八つの神様
表示
八つの神様(やっつのかみさま)は、熊本県玉名郡和水町の観光スポットである。1993年頃に町おこしの為に考案され、身体にまつわる八つの神が祭られる[1]。
八つの神様
[編集]- 命の神様[2]:遠野立神。御神体は石であり、『命助けの神様』とされる。生死にかかわる病気の時、一生に一度だけ、必ず願いが叶えられると言われる。
- 目の神様[3]:龍造寺氏に属する岩本という武士を祀る。村人達は、無病息災の祈願所として祀り、特に目の病に霊験あらたかな神様として祭るようになった。
- 耳の神様[4]:柳川由布大炊助の墓。佐々成政の騎馬大将として、肥後国人一揆を鎮めるために参戦。豊後由布氏の一族。墓前には火吹き竹が供えられている。
- 歯の神様[5]:歯がうずく時には、白砂又は米をお供えして参拝する習わしがある。
- 胃の神様[6]:胃弱の人が、どじょうを参拝途中の池に入れてお供えするお参りを続けると、不思議にも元気を取り戻すという。現在、池は消滅。
- 性の神様[7]:七郎神。子孫繁栄・安産・夫婦和合の神様。塩井谷神社の主祭神である。
- いぼの神様[8]:鎮座している巨石を総称して、地元では『いぼ石さん』と呼ぶ。この石には、いぼ取りの効能があるという。
- 手足の神様[9]:足手荒神(上益城郡)の分霊。小さな池には、わずかだが今でも白い水がこんこんと湧き出ている。「竜神がくれた乳の水」とされている。
いずれも熊本県玉名郡和水町の名所として、観光客が訪れることで知られる[10]。
脚注
[編集]- ^ 「体の8神様巡礼 熊本・和水町 目、胃、イボ…金栗四三も参拝!?」『西日本新聞』2019年2月7日。2019年11月19日閲覧。
- ^ “命の神様 / 観光情報TOP / 和水町”. www.town.nagomi.lg.jp. 2019年11月18日閲覧。
- ^ “目の神様 / 観光情報TOP / 和水町”. www.town.nagomi.lg.jp. 2019年11月18日閲覧。
- ^ “耳の神様(柳川由布大炊助の墓) / 観光情報TOP / 和水町”. www.town.nagomi.lg.jp. 2019年11月18日閲覧。
- ^ “歯の神様 / 観光情報TOP / 和水町”. www.town.nagomi.lg.jp. 2019年11月18日閲覧。
- ^ “胃の神様 / 観光情報TOP / 和水町”. www.town.nagomi.lg.jp. 2019年11月18日閲覧。
- ^ “性(腰から下)の神様「七郎神」 / 観光情報TOP / 和水町”. www.town.nagomi.lg.jp. 2019年11月18日閲覧。
- ^ “いぼの神様 / 観光情報TOP / 和水町”. www.town.nagomi.lg.jp. 2019年11月18日閲覧。
- ^ “手足の神様(足手荒神) / 観光情報TOP / 和水町”. www.town.nagomi.lg.jp. 2019年11月18日閲覧。
- ^ “八つの神様の紹介 / 観光情報TOP / 和水町”. www.town.nagomi.lg.jp. 2019年11月18日閲覧。