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利用者‐会話:Anihiko

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アイヌ語版ウィキペディアについて

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はじめまして。Damena会話)と申します。現在試行段階であるアイヌ語版ウィキペディアの活性化を図るべく、Wikipedia:井戸端/subj/アイヌ語版とウチナーグチ版で議論が行われています。お力添えをいただけましたら幸いです。--Damena会話2015年8月29日 (土) 11:19 (UTC)[返信]

ランパスについて

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初めましてAnihikoさん。ランパスの記事名を「ランパース」が誤記なので「ランパス」に改めたとのことですが、参考文献に挙げられている『ギリシア合唱抒情詩集 アルクマン他』を読んだ所、最後の固有名詞索引に書かれているスペルのLampasのpの次のaの上に長音符の横棒が付いているので長音表記すると「ランパース」になるのではないでしょうか?誤記ではないのでは?--Greif会話2015年9月29日 (火) 11:53 (UTC)[返信]

すいません、私のノートページの貴方のコメントの下に返事を書いたのですが、それに対する貴方のお返事はまだでしょうか?返信は相手のページに書くんじゃなくて相手のコメントの下に書くんですよ。--Greif会話2015年12月16日 (水) 13:48 (UTC)[返信]
ウィキペディアの仕様が分からず返事が遅くなってしまいすみません。lampadの英語読みですがランパッドの方が近い気はしますが、英語には余り明るくない為なんともお答え出来ません。エルサについてですが、露という意味の一般名詞ヘルセー(ἕρση)の擬人化によると思われる為、その読みもヘルセー(Ἕρση)が最も近いかと思われます。英語版にはヘルサー(Ἕρσα)という語形が載っていますが、これはアッティカ方言とは異なる方言での読みになります。--Anihiko会話2015年12月16日 (水) 17:49 (UTC)[返信]
成程、そうでしたか。早速のご教授ありがとうございます。--Greif会話2015年12月17日 (木) 05:55 (UTC)[返信]

パルカについて

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突然すいません。パルカのデキマとモルタについてなんですけど、この両者の名前を長音表記するとどうなるかご存知ないですか?どの書籍にもなかなか載ってなくて、ノナをノーナと表記する所までしか分かりません。ご教授して頂けたら幸いです。--Greif会話2017年12月10日 (日) 13:55 (UTC)[返信]

結論から言いますと元のラテン語で名前に長母音が含まれる神はノーナしかいませんので、その他の神には長音表記は存在しません。
Parca パルカ 語源未詳ながら、動詞parcō(惜しむ パルコー)あるいはpariō(産む パリオー)あるいはplectō(打つ プレクトー)あるいはplicō(畳む プリコー)辺りに由来するとされています。
Nōna ノーナ 序数詞nōnus(9番目 ノーヌス)に由来します。
Decima デキマ 序数詞decimus(10番目 デキムス)に由来します。
Morta モルタ 名詞mors(死 モルス 属格mortis)あるいはギリシャ語の形容詞女性形μορτή(死の morte モルテー)に由来します。--Anihiko会話2017年12月11日 (月) 14:42 (UTC)[返信]
御教授頂き本当にありがとうございます。--Greif会話2017年12月12日 (火) 07:15 (UTC)[返信]

アクリュースについて

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度々すいません。アクリュースという単語についてなんですが、長音表記はこれで合っていますでしょうか? 長音表記の文献に載っていないのでなかなか判りません。--Greif会話2019年10月5日 (土) 16:37 (UTC)[返信]

手元の辞書(ギリシャ語辞典 古川晴風 編著)ではアクリュースとアクリュスの双方とも可となっています。ただ少なくとも英語版やドイツ語版などのウィキペディアで引用されている、ヘーシオドスの著作とされていたヘーラクレースの盾264行目ではアクリュースと長く読んでいると韻律から断定できます。--Anihiko会話2019年10月7日 (月) 04:49 (UTC)[返信]
回答ありがとうございます。これでよかったんですね。あと、こちらはまだ日本語版記事にはなってないんですが、Portal:神話伝承/執筆・加筆依頼にある、アンゲロース(en)、グリュコーン(en)、メリノエー(en)、ポタミデス(en)はどうでしょう?ローマにアンゲローナという女神がいるのでこれで合ってる気はしますがこっちはラテン語ですし、確証が持てません。メリノエーも外国語記事を見ると恐らくメーリノエーではないかと思われますがいかがでしょうか?多くてすいません。--Greif会話2019年10月7日 (月) 18:58 (UTC)[返信]
それぞれアンゲロス、グリュコーン、メーリノエー、ポタミデスですね。oは必ず短く発音されますので、アンゲロースとはなりません。また、アンゲロスはἀγγέλλω(アンゲッロー:知らせる)という動詞からの派生語で、ローマのアンゲローナ(Angerona)はango(アンゴー:締め付ける、悩ませる)からの派生語で由来が違います。メーリノエーはご指摘の通りメーリノエーが正しいです。ポタミデスの場合、英語版に載っている綴りの他にΠοταμηΐδεςという綴りもある様で、こちらの場合はポタメーイデスになります。--Anihiko会話2019年10月8日 (火) 05:56 (UTC)[返信]
細かい御教授有難うございます。--Greif会話2019年10月8日 (火) 10:36 (UTC)[返信]

