コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

六会日大前駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
六会駅から転送)
六会日大前駅
西口(2004年11月27日)
むつあいにちだいまえ
Mutsuai-Nichidai-mae
OE 09 湘南台 (1.5 km)
(2.4 km) 善行 OE 11
地図
所在地 神奈川県藤沢市亀井野一丁目1-1
北緯35度23分1秒 東経139度28分15秒 / 北緯35.38361度 東経139.47083度 / 35.38361; 139.47083座標: 北緯35度23分1秒 東経139度28分15秒 / 北緯35.38361度 東経139.47083度 / 35.38361; 139.47083
駅番号 OE10
所属事業者 小田急電鉄
所属路線 江ノ島線
キロ程 17.3 km(相模大野起点)
新宿から49.6 km
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[小田急 1]26,972人/日
-2022年-
開業年月日 1929年昭和4年)4月1日*
*駅名改称:
1998年平成10年)8月22日六会→六会日大前[1][2]
テンプレートを表示
東口(2004年11月27日)
改札口(2018年10月13日)
藤沢方からホーム・駅舎を望む(2004年11月27日)
橋上駅舎になる前の六会駅駅舎(1988年頃)

六会日大前駅(むつあいにちだいまええき)は、神奈川県藤沢市亀井野一丁目にある、小田急電鉄江ノ島線である。駅番号OE 10

歴史

[編集]

年表

[編集]

駅名の由来

[編集]

開設当時の「六会」は、1889年明治22年)の町村制施行の際につの村(高座郡円行村、亀井野村、下土棚村、西俣野村、今田村および石川村)が合併した(結び合〔〕った)ことに由来する六会村から。

現駅名は日本大学の請願により「湘南日大前」と言う駅名が提案されたことに始まる。「六会」の地名は駅名にしか残っておらず(付近の住所表記は「亀井野」)、歴史的に意味のある地名を残して欲しいと言う要望が高かったことから、近隣住民と協議の末、「六会日大前」に改称された。なお、駅名改称に関する費用は日本大学が負担したとされている。[3]

駅構造

[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅橋上駅舎を備える。

2012年(平成24年)6月に、行先案内表示器が新設された[4]

のりば

[編集]
ホーム 路線 方向 行先[5]
1 OE 江ノ島線 下り 藤沢片瀬江ノ島方面
2 上り 相模大野新宿C 千代田線方面

利用状況

[編集]

2022年度(令和4年度)の1日平均乗降人員26,972人である[小田急 1]。小田急線内70駅中38位。

近年の1日平均乗降乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[* 1]
年度 1日平均
乗降人員[* 2]
1日平均
乗車人員[* 3]
出典
1995年(平成07年) 14,747 [神奈川県統計 1]
1998年(平成10年) 14,484 [神奈川県統計 2]
1999年(平成11年) 13,928 [神奈川県統計 3]
2000年(平成12年) 14,349 [神奈川県統計 3]
2001年(平成13年) 14,103 [神奈川県統計 4]
2002年(平成14年) 28,454 14,239 [神奈川県統計 5]
2003年(平成15年) 28,633 14,299 [神奈川県統計 6]
2004年(平成16年) 28,477 14,115 [神奈川県統計 7]
2005年(平成17年) 27,942 13,866 [神奈川県統計 8]
2006年(平成18年) 28,151 13,974 [神奈川県統計 9]
2007年(平成19年) 28,096 13,983 [神奈川県統計 10]
2008年(平成20年) 28,307 14,116 [神奈川県統計 11]
2009年(平成21年) 28,194 14,055 [神奈川県統計 12]
2010年(平成22年) 28,083 14,007 [神奈川県統計 13]
2011年(平成23年) 27,991 13,959 [神奈川県統計 14]
2012年(平成24年) 28,987 14,464 [神奈川県統計 15]
2013年(平成25年) 30,150 15,057 [神奈川県統計 16]
2014年(平成26年) 29,703 14,842 [神奈川県統計 17]
2015年(平成27年) 30,555 15,266 [神奈川県統計 18]
2016年(平成28年) 30,477 15,237 [神奈川県統計 19]
2017年(平成29年) 30,453 15,229 [神奈川県統計 20]
2018年(平成30年) 30,392 15,199 [神奈川県統計 21]
2019年(令和元年) 29,802 14,900 [神奈川県統計 22]
2020年(令和02年) [小田急 2]18,602 9,292 [神奈川県統計 23]
2021年(令和03年) [小田急 3]24,461 12,231 [神奈川県統計 24]
2022年(令和04年) [小田急 1]26,972

