全日本大学ミステリー連合
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全日本大学ミステリー連合(ぜんにほんだいがくみすてりーれんごう)は、1975年に日本の6つの大学のミステリー同好会により結成された団体。全日本大学ミステリ連合とも表記される。
当初は全国規模の団体だったが、関西ミステリ連合が出来たこともあり、現在は関東の大学のミステリー同好会の集まりとなっている。毎年夏に、推理作家をゲストに招いて合宿を行っている。
結成の経緯
[編集]1952年、第二次大戦後初の大学のミステリー同好会である慶應義塾大学推理小説同好会が結成され、続いてワセダミステリクラブなどいくつかの大学でミステリー同好会