兵藤隆
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人物情報 | |
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生誕 |
1965年11月 日本 |
国籍 | 日本 |
出身校 |
山口大学経済学部経営学科卒業 神戸大学経済学研究科単位取得満期退学 同大学同研究科金融論博士課程 |
学問 | |
研究分野 |
経済学 金融論 財政学 |
研究機関 | 山口大学 |
学位 | 修士(経済学) |
学会 |
日本経済学会 日本金融学会 生活経済学会 中四国商経学会 |
兵藤 隆(ひょうどう たかし、1965年11月 - )は、日本の経済学者[1]。専門は金融論。学位は修士(経済学)。山口大学経済学部大学院教授。金融論の研究者。地域金融のシステムの在り方を中心に、新しいマクロ経済モデルを追求・研究。日本金融学会(JSME)理事[2]。生活経済学会理事。元山口大学教育機構アドミッションセンター長。
略歴
[編集]1989年、山口大学経済学部経営学科卒業。1994年、神戸大学経済学研究科単位取得満期退学。金融論、博士課程。同年、山口大学経済学部講師、1996年に同大学助教授、2004年に同大学教授を経て、2010年、同大学院経済学研究科教授に就任[3]。日本金融学会元委員。2011年7月〜2013年3月、大学教育機構アドミッションセンター長に就く。山口大学教育研究評議委員会評議員、生活経済学会理事、日本金融学会理事である[2]。
人物
[編集]金融学に興味を持ったきっかけとして、小学生の頃の第1次オイルショックや、中学生の頃の第2次オイルショック、その後のバブルの時代からデフレへの経済の移り変わりを体験し、経済状況の変化と国民の生活への波及との関係に着目。「変化する経済に対応していく社会を構築する」という視点で研究に取り組むようになった[4]。
活動
[編集]- 2003年 第384回神戸大学金融研究会にて、「マクロ経済分析の新機軸:ローマーモデル」を発表[5]。
- 2005年 生活経済学会第21回研究大会プログラムにて、「金融機能強化プログラムと地域金融再編」を発表。
- 2016年1月、山口県立防府高等学校にて、『お金の話』と題して普通科2年生を対象に大学出前講義を行っている[6]。
業績・研究
[編集]著書・論文
[編集]- 「保険事業のイノベーション」(慶應義塾大学出版会、2008年)
- 「金融機能強化プログラムと地域金融再編」(山口経済誌、第53巻、2004年)
- 「電子マネーをとりまく諸問題」(公庫団信レポート、2004年)
- 『現代金融論』(有斐閣、2004年)
- 「マクロ経済学の新機軸:ローマーモデル」(山口経済学誌、第51巻、2003年)[7]
- 『現代経済学のコア 金融』(勁草書房、2002年)
- 『金融論入門』(中央経済社、2002年)