも記事を編集したり新しく作成したりできます。』というスタンスです。基本方針をご確認いただきますよう再度お願いいたします。Miya.m 2009年8月3日 (月) 16:47 (UTC)[返信]

檢證對稱と檢證用の資料その出典について

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赤色と青色を混ぜて初めて紫色が作れるといふのに、貴方は青色だけで紫色を作れといふ。風化でもさせろといふのか。
更なる誤解があるとすれば、私は特に「共役」と強調する(すなはち置換された表記であると示す必要がある)を除いて「共軛」と表記してゐる。だから、「共軛断層」と「共軛」について取り上げたのは、別の意圖からであります。「共軛斷層」の「共軛」が「共役」と同じではないかといふことからであります。
それから貴方には陷穽があると再び述べさせて頂きたいのであります。用語の讀みや漢字の表記は國語の問題であります。どうせ國が常用漢字を已めてしまへば表記は變はるのであります。「共軛斷層」の四文字で檢證すべきは、その意味する所、すなはち地學の領分であります。表記や音は概念に結びつく記號でしかありません。記號と概念は密接な關係があることは確かでありますが、概念の領分に於いても「共軛」と「斷層」といふ二つの概念に「共軛斷層」の特質の概念を混ぜた物が、「共軛斷層」の意味する概念、地學的意味なのであります。國語と地學は兩方が一つの概念を支へ合ふ車の兩輪であります。地學と國語とを一緒くたにしたとしても、密接な關係がある以上、國語の領分に於いて充分檢證可能であらうと斷ずるのはだいたいかういふ雰圍氣に於いてであります。

また私は、特に貴方が問題にしてゐるのは、音であつたはずと述べたいのであります。すなはち論點は「漢字表記」と「字音表記」のうちの「字音表記」であります。何故ならば「漢字表記」は先の例からも置換へ語であると明らかであるからであり、併記すればよいと述べたからであります。さて《化学分野では上で提示された「共役反応」》では音は「キョウヤク」が一般的である、その理由は恐らく以上述べた所に共感する所がある、何らかの語意識が働くからと推察するわけでありますが、然し「キョウエキ」では「キョウヤク」の典據はと仰る貴方はその問ひに答へようとはしてゐない。

貴方の仰るのは「共役断層」での讀み、私に云はせれば檢證するまでもなく「共役」だけで明らか(それは上の通り)だとは思ふのですが、「共役断層」になつたとたん「共役」との縁故は切れるから「共役断層」で檢證せよといふのなら、「共役断層 きょうやく」で檢索してみればよいのであります。さうすれば讀みの混亂が起きてゐることがまざまざと現れるのであります。以下は「キョウヤク」の例であります。

一つ目は「独立行政法人地質調査総合センター」の物でありますが、サイトが壊れてしまつてゐるのであります。
二つ目は「東京大学地震研究所」の発表を引用したと思しき内容であります。これはあまり信用がおけないのであります。
三つ目は「朝日新聞」であります。四つ目と異なり一次ソースでありますが、朝日新聞の一次ソース(參考にした物)は同じく不明であります。
四つ目は「産経新聞」による物の引用と思はれる物で、これは調べれば實際にわかりさうであります。気象庁か国土地理院などの發表を元にした記事かと推察されますが、不明であります。
五つ目は「大鹿村中央構造線博物館学芸員」によるページで、彼は「きょうやく」と認識してゐるやうであります。「学芸員」は法律に定められた一端の研究者であります。
六つ目に至つては、「地学事典(平凡社)」「文部省学術用語集地学編」「地学辞典(古今書院)」を參考にしたとあります(地学用語 読み方辞典)が、「共役断層」としてではなく、「共役*」で纏められてゐるのであります。恐らくは「共役断層」などの用語の讀みは「断層」とかぶるから、ページの用途上省略したのだと推察されます。實際には參照したとする「地学事典」などを見ればよいのであります。「共役応力」が別項であるのは、物理で扱ふ應力が地學辭典では常識か埒外かとして扱つてないからだと思はれます。