レディクルス及びその他について

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またもお手数かける事になってすいません。Portal:神話伝承/執筆・加筆依頼のレーディクルース(en)なんですが、これだけラテン語の辞書に載ってないので長音表記が正しいか判断がつきません。これで合ってますでしょうか?それと、アンキーレ(en/it)の複数形のアンキリア(ancilia)の長音表記も教えて頂きたいです。あと、セイレーンの記事の概要の節にあるセイレーンの個体名で長音表記が間違っているものはありますでしょうか?どの書籍にも部分的にしか載ってなかったり、長音表記を省略してあったりするのでなかなか判りません。最初に挙げられているヒメロペーはマイケル・グラントの『ギリシア・ローマ神話事典』だとヒメロパになってるんですが、エウローペーエウロパみたいにヒメロペーが古ギリシア語でヒメロパがラテン語形なんでしょうか?色々ややこしくてすいません。--Greif会話2019年10月19日 (土) 17:54 (UTC)[返信]

Rediculusはレディクルスと全て伸ばしません。アンキーレの複数形はアンキーリアになります。セイレーンの名前はそれぞれ、Ἱμηρόπη(ヒーメロペー、Himerope)、 Θελξιέπεια(テルクシエペイア、Thelxiepeia)、Πεισινόη(ペイシノエー、Peisinoe)、Ἀγλαοφήμη(アーグラオペーメー、Aglaopheme)、Μολπή(モルペー、Molpe)、Λευκωσία(レウコーシアー、Leucosia)、Λίγεια(リゲイア、Ligeia)、Παρθενόπη(パルテノペー、Parthenope)、Τέλης(テレース、Teles ※女性名としては不自然な気がします)、Θελξιόπη(テルクシオペー、Thelxiope)です。ヒーメロパ(Himeropa)はご指摘の通りエウローパと同様にラテン語形であると思われます。Raidne(Ῥαίδνη?、ライドネー)については該当する単語が思い浮かびません。また、テレースとライドネーは出典とされるガーイウス・ユーリウス・ヒュギーヌスのFabulaeの写本のうち、1857年のベルンハルト・ブンテのものでしか存在を確認できないので、古代のギリシャ語やラテン語には存在していなかったのではないかと思います。--Anihiko会話2019年10月21日 (月) 23:57 (UTC)[返信]
ありがとうございます。アーグラオペーメーとレウコーシアーは呉茂一の『ギリシア神話』だとアグラオペーメー、レウコーシアになってるんですが、これはアレースをアーレースとも表記するようにどちらでもよいということでしょうか?--Greif会話2019年10月22日 (火) 14:54 (UTC)[返信]
アレースの様に母音が長くも短くもなるものは例外で基本的には母音の長さが変化する事はない為、アーグラオペーメーの頭の母音が短いと判断した理由はわかりません。憶測になりますが、あるいはLSJの電子版でἀγλαόςの派生語の母音の長短の記載が省略されている事に引かれたのかもしれません。レウコーシアーの場合はラテン語読みすればレウコーシアとなりますが、ギリシャ語上では短くなる事はないと思われます。--Anihiko会話2019年10月23日 (水) 10:01 (UTC)[返信]
何から何まで教えて下さりありがとうございました。早速書き直しておきます。--Greif会話2019年10月23日 (水) 10:15 (UTC)[返信]

マプサウラーについて

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すいません、マプサウラー(MAΨAVPA, Μαψαύρα)というギリシアの女神の名前の長音表記はこれで合ってるか判りますか?詳細は私の会話ページの一番下の「マプサウラーについて」をご参照下さい。--Greif会話2020年4月6日 (月) 18:33 (UTC)[返信]

