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八木一夫 (国土交通官僚)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

八木 一夫(やぎ かずお、1962年8月4日 - )は、日本国土交通官僚。独立行政法人自動車事故対策機構審議役や、海上保安庁交通部長、国土交通省近畿運輸局長等を経て、港湾近代化促進協議会理事長

人物・経歴

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東京都出身。東京大学法学部卒業。大学時代は運動会漕艇部に所属[1]。1987年運輸省入省、地域交通局総務課。1990年海上保安庁警備救難部航行安全課企画調査係長。同年総理府国土庁長官官房総務課総括係長。1991年運輸省中国運輸局企画部地域交通企画課長。1992年運輸省鉄道局総務課補佐官。1994年運輸省航空局監理部総務課航空企画調査室補佐官。1995年運輸省大臣官房付、外務研修。1996年外務省在インドネシア日本国大使館二等書記官。1999年運輸省運輸政策局総合計画課補佐官[2]

2001年国土交通省政策統括官付政策調整官付課長補佐。2002年国土交通省大臣官房総務課企画官。2003年中部国際空港株式会社総務部総務グループ課長(グループリーダー)。2005年国土交通省航空局飛行場部管理課空港地域活性化調整室長。2007年気象庁総務部経理管理官。2009年国土交通省自動車交通局保障課長。2011年国土交通省大臣官房参事官(自動車局(保障))。同年国土交通省航空局航空ネットワーク部首都圏空港課長[2]。この間、独立行政法人経済産業研究所コンサルティングフェローなども務めた[3]

2012年独立行政法人自動車事故対策機構審議役。2014年国土交通省港湾局総務課長。2016年海上保安庁交通部[2]。2018年7月31日、国土交通省近畿運輸局長に就任し[4][5]人口減少社会への対応のための地方自治体との連携強化や、労働力確保[6]Mobility as a Serviceなどの施策を推進したほか、大阪市で開催された第14回20か国・地域首脳会合の対応にもあたった[7]。2020年には手ずから命令書を渡す異例の対応で、事故が相次いだ神戸市バスへの使用停止命令を下した[8]。2020年4月1日、国土交通省大臣官房付、即日辞職[9]。同年港湾近代化促進協議会理事長[10]

脚注

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  1. ^ 〈ひと〉国土交通省近畿運輸局長に就任した 八木 一夫さん日本自動車新聞2018.09.04
  2. ^ a b c 新局長に八木一夫氏就任ー近畿運輸局人事異動 (1/2)自動車新聞総合(行政・政治) 2018-08-09配信
  3. ^ 八木 一夫 YAGI Kazuo経済産業研究所
  4. ^ 「横顔/近畿運輸局長に就任した八木一夫氏」日刊工業新聞2018/9/12 05:00
  5. ^ "国交省人事異動(第78号)平成30年7月31日付" (PDF). 国土交通省. 2021年2月20日閲覧
  6. ^ 「持続可能な観光が大切」…八木一夫・近畿運輸局長が着任会見産経ニュース-2018/08/23
  7. ^ 近畿運輸局長に野澤氏(自動車事故対策機構理事)日本自動車新聞2020.04.03
  8. ^ 神戸市営バスに停止命令事故相次ぎ、近畿運輸局共同通信2020/3/9 11:27 (JST)
  9. ^ "国交省人事異動(第26号)令和2年4月1日付" (PDF). 国土交通省. 2021年2月20日閲覧
  10. ^ 役員一覧一般財団法人 港湾近代化促進協議会
官職
先代
尾関良夫
日本の旗 海上保安庁交通部
2016年 - 2018年
次代
髙原修司
先代
坂野公治
日本の旗 国土交通省近畿運輸局
2018年 - 2020年
次代
野澤和行