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六本松青陵通り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
市町村道
六本松青陵通り
六本松1665号線の愛称
地図
地図
六本松青陵通りの地図
総延長 165.54 m[1]
開通年 2014年7月29日[注釈 1]
北端 福岡市城南区
国道202号
南端 福岡市城南区
福岡高等裁判所等
接続する
主な道路
記法
国道202号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

六本松青陵通り(ろっぽんまつせいりょうどおり)は、福岡県福岡市城南区六本松を通る国道202号の「六本松駅交差点」の南側から福岡高等・地方・家庭・簡易裁判所合同庁舎の正面に至るクルドサック: cul-de-sac, /kyd.sak/)の道路愛称である。この道路は、『福岡市都市計画マスタープラン(平成26年5月)』[4]が定める方針において、福岡市地下鉄七隈線六本松駅ろっぽんまつえきなどを中心として交通結節点の機能などが充実する「地域拠点」のなかでも特に利便施設が集まる「地下鉄七隈線駅周辺ゾーン」の中心部に新設された。

名称の由来

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「六本松青陵通り」の道路愛称は地域の「草ヶ江校区まちづくり協議会」[注釈 2]が愛称を募集した結果に基づき、2014年7月22日に選定された道路愛称[6][注釈 3]である。愛称の中の「青陵」は九州大学の前身である旧制福岡高等学校同窓会である「青陵会」に因む。

経緯

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この道路は、正式名称が六本松1665号線であり、九州大学六本松地区の移転跡地の中央に新たに整備された全長165.54 メートル[1]市道である。跡地は面積が約6.5ヘクタールに及ぶ一体の土地であったため、北側に国道202号福岡市地下鉄七隈線が通るなど交通の要衝である市街地の中に出現する土地の全体を有効活用するためには国道202号の途中から区画道路を通す必要があったが、跡地の南側に広がる輝国などの地区で幅員4メートル未満の狭隘道路が多いこと[8]、跡地の北東角にある「六本松交差点」が「地域の主要渋滞箇所」に指定されていること[9]などの理由から、通過交通の生じないクルドサックとなっている[10]。南側の先端は袋小路状の転回広場で車両の通り抜けはできないが、周辺に複数の歩道、緊急車両用の通路等が配置され、安全性や利便性に配慮されている[10]

また、六本松青陵通りの新設を含む跡地の開発において、この道路が接続する国道202号に関しては、跡地の北東角の「六本松交差点」から北西角の「六本松西交差点」までの距離が約300メートルと短く、これらのほぼ中間に位置する「六本松駅前交差点」が三叉路から四叉路となると、滞留長の不足で渋滞が悪化するため、クルドサックで通過交通を減らすと同時に、九州大学が跡地の一部を提供し、道路の拡幅、右折レーンの増設等が行われた[10][11]

地理

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六本松青陵通り(六本松1665号線)の区間や総延長については次の通り。

接続する主な通り

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接続する主な施設

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脚注

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注釈

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  1. ^ 公共施設の用に供される日は開発行為の工事完了が公告された2014年7月28日の翌日7月29日となる[2][3]
  2. ^ 『福岡市地域まちづくり推進要綱』[5]に基づき、まちづくり活動を行う組織として、福岡市が登録している組織である。活動範囲は福岡市立草ヶ江小学校の校区全域(六本松及び草香江)である。
  3. ^ この道路愛称は福岡市によって付けられる福岡市道路愛称[7]ではない。
  4. ^ 所在地の地番:六本松四丁目300番19北緯33度34分34.3秒 東経130度22分38.7秒 / 北緯33.576194度 東経130.377417度 / 33.576194; 130.377417、公園種別:街区公園、面積:3,120m2[12]

出典

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  1. ^ a b c 福岡市道路下水道局管理部路政課. “福岡市路線情報提供システム”. 2023年5月14日閲覧。→利用条件に同意→検索等
  2. ^ 福岡市役所 (28 July 2014). 福岡市公報平成26年7月28日第6131号○開発行為に関する工事の完了(福岡市公告第331号) (Report).
  3. ^ 都市計画法 - e-Gov法令検索→第40条
  4. ^ 福岡市都市計画課. “福岡市都市計画マスタープラン”. 福岡市. 2023年5月3日閲覧。
  5. ^ 福岡市住宅都市局地域まちづくり推進部地域計画課. “福岡市/まちづくり活動の推進”. 2023年4月14日閲覧。→福岡市地域まちづくり推進要綱(PDF)
  6. ^ 草ヶ江校区まちづくり協議会. “跡地内中央道路、公園トイレ愛称が決定しました!”. 2023年5月13日閲覧。
  7. ^ 福岡市道路下水道局管理部路政課. “福岡市/道路愛称”. 2023年5月14日閲覧。
  8. ^ 福岡市都市計画課. “福岡市都市計画マスタープラン”. 福岡市. 2023年5月14日閲覧。都市計画法第18条の2に基づき市町村が定める都市計画に関する基本的な方針)→第4章区別構想→中央区→78ページ
  9. ^ 福岡県交通渋滞対策協議会の指定国土交通省九州地方整備局道路部(Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism Kyushu Regional Development Bureau). “地域の主要渋滞箇所”. 2023年5月14日閲覧。→福岡県(令和4年8月、PDF)
  10. ^ a b c 福岡市議会事務局調査法制課. “福岡市議会”. 2023年5月15日閲覧。→議案・会議結果等→会議録→検索→2013-09-18:平成25年第4回定例会(第3日)
  11. ^ UR都市機構 (2011年9月). “九州大学六本松キャンパス跡地まちづくりガイドライン”. 2023年5月14日閲覧。
  12. ^ 福岡市市民局コミュニティ推進部コミュニティ推進課. “校区データ/福岡市”. 2023年5月12日閲覧。→中央区/校区データ集→草ケ江校区(PDF)→18ページ