古代ギリシャ語にはμαψαῦραι(マプサウライ、気紛れな突風)という一般名詞があるのですが、こちらには単数での用法が無い為、語末が短いか否かの判断が出来ません。ただ、μάψ(マプス、軽率に)とαὔρα(アウラー、風)の複合語であると考えられる為、マプサウラーと読むのが妥当であると思われます。また大英博物館においても、陶器に書かれているΜΑΨΑΥΡΑをΜαψαύραと綴っている事から考えるとマプサウラーと読むと認識しているようです。--Anihiko会話2020年4月7日 (火) 11:16 (UTC)[返信]
丁寧に教えて下さりありがとうございます。--Greif会話2020年4月7日 (火) 11:46 (UTC)[返信]

Wp/ryuプロジェクトについて

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Wp/ryuプロジェクトは最近活発になっているようです。 過去にこのプロジェクトに貢献されたとのことですが、よろしければまたご参加ください。お願いします。--墜星璃月会話2022年5月11日 (火) 18:54 (UTC)[返信]

クレーターについて

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お久しぶりです。クレーター (ギリシア神話)の記事名についてなんですが、確かに呉茂一の『ギリシア神話』(新潮社)には「クレーター」と書かれているんですが、英語版記事等にはKlḗtaと書かれており、カール・ケレーニイの『ギリシアの神話 神々の時代』(中央公論社、文庫版じゃない方)では「クレータ」になっています。私はクレータ島と同じくクレータでよいかと思うのですが、どちらが正しいでしょうか?--Greif会話2022年10月10日 (月) 07:15 (UTC)[返信]

Κλήταという綴り(最後のαが短ければΚλῆταとなる)や形容詞κλητός(呼ばれた)の女性形κλητήのドーリス方言形(ラコーニアー地方ではドーリス方言の一種が話されていました)であると考えられることからクレーターと読むものと思われます。綴りについては現代ギリシャ語からの引用であった場合、根拠として成立しなくなってしまいますが、記事中の脚注2として引用されているパウサニアースのギリシア案内記において単数対格形がΚλήτανとなっている(こちらも最後のαが短ければΚλῆτανとなる)為、問題ないかと思います。また、島の名前についてCreta(クレータ島)はラテン語読みであり、アテーナイではΚρήτη(クレーテー島)、現地(ドーリス方言圏)では恐らくΚρήτα(クレーター島)と呼ばれました。--Anihiko会話2022年10月11日 (火) 08:33 (UTC)[返信]
御教授有難うございます。クレータ島はラテン語形だったんですね。高津春繁のギリシア・ローマ神話辞典やフェリックス・ギランの『ギリシア神話』だとクレータで統一されていたのでそちらがアッティカ方言形でクレーテーが別地方の方言かと思っていました。そう言えばこれらの書籍はシケリア島もシシリアになってて島の名前だけ何故か古ギリシア語ではないですね。
後、ついでに気になっていた事を思い出したんですが、グリフォンの古ギリシア語名は先述の高津春繁の辞典にはグリュプスとしか書いてないんですが、英語版記事を見るとAncient Greek: γρύψ, grū́ps; Classical Latin: grȳps or grȳpusと書いてあるので古ギリシア語だとグループスでラテン語だとグリュープスで合ってますか?--Greif会話2022年10月12日 (水) 11:54 (UTC)[返信]
原音重視でも日本で定着しているものは慣例に倣うという本がしばしばありますので、それらもそうなのかもしれませんね。グリフォンの発音については、υの発音は二重母音の後半要素にならない限り円唇前舌狭母音ですので、ギリシャ語でもラテン語でもグリュープスです。--Anihiko会話2022年10月13日 (木) 13:45 (UTC)[返信]
色々教えて下さり有難うございました。--Greif会話2022年10月14日 (金) 09:48 (UTC)[返信]
すいません、羅和辞典にgryps,grȳpusと書いてあるんですが、これはグリュプス、グリュープスの両方の読み方があったということでしょうか?--Greif会話2022年10月22日 (土) 16:25 (UTC)[返信]
いずれもyは伸ばしますが、第三変化であるgrȳps(グリュープス)と第二変化であるgrȳpus(グリュープス)が混在していた様です。その他、英語のgriffinに繋がるgrȳphus(グリュープス)という語形もあったそうです。--Anihiko会話2022年10月23日 (日) 18:37 (UTC)[返信]
つまり伸ばさないグリュプスという読み方は無かったんですね?--Greif会話2022年10月24日 (月) 06:34 (UTC)[返信]
そのはずです。--Anihiko会話2022年10月27日 (木) 11:02 (UTC)[返信]
いつも丁寧に教えて頂き有難うございます。--Greif会話2022年10月27日 (木) 11:36 (UTC)[返信]

