内藤正明
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内藤 正明(ないとう まさあき、1846年(弘化3年9月[1]) - 1913年(大正2年)7月28日[1])は、幕末の長州藩士。大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍中将。位階勲等功級は正四位勲二等功四級[2]。
経歴
[編集]長州藩士[2]。集義隊小隊長を務めたのち戊辰戦争に従軍[2]。その後歩兵取締を経て、1870年(明治3年)陸軍に入り、1877年(明治10年)西南戦争に従軍する[2]。1889年(明治22年)歩兵第9連隊長に任じ、日清戦争に出征[3]。この間、1892年(明治25年)12月、大佐に進んだ[3]。ついで近衛歩兵第4連隊長を経て、1897年(明治30年)9月、陸軍少将に進級と同時に歩兵第23旅団長に補され、1901年(明治34年)2月、予備役に編入した[3]。
日露戦争の開戦を受け、1904年(明治37年)2月、留守歩兵18旅団長を経て、同年8月、後備歩兵第9旅団長となり[3]、鴨緑江軍隷下として右翼を固めた[1]。1906年(明治39年)5月、陸軍中将に進級と同時に後備役編入となった[1][3]。
親族
[編集]- 長男:内藤正太郎(山下汽船常務取締役)[4]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 人事興信所 編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年 。
- 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026。
- 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738。