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内藤正明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

内藤 正明(ないとう まさあき、1846年弘化3年9月[1]) - 1913年大正2年)7月28日[1])は、幕末長州藩士大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍中将位階勲等功級正四位勲二等功四級[2]

経歴

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長州藩士[2]集義隊小隊長を務めたのち戊辰戦争に従軍[2]。その後歩兵取締を経て、1870年(明治3年)陸軍に入り、1877年(明治10年)西南戦争に従軍する[2]1889年(明治22年)歩兵第9連隊長に任じ、日清戦争に出征[3]。この間、1892年(明治25年)12月、大佐に進んだ[3]。ついで近衛歩兵第4連隊長を経て、1897年(明治30年)9月、陸軍少将に進級と同時に歩兵第23旅団長に補され、1901年(明治34年)2月、予備役に編入した[3]

日露戦争の開戦を受け、1904年(明治37年)2月、留守歩兵18旅団長を経て、同年8月、後備歩兵第9旅団長となり[3]鴨緑江軍隷下として右翼を固めた[1]1906年(明治39年)5月、陸軍中将に進級と同時に後備役編入となった[1][3]

親族

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  • 長男:内藤正太郎(山下汽船常務取締役)[4]

脚注

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  1. ^ a b c d 福川 2001, 503頁.
  2. ^ a b c d 『陸軍中将内藤正明特旨叙位ノ件』 - 国立公文書館デジタルアーカイブ、大正2年7月28日。
  3. ^ a b c d e 外山 1981, 28頁.
  4. ^ 人事興信所 1928, ナ11頁.

参考文献

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  • 人事興信所 編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2127124 
  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026 
  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738