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八村八太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

八村 八太郎(はちむら はちたろう、1862年1月2日文久元年12月3日[1] - 没年不明)は、日本商人呉服商[1]地主[注 1]会社役員政治家鳥取県会議員[3]鳥取市会議員[1]。鳥取勧業取締役[4]

経歴

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鳥取市元魚町1丁目、八村八次郎の長男[1]。森本晩盛塾に、漢学を学ぶ[1]。家業の呉服商に従事したが、1887年頃に廃業した[1]1892年に鳥取市会議員となり、1911年1月に副議長に就任した[1]

1911年6月に鳥取県会議員補欠選挙に当選した[1]1915年10月に県参事会員となり、1916年11月に辞職した[1]

人物

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趣味は茶の湯、生花書画骨董[1]。住所は鳥取市元魚町1丁目[1]

家族・親族

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八村家
親戚

脚注

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注釈

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  1. ^ 1922年に刊行された『八頭鳥取地価表 弐百円以上』によると、八村八太郎の地価所有高は「1万4778円91銭」である[2]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l 『因幡人事興信録』は135頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年9月29日閲覧。
  2. ^ 『八頭鳥取地価表 弐百円以上』110頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年9月29日閲覧。
  3. ^ 『賀表謹集 御大礼記念』51頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年9月29日閲覧。
  4. ^ 『日本全国諸会社役員録 明治42年』鳥取県 下編710頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年9月29日閲覧。
  5. ^ 『鳥取県名士百伝』47頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年9月29日閲覧。
  6. ^ 『鳥取市七十年 市史』405 - 406頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年9月30日閲覧。

参考文献

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  • 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 明治42年』商業興信所、1909年。
  • 菊池淑郎編『賀表謹集 御大礼記念』学校と家庭社、1916年。
  • 『八頭鳥取地価表 弐百円以上』横山書店、1922年。
  • 荒木義雄編『因幡人事興信録』因幡人事興信録編纂所、1923年。
  • 『鳥取県名士百伝』新鳥取社、1937年。
  • 『鳥取市七十年 市史』鳥取市、1962年。