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八丁堀あばれ軍団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
八丁堀あばれ軍団
ジャンル 時代劇
原作 葉村彰子(原案)
脚本 植木昌一郎
津田幸於
櫻井康裕
飛鳥ひろし
高階秋成
奥山貞行
吉田隆
監督 井沢雅彦
倉田準二
松尾正武
皆川隆之
居川靖彦
出演者 和田浩治
うえずみのる
大坂志郎
川崎あかね
牧冬吉
井上茂
幸田宗丸
山口朱美
多賀勝
和田瑞穂
前川弘子
奈辺悟
大友柳太朗
オープニング 作曲:小川寛興
エンディング 作曲:小川寛興
時代設定 享保年間
製作
プロデューサー 西村俊一(C.A.L)
岡哲男(東京12チャンネル)
制作 東京12チャンネルC.A.L
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1979年3月21日 - 1979年6月13日
放送時間毎週水曜日 21:00 - 21:54
放送分54分
回数13

特記事項:
大岡越前』からのスピンオフ
1979年3月21日からは『八丁堀暴れ軍団』に題名を変更
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八丁堀あばれ軍団』(はっちょうぼりあばれぐんだん)は、1979年3月21日から1979年6月13日まで東京12チャンネル(現:テレビ東京)で放送されていたC.A.L.製作の時代劇である。全13 話。放送時間は毎週水曜 21:00 - 21:54 (日本標準時)。

前作『疾風同心』の続編。

概要

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前作『疾風同心』終了の翌週からスタートした、『大岡越前』のスピンオフ作品第2弾。前作に引き続き、南町奉行所の定町廻り同心・風間駿介が、先輩同心の村瀬源兵衛、配下の岡っ引き・合点の正太、情報屋のチョロ松らと共に『八丁堀暴れ軍団』を結成。江戸に巣食う悪党たちに敢然と立ち向かう。

前作同様、基本的には『大岡越前』のスピンオフ作品ではあるが登場人物等が一部異なるため、同じ世界観を持つ作品でありながら、『大岡越前』とは全く別の作品と見る向きもある。

前作からの変更点

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和田浩治大坂志郎と言った前作からのレギュラー陣に加え、高橋元太郎に代わり、合点の正太役で植頭実が出演している。

前作では準レギュラーの扱いだったチョロ松(井上茂)が晴れてレギュラーとなり、前作の最終回に出演したお登志(川崎あかね)が駿介の通う湯屋「柳湯」の看板娘として、お登志の父で「柳湯」の釜番である喜平次役で牧冬吉が出演している。また、川崎あかね同様前作の最終回に出演した多賀勝も、演じた役柄こそ違うものの、引き続き出演している。

そして、駿介の奉行所での上司役にも変更があり、前作の小林勘蔵(永野達雄)に代わり、吟味与力の朝倉重蔵(幸田宗丸)や、出演回数こそ少ないものの、筆頭与力の秋山左内(大友柳太朗)がそれぞれ登場している。

オープニングの映像も、前作の江戸地図を主体としたものから、駿介の活躍を主体としたものに変更されている。エンディングの映像は、江戸時代の湯屋に於ける女湯の風景画を使用。

出演

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  • 風間駿介:和田浩治 - 本作の主人公で、八丁堀同心。決め台詞は「一二三四五六七八つ(ひふみしごろくななやっつ)、九つまでは辛抱したが…」「てめぇら! 疾風の十手が容赦しねぇぜ!」。
  • 合点の庄太:うえずみのる - 駿介配下の岡っ引き。
  • 村瀬源兵衛:大坂志郎(第1話、第3話~第5話、第7話~第8話、第10話、第12話~第13話) - 前作で香織(西崎みどり)と言う娘がいたが本作では登場せず。
  • お登志:川崎あかね - 八丁堀の湯屋「柳湯」の看板娘。
  • 喜平次:牧冬吉 - お登志の父で「柳湯」の釜番。かつて「陽炎の喜平次」と言う盗賊であった事が第11話で明らかになる。
  • チョロ松:井上茂 - 情報屋。
  • 朝倉重蔵:幸田宗丸(第1話~第2話、第6話~第7話、第9話~第11話、第13話) - 南町奉行所の吟味与力。
  • お藤:山口朱美(第1話~第6話、第8話~第12話)
  • 猫平:多賀勝(第1話~第5話)
  • おひろ:和田瑞穂(第1話~第7話、第10話~11話)
  • お葉:前川弘子(第1話~第7話、第10話~第11話)
  • 申吉:奈辺悟(第6話~第7話、第11話)
  • 秋山左内:大友柳太朗(第1話、第7話) - 南町奉行所の筆頭与力。多恵(早乙女愛)と言う娘がいる。