駅周辺

[編集]
六会日大前駅から見た日本大学湘南校舎(2018年10月13日撮影)

バス路線

[編集]

2003年(平成15年)10月、住民の要請を受けて藤沢市が推進する地域提案型バスとして「てんじんミニバス」天神町循環系統が新設された。[6]

かつての計画

[編集]

かつて当駅は、小田急江ノ島線の中でも比較的乗降者数が隣接駅よりも多く優等列車が停車する駅であった。このため以下の計画があったが、いずれも地元住民の反対と路線廃止の影響により断念され、地域の主役の座を湘南台駅に譲ることとなった。

横浜市営地下鉄1号線(現・ブルーライン)は、計画当初、立場駅から長後街道沿いに、六会駅まで延伸する計画であった。

また、かつて横浜ドリームランド大船駅を結んでいたモノレールドリーム開発ドリームランド線はドリームランドから六会駅までの路線を建設する計画があった。路線免許申請はなかったものの、ドリーム交通の公式文書などに明記されている。

隣の駅

[編集]
小田急電鉄
OE 江ノ島線
快速急行・急行
通過
各駅停車
湘南台駅 (OE 09) - 六会日大前駅 (OE 10) - 善行駅 (OE 11)

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b 駅名改称のお知らせ 「六会」を「六会日大前」に改称します』(プレスリリース)小田急電鉄、1998年4月20日。オリジナルの1998年12月6日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/19981206063529/http://www.odakyu-group.co.jp/topics/98mutsuai.htm2022年3月20日閲覧 
  2. ^ a b “「六会」駅を改称「六会日大前」に 8月22日から”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1998年5月15日) 
  3. ^ 『小田急沿線の不思議と謎』実業之日本社、2015年1月31日、180-181頁。 
  4. ^ 2012年度の鉄道事業設備投資計画(2)駅施設改良、サービスの向上 ②行先表示装置の新設 (PDF) - 小田急電鉄(2012年4月27日閲覧)
  5. ^ 六会日大前駅のご案内 駅立体図”. 小田急電鉄. 2023年6月4日閲覧。
  6. ^ 第6回EST交通環境大賞 (PDF) - 公益財団法人エコロジー・モビリティ財団
小田急電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月6日閲覧。
  2. ^ 鉄道部門:1日平均駅別乗降人員 - ウェイバックマシン(2021年12月15日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
  3. ^ 鉄道部門:1日平均駅別乗降人員 - ウェイバックマシン(2022年8月1日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
小田急電鉄の統計データ
  1. ^ 統計年報 - 藤沢市
  2. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  3. ^ 神奈川県県勢要覧
神奈川県県勢要覧
  1. ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 - 22ページ
  2. ^ 平成12年 - 223ページ
  3. ^ a b 平成13年 (PDF) - 225ページ
  4. ^ 平成14年 (PDF) - 223ページ
  5. ^ 平成15年 (PDF) - 223ページ
  6. ^ 平成16年 (PDF) - 223ページ
  7. ^ 平成17年 (PDF) - 225ページ
  8. ^ 平成18年 (PDF) - 225ページ
  9. ^ 平成19年 (PDF) - 227ページ
  10. ^ 平成20年 (PDF) - 231ページ
  11. ^ 平成21年 (PDF) - 241ページ
  12. ^ 平成22年 (PDF) - 239ページ
  13. ^ 平成23年 (PDF) - 239ページ
  14. ^ 平成24年 (PDF) - 235ページ
  15. ^ 平成25年 (PDF) - 237ページ
  16. ^ 平成26年 (PDF) - 239ページ
  17. ^ 平成27年 (PDF) - 239ページ
  18. ^ 平成28年 (PDF) - 247ページ
  19. ^ 平成29年 (PDF) - 239ページ
  20. ^ 平成30年 (PDF) - 223ページ
  21. ^ 令和元年 (PDF) - 223ページ
  22. ^ 令和2年 (PDF) - 223ページ
  23. ^ 令和3年 (PDF) - 215ページ
  24. ^ 令和4年 (PDF) - 219ページ

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]