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八つの神様

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

八つの神様(やっつのかみさま)は、熊本県玉名郡和水町観光スポットである。1993年頃に町おこしの為に考案され、身体にまつわる八つのが祭られる[1]

八つの神様

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  • 命の神様[2]遠野立神。御神体は石であり、『命助けの神様』とされる。生死にかかわる病気の時、一生に一度だけ、必ず願いが叶えられると言われる。
  • 目の神様[3]龍造寺氏に属する岩本という武士を祀る。村人達は、無病息災の祈願所として祀り、特に目の病に霊験あらたかな神様として祭るようになった。
  • 耳の神様[4]柳川由布大炊助の墓。佐々成政の騎馬大将として、肥後国人一揆を鎮めるために参戦。豊後由布氏の一族。墓前には火吹き竹が供えられている。
  • 歯の神様[5]:歯がうずく時には、白砂又は米をお供えして参拝する習わしがある。
  • 胃の神様[6]:胃弱の人が、どじょうを参拝途中の池に入れてお供えするお参りを続けると、不思議にも元気を取り戻すという。現在、池は消滅。
  • 性の神様[7]七郎神。子孫繁栄・安産・夫婦和合の神様。塩井谷神社の主祭神である。
  • いぼの神様[8]:鎮座している巨石を総称して、地元では『いぼ石さん』と呼ぶ。この石には、いぼ取りの効能があるという。
  • 手足の神様[9]足手荒神(上益城郡)の分霊。小さな池には、わずかだが今でも白い水がこんこんと湧き出ている。「竜神がくれた乳の水」とされている。

いずれも熊本県玉名郡和水町の名所として、観光客が訪れることで知られる[10]

脚注

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  1. ^ 体の8神様巡礼 熊本・和水町 目、胃、イボ…金栗四三も参拝!?」『西日本新聞』2019年2月7日。2019年11月19日閲覧。
  2. ^ 命の神様 / 観光情報TOP / 和水町”. www.town.nagomi.lg.jp. 2019年11月18日閲覧。
  3. ^ 目の神様 / 観光情報TOP / 和水町”. www.town.nagomi.lg.jp. 2019年11月18日閲覧。
  4. ^ 耳の神様(柳川由布大炊助の墓) / 観光情報TOP / 和水町”. www.town.nagomi.lg.jp. 2019年11月18日閲覧。
  5. ^ 歯の神様 / 観光情報TOP / 和水町”. www.town.nagomi.lg.jp. 2019年11月18日閲覧。
  6. ^ 胃の神様 / 観光情報TOP / 和水町”. www.town.nagomi.lg.jp. 2019年11月18日閲覧。
  7. ^ 性(腰から下)の神様「七郎神」 / 観光情報TOP / 和水町”. www.town.nagomi.lg.jp. 2019年11月18日閲覧。
  8. ^ いぼの神様 / 観光情報TOP / 和水町”. www.town.nagomi.lg.jp. 2019年11月18日閲覧。
  9. ^ 手足の神様(足手荒神) / 観光情報TOP / 和水町”. www.town.nagomi.lg.jp. 2019年11月18日閲覧。
  10. ^ 八つの神様の紹介 / 観光情報TOP / 和水町”. www.town.nagomi.lg.jp. 2019年11月18日閲覧。