※出演回の記載がないキャストは全話出演

スタッフ

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  • 原案:葉村彰子
  • 脚本:作品リスト参照。
  • 音楽:小川寛興
  • ナレーター:芥川隆行
  • 撮影:萩屋信、山岸長樹、原田裕平
  • 照明:伊勢晴夫、真城喩
  • 録音:面屋竜憲、渡部芳丈
  • 美術:鈴木孝俊、高見哲也
  • 編集:山田弘、河合勝巳
  • 記録:大原より子、川島庸子
  • 邦楽監修:中本敏生
  • 助監督:上杉尚旗、金鐘守、高倉祐二
  • 衣裳:東京衣装
  • 演技事務:山下義明
  • 擬斗:上野隆三(東映剣会
  • 美粧・結髪:(有)東和美粧
  • 装置:青木茂雄
  • 装飾:関西美工
  • 小道具:高津商会
  • プロデューサー補:石川博(東京12チャンネル)
  • 進行主任:山田勝、杉浦満洲男
  • 現像:東洋現像所
  • 制作協力:東映
  • プロデューサー:西村俊一、岡哲男(東京12チャンネル)
  • 監督:作品リスト参照。
  • 製作:C.A.L東京12チャンネル

作品リスト

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話数 放送日 サブタイトル 原案 脚本 監督 ゲスト
第1話 1979年
03月21日
女風呂は殺しの誘い 葉村彰子 植木昌一郎 皆川隆之 お俊:山口美也子、磯村大蔵:川合伸旺、亀蔵:森幹太、彫辰:原健策
第2話 03月28日 毒花一輪
男をくらって咲きほこる
櫻井康裕 倉田準二 白神のお信:二本柳俊衣、伊豆屋:西山嘉孝、卯之吉:劍持伴記
佐助:楠年明、与作:宮川珠季、小女:松村郷子、囚人:石倉英彦
第3話 04月04日 必殺の短筒が歓びを裂いた 高階秋成 暗闇の辰次:大門正明、お千代:石原初音、五島屋利兵衛:小林重四郎
磯屋の元締:富田仲次郎、おふさ:吉本真由美、黒田大膳:鈴木康弘
第4話 04月11日 白い肌は殺しの通行手形 奥山貞行 居川靖彦 お新:東てる美、仁王の弥平:天津敏、平塚精二郎:汐路章、駒次:柴田侊彦
相模屋宗左衛門:西山辰夫、六助:浜伸二、番太:重久剛
第5話 04月18日 江戸の闇夜に女狐が哭いた 植木昌一郎 皆川隆之 茂兵衛:花沢徳衛、お君:山本由香利、おせき:弓恵子、竜次:浜田晃
牛堀の重蔵:小田部通麿、新三郎:平井昌一、音吉:福本清三
第6話 04月25日 囚人の叫びが花嫁の頬を濡らした 櫻井康裕 倉田準二 伊平:土屋嘉男、およし:野口ふみえ、お加代:田中綾、柏倉寛造:久富惟晴
山徳:北村英三、北島:永田光男、麻次:西田良、お勢以:島村昌子
第7話 05月02日 人質救出にお指図無用 井沢雅彦 千次:工藤堅太郎、森戸弥之助:横森久、渡海屋:高野真二
多恵 (秋山左内の娘):早乙女愛、粂三:中島正二、常吉:勝野賢三
第8話 05月09日 怨みの十手に壺振りの女が燃えた 吉田隆 倉田準二 お幸:野川由美子、笹尾主膳:北原義郎、伝兵衛:陶隆司、信次:花上晃
越後屋惣兵衛:北見唯一、福本新八郎:五十嵐義弘、お時:藤山喜子
第9話 05月16日 島を抜けた模範囚 井沢雅彦 源吉:河原崎健三、おきぬ:亀井光代、万蔵:南原宏治、五郎八:唐沢民賢、徳三郎:堺左千夫
矢野元介:五味龍太郎、鮫島十郎:波田久夫、弥助:島米八、三太:角田英介、お時:三浦徳子
第10話 05月23日 人相書強奪の罠 飛鳥ひろし 倉田準二 菊次:森次晃嗣、赤馬の吉兵衛:今井健二、倉持嘉平太:島田順司、お政:三島ゆり子、お君:志乃原良子
牢屋同心:入江慎也、"いろは"の女将:小柳圭子、権三:福本清三、野次馬:高橋仁石沢健
巳之:後藤尚人、三吉:松本正樹、絵師:有島淳平
第11話 05月30日 怨念 燃える大屋根の死闘 櫻井康裕 垣内半蔵:内田昌宏、惣吉:遠藤征慈、源六:片桐竜次、お千加:日高久美子、小間物屋の番頭:千葉保
第12話 06月06日 娘を狙う金貸し座頭 吉田隆 松尾正武 佐伯藤五:原田清人、民路:丸山秀美、徳の市:菅貫太郎、尾州屋清左:山岡徹也、又三:岩田直二
すみ:松村康世、由兵衛:大木晤郎、矢奈木源造:丘路千、猪之吉:波多野克也、丑六:秋山勝俊
第13話 06月13日 打ち首志願
涙の親孝行
津田幸於 佐吉:高橋長英、お市:三浦リカ、大島屋辰蔵:富田仲次郎、紋次:中田博久
石出帯刀:永野達雄、木崎塔十郎:五味龍太郎、お峰:荒木雅子、おせい:佐名手ひさ子

前後番組

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東京12チャンネル 水曜21時枠
前番組 番組名 次番組
八丁堀あばれ軍団