ソラヌスの用語について

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お久しぶりです。近々ソラヌス (神話)の記事名をソーラーヌスに改名する予定なんですが、本文中のアポロ=ソラヌスとヒルピ・ソラニの長音表記はそれぞれアポロ・ソーラーヌスとヒルピ・ソーラーニーで合ってますでしょうか?--Greif会話2024年7月6日 (土) 16:33 (UTC)[返信]

返信が遅くなり申し訳ありません。ラテン語ではソーラーヌスはSōrānusとなっているため、それぞれアポッロー・ソーラーヌスとヒルピー・ソーラーニーとなります。--Anihiko会話2024年8月10日 (土) 10:11 (UTC)[返信]
古ギリシア語のアポロドーロスと違ってこちらはアポッローと伸ばすんですね?--Greif会話2024年8月13日 (火) 10:03 (UTC)[返信]
神の名前は古代ギリシャ語でἈπόλλων(アポッローン)、ラテン語でApollō(アポッロー)となりいずれも伸ばします。
しかしながら、人名のἈπολλόδωρος(アポッロドーロス)やἈπολλόδοτος(アポッロドトス)などは短く読みます。こちらのοはbiographyやdemocracyなどの複合語の間に入っている幹母音oと同じものであり、Ἀπόλλωνに入っているωとは別物になります。--Anihiko会話2024年8月17日 (土) 12:28 (UTC)[返信]
有り難うございました。--Greif会話2024年8月17日 (土) 14:26 (UTC)[返信]

ウーレアーについて

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ウーレアーについてなんですが、記事名のウーレアーと本文中のウーレアという表記のどちらが正しいか判りますか?Stella marisさんは利用者‐会話:Stella marisにてどちらか判らないと仰っているのですが。--Greif会話2024年9月27日 (金) 08:00 (UTC)[返信]

ウーレアかと思います。まずStella marisさんのおっしゃる通りダクテュロス・ヘクサメトロスの2脚目において長短短(ウー・レ・ア)となっていること。これがウーレアーであった場合長短長となり不適格となります。また山という中性名詞ὄροςの詩形であることやΟὔρεα μακράやοὔρεα βησσήενταという語形から中性複数であると分かりますが、中性複数の母音はイオーニアー方言であっても短いaです。一応長いaで終わる中性名詞は存在していますが、いずれも母音融合の結果生まれたものであり、εαと母音の融合していない形で終わっているοὔρεαはこの例には入りません。加えて、アンテパエヌルティマにアクセントが置かれていることから考えてもοὔρεαのaが短いと分かります。--Anihiko会話2024年10月11日 (金) 04:05 (UTC)[返信]
イオーニアー方言であっても短いaですと仰いましたが、標準的なアッティカ方言でも短いaで、ウーレアとなるんですよね?--Greif会話2024年10月11日 (金) 06:22 (UTC)[返信]
詩語のοὔρεαをアテーナイ人がそのまま読んだのであればウーレアとなります。母音の融合していない中性複数のαが短いというのは共通ですので。--Anihiko会話2024年10月11日 (金) 19:43 (UTC)[返信]
成程、判りました。所で、現在の記事ではウーレアは男性神の様な書き方になってますが(Category:女神が無いので)、中性名詞ということはウーレアは性別が無いのでしょうか?語感から女性形で女神かと思っていたんですが。--Greif会話2024年10月12日 (土) 05:12 (UTC)[返信]
当時性別についてどう考えられていたのかはなんとも分かりかねます。神としてのエピソードもこれと言ってないので……。中性名詞である神が他にカオス(Χάος)ぐらいしか思い浮かばないので類推することも難しく。そもそも複数形なので1柱の神なのかも怪しいです。--Anihiko会話2024年10月12日 (土) 10:47 (UTC)[返信]
そうですか、判りました。いろいろ教えて頂き有難うございます。--Greif会話2024年10月12日 (土) 14:49 (UTC)[返信]