貴方の考へる檢證法によれば、すなはち「共役断層」による「共役」と「断層」の混合概念によれば、「キョウヤク」ともあるのであります。
「共役断層」の意味は、「共役+断層」、その「共役」は「共役応力」だとか「共役剪断応力」によるとか書いてあるので、物理的な力(應力)の關係が「共役」狀態その關係にある、すなはち「共役」の意は「共軛」である、だから「共役断層」における「共役」の意味を類するには「共軛(共役)」だけみれば充分なのであります。更に一歩踏み込んで「表外字だからと外すのは意味の類推に於いて害惡である」、貴方の仰る《断層のことを調べたい人がこの項目を読む場合、明らかに「共役断層」といふひとつの単語の意味が問題になります》といふ趣旨これに答へられる物としてこれを述べましたが、そこは傳はつてはゐないやうで殘念であります。また、關聯性を無視した考へ、檢證法は蟲が好かないのであります。これは則ち、「独自研究」以前の資料をどれにするかの問題ではありますが、以上に擧げた例によつて貴方の求める種の資料に於いて、「検証可能性」にある「広く信頼されている発行元からすでに公開されている」を滿たすと判斷するわけであります。なほ新聞社が讀み假名を誤るとは、あんなにうるさひ連中が、まづない、一般にそのやうに信頼されてゐるとも申し添へておきたい、何故ならば彼らは出版業界の人間だからであります。--Qoo 2009年8月3日 (月) 19:09 (UTC)[返信]

Miya.mです。詳細な文献調査有難うございます。上記の調査によれば『共役断層(きょうやくだんそう)』はWikipedia:検証可能性を満たしていると思います。しかし『共軛断層』という漢字表現は全く無かったので、これは「検証可能性」を満たしていません。近日中にこの線で加筆修正させていただくつもりです。ちなみに『特に貴方が問題にしてゐるのは、音であつたはずと述べたいのであります。』は全くの誤解で、最初から「検証可能性」について議論しています。

余談ですが、実は私の職業は色との関係が深いので誤解を解くために一言。絵の具の赤と青を混ぜて出来る紫は濁った色合いです。混ぜ物でないは、ちょっと値が張りますが鮮明な色合いです。Wikipediaの解説も混ぜ物無しのストレートでお願いします。Miya.m 2009年8月4日 (火) 16:40 (UTC)[返信]

あの高い岩繪具にまつはる職といふことでせうか。たしかに、紫など混合するより元から紫の發色を有する繪具の方が鮮やかであるのは、經驗上憶えがあります。二十四色と八色の水彩繪具では、できあがる作品の雰圍氣が變はつたやうに思ひます。ところで「共軛断層」は「共軛」を遣ふ者は、多くは「斷層(と層も舊字あり)」とするからで、幾らか論文を探せば、「役は軛なり」などと註がついてる物があるかもしれませんが、そこまでの氣力はないのであります。舊字を含めるならば、

など臺灣の大學、臺北帝國大學の後進である臺灣大學の論文でも見られることや、臺灣での調査報告、朝鮮語の辭書など漢字圈一般に「共軛斷層」が見られると申し添へておきたいのであります。しかも、簡体字に於いても、「共軛斷層」が見られるのであります。「共轭断层」は「轭(軛)」「层(層)」であり、どうにも「重慶大學建工學院」の論文の表題のやうであります。まあ「共轭平移断层」とありますが、ほかにも探せば「共轭断层」と簡体字でもある。從つて日本を除くすべての漢字圈での使用例がこれで確認できたわけであります。

  • 「共軛斷層」から「共軛断層」:「共軛斷層」は「当用漢字」の字體對應表により、「斷層」は「断層」、つまり「共軛断層」へ
  • α)「共軛断層」から「共役断層」:「軛」が表外字のため、「共軛」が「共役」に。其れに倣へ右で「共軛断層」も「共役断層」へ
β)「共軛断層」から「共やく断層」:「軛」が表外字のため、「共軛」が「共やく」に。其れに倣へ右で「共軛断層」も「共やく断層」へ
γ)「共やく断層」から「共役断層 or 共軛断層」:「共やく」ではあんまりなので、α)の結論か、振り出しに戻る。

臺灣などで「共軛斷層」と書くことは檢證できますが、そこから日本の戰前より「当用漢字」からそしてαなど一連の流れを認めること、すなはち國語改革とやらの結果たるは論理的證據から明らかではありますが、一次的にそれを指摘できる資料は手元には無いのであります。

