共同無線
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共同無線タクシー (日興自動車、東京無線へ移籍) | |
設立 | 1968年(昭和43年) |
---|---|
解散 | 2017年(平成29年)10月24日[1]。 |
種類 | 事業協同組合 |
法人番号 | 3013305000462 |
法的地位 | 中小企業等協同組合法 |
目的 | タクシー共同無線配車事業 |
所在地 | 東京都板橋区東坂下1丁目13番13号[1] |
共同無線(きょうどうむせん) とは、かつて存在した日本のタクシー事業者による事業協同組合である。正式名称は共同無線タクシー協同組合(きょうどうむせんタクシーきょうどうくみあい)[1]。
法人番号は、3013305000462[1]。本部を東京都豊島区上池袋1丁目38番5号に置いていたが、2016年(平成28年)4月27日付で東京都板橋区東坂下1丁目13番13号[注釈 1]へ移転した[1]。2017年(平成29年)10月24日付で解散[1]。
概要
[編集]特別区・武三交通圏(東京23区・武蔵野市・三鷹市)を営業区域とするタクシー事業者で構成されていた。
タクシー車両の車体色は黄色時に赤と青のラインが入り、シンボルマークは青地の●に白抜きで「共」の文字を象り、中に日の丸が入るデザインであった。
2015年(平成27年)7月、自社単独営業を選択した寿交通を除く9社が日の丸自動車グループと業務提携。同年10月1日午前7時をもって全ての業務を終了し、日の丸グループへ統合された。
統合後の加盟各社の車両は、日の丸自動車グループカラーに変更した上で、左右前ドア上部には日の丸自動車のロゴ、下部に加盟社名が英字表記される。なお、日の丸自動車グループと提携しなかった寿交通のみが共同無線カラーの車体色のまま営業したが、●共ロゴと社名表示灯は同社独自の「MM無線」へに変更した。
沿革
[編集]- 1968年(昭和43年) - 東旅ハイヤータクシー事業協同組合として設立。
- 1972年(昭和47年) - 無線営業開始。
- 1984年(昭和59年) - 開成交通が東京無線に移籍のため脱退。
- 1986年(昭和61年) - 共同無線タクシー協同組合に改称。
- 1997年(平成9年) - 柏自動車が大和自動車交通に買収され脱退(大和タクシー→現:大和自動車王子)。
- 1998年(平成10年) - 平安交通が東部無線から移籍。
- 2005年(平成17年)
- ビゲストが脱退し独自営業へ移行。
- 東洋交通が日本交通と業務提携のため脱退。
- キャピタル交通グループでキャピタルモータースが出資するキャピタルオートが黒・濃紺のハイグレードタクシーのみで加盟。
- さらに他の加盟各社が黒・濃紺のハイグレード車の導入開始。
- 2007年(平成19年) - 配車受付業務を24時間体制に変更[注釈 2]。
- 2010年(平成22年)
- 2014年(平成26年) - セントラルタクシー千歳台営業所が三喜タクシーとして分社化。
- 2015年(平成27年)
- 2017年(平成29年)10月24日 - 本組合が解散。
- 2018年(平成30年) - セントラルタクシーがタクシー事業から撤退、都市交通タクシー系列の東京タクシーグループに営業権を譲渡。
- 2021年(令和3年)3月 - 泰進交通がタクシー事業から撤退し、日の丸自動車グループに営業権を譲渡。
- 2022年(令和4年)
解散当時の加盟会社及び営業所
[編集]社名 | 所在地 | 備考 | |
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池袋交通 | 板橋区幸町 | ||
大井交通 | 品川区南大井 | ||
幸裕自動車 | 荒川区西尾久 | ||
寿交通 | 三鷹市野崎 | 解散後独自営業化、共同無線車色を継続使用 | |
セントラルタクシー | 世田谷区喜多見 | 旧:板橋交通 | |
大栄交通 | 東京本社 | 板橋区東坂下 | 神奈川県内の営業所(横浜本社・旭)は神奈川旅客自動車協同組合所属 |
泰進交通 | 墨田区堤通 | ||
ダイヤ交通 | 足立区保木間 | ||
鳩タクシー | 世田谷区世田谷 | ||
三喜タクシー | 世田谷区千歳台 | 旧:セントラルタクシー千歳台営業所 |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f 共同無線タクシー協同組合の情報 国税庁法人番号公表サイト、2024年7月1日閲覧。
- ^ 日の丸自動車タクシー無線グループに新たにタクシー会社9社が加わりました。 日の丸自動車株式会社
- ^ 三鷹・武蔵野地域完全密着型無線運用開始 寿交通
- ^ ダイヤ交通株式会社 公式Facebook 2022年1月12日