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利用者‐会話:㭍月例祭/sandbox/イギリス宮廷の職名

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こんにちは。霧木です。横から失礼します。

ロッキンガム侯の記事からイギリスの宮廷職の訳語について議論が始まっているのを拝見しました。私も以前 Great Officer of State の訳語について少し調べたことがありまして、こちらにまとめたものがあります。あまり参考にならないかもしれませんが、ご笑覧ください。

さて「原則としては、記事名は英語をそのままカタカナ化する。」という方針にされるおつもりのようです。訳例がみつからない職についてはカタカナになるのが当然だと思いますが Great Officer of State についてはいくつか宛てられている訳語があるのでどれかの訳語を記事名にできないでしょうか。といいますのも大法官枢密院議長は「特定の訳語が用いられている場合」に該当するから日本語名になる一方で Lord High Steward がロード・ハイ・スチュワードになるというのは統一性があまりに欠けているのではないかと感じられるのです。自分で資料探して記事書けって話ですね。すいません。

あと表を拝見していくつか気付いた点を。

  • Keeper of the Privy Purse が「内大臣」「内府」となっていますが、これおそらく誤リンクではないかと思います。Privy Purse の記事はこちら(御手許金、内帑金)です。神聖ローマ帝国の Erzschatzmeister を「内帑長官」と訳している例がネット上にはあるようですが、イギリスの Keeper of the Privy Purse にこれを宛てている例は見当たりませんね。私はいくつかの記事で「王室出納長官」を使いました(出典用例)。
  • Groom of the Stool の訳語に「御衣装係官」とあります。en:Groom of the Stool を読んだところでは、(元は)公人朝夕人に似た職で衣装係ではないように見えますが、これ出典があるのでしょうか。なお自分はこの職の訳例を見つけられず、そのまま英語版リンクにしたことがあります。

それでは失礼します。―霧木諒二会話2017年8月27日 (日) 02:04 (UTC)[返信]

わあ みつかってしまった!!
スミマセン、ひとまず現時点ではあまり調べ物をしてない、ググっただけ情報が多いです。もうちょっとまともな状態にしたら諮ろうと思っていましたので・・・。ご指摘は大変感謝いたします。
というより、明らかに霧木さんのほうがしっかりお調べになっていて、私ががんばってもその域には達しないので・・・それに、私の表は Royal Householdの役職名とGreat Officers of Stateの役職名が入り乱れてますね。
記事名については、かなりメジャーな(?)ものは、「定訳」ではないとしてもいろいろな訳例があるようですから、それらのなかからどれか1つを記事名とし、ほかは記事の中で列記する、必要に応じてリダイレクトを作る、というやりかたでいいと思います。
カタカナ記事名にしたところで、まさか「キーパー・オブ・ザ・グレート・ワードローブ」で検索する人がたくさんいそうだとは思いませんし、行き先不明・行き先がない、よりはマシ、程度のものだと思います。
どの役職名も、たぶん文脈に合わせて雰囲気を出すためにそのときそのときの訳語が選ばれているんでしょうねえ。薔薇戦争の頃の文脈では、(たぶん)古風な雰囲気を出すために古風な日本の官制四等官)の語をあててみたり。近現代では「官」「管理官」みたいにしてみたり。Master of the Horseなんて、ハリアー犬管理長官風に直訳したら「馬管理長官」、とてもそんな宮廷内第3位の偉さとは思えない感じですが、「典厩」「左馬頭」みたいにすると偉そう。でも2000年代に使うと時代錯誤っぽかったり。Master of the Hawksも、「鷹管理官」よりは「御鷹番」みたいにしたほうが雰囲気はでたり。Lord High Constable of Englandに「大司馬」の語をあててるとこなんかもそうですよね(コトバンクの「保安武官長」と比べると語の響きが全然違います。)。--柒月例祭会話2017年8月28日 (月) 03:21 (UTC)[返信]