ただし、「役」の字をあてたことは何らかの合意があつたからで、「軛」に變はる文字は「約」「訳」と他にもあるはずであつて、「共軛」が「共役」になったと記す広辞苑の記述から、充分に「共役断層」の「共役」は「共軛」の意であると指摘でき、檢證できると考へるのであります。「共役断層」の「役」と「共役」の「役」が偶然にも「役」で一致するのではなく、「共役断層」といふ概念と「共役」といふ概念の結びつきは確かであって、広辞苑のさす「共軛」で充分、また「共軛斷層」での使用例はある、だから戰前は「共軛斷層」でほぼ、これは九割がた、たしかだと思ふのであります。從て「共役断層」なる語の「共役」は「共軛」の意、「共軛」の派生語彙であると思ふのであります。派生語彙の語意識を Wikipedia でどの樣に扱ふ、檢證すべきか、十分な考察を要する、と思ふのでありますが、もうこれ以上拘るのは面倒なのであります。何故ならば、國語國字の問題にはもう充分辟易としてゐるからであります。後は適當に贊意が得られるかを、投票なんぞで、聞いておきたい程度なのであります。--Qoo 2009年8月4日 (火) 17:50 (UTC)[返信]

一往みつけた PDF 資料が大變讀みにくいわけでありますが、交ぜ書きで「共やく(軛)」とあるのであります。「共軛断層」とひとつなぎの用法ではありませんが、「いくつかの主断層に伴って発達する数多くの小断層の共やく(軛)性を用い」とあるのであります。「共軛断層」のことを指してゐるのではと思ふのであります。この資料は1971年とあつて、交ぜ書きが「花コウ/花崗」「セン断/剪断」と多く行はれてゐるために、たしかに戰後の資料とわかるのであります。從つて、「共軛断層」の表記の餘地はあるのではと反問し、且つこれで凡その漢字圈での使用例が確定したのであります。--Qoo 2009年8月4日 (火) 18:16 (UTC)[返信]

更に追記であります。先の PDF 資料をみつけた後で、ああさうか「共 軛 断層」と句切れば良いと思ひたちそのやうに檢索してみたところ、やつと「新潟大学」の中越地震の論文に「共軛断層」の使用例をみつけたのであります。フリガナがあるので檢索エンジンでは該當しなかつたやうであります。以上であります。--Qoo 2009年8月4日 (火) 18:24 (UTC)[返信]

Miya.mです。岩絵の具は使いませんが、合成顔料でも紫は他の色より一桁、物によっては二桁ぐらい高価です。「共軛断層」外部文献に一例ありましたね。ところで断層に関する知見は、1960年代以後航空写真の分析によって飛躍的に進みました。また詳細な地下構造の分析については人工地震による調査で初めて明らかになりました。『共役断層』はこれら戦後しばらくたってから得られた知見の中から出てきた考え方です。即ち日本においては『もとは共軛であったものが、時代の変化で変わったもの』ではありません。Miya.m 2009年8月5日 (水) 14:22 (UTC)[返信]

なるほど、では「共軛」の語が生きてゐただけのことでありますな。戰後「共軛」が「共役」や「共やく」になつたのは事實でありますが、「共役断層」に於いての用例は更にその後であるから、國語力やら好みやら個人の判斷で「共軛断層」「共役断層」と分かれる、といふことでありませうか。地學は知らないので國語の物差しでみたところ少し勘違ひしてゐたやうであります。一往もう少し探してみると、
例によって、最後のは地質調査総合センターでありますが、見れないのであります。だいたい「共軛断層」と熟語とするよりは、「共軛関係にある断層」だとか「共軛性を持つ断層」だとか、さういふ用例しか見つからないのであります。新潟大学の資料は「共軛断層」の部分に東京大学の反射法地震探査を註としてつけてをるわけでありますが、東京大学地震研究所の「松代群発」を見る限りでは、同系列のそのページでも「共軛性」なる語が見つかってもよささうであります、しかし見あたらないのであります。PDFが画像データなので檢索はできずこれを見る限り「共軛断層」はないやうであります。それから反射法地震探査の論文が東京大学地震研究所彙報にどうもあるらしいのですが、共軛(共役)は出て來ないのであります。調査と分析は別、といふことかし知ら。--Qoo 2009年8月5日 (水) 15:28 (UTC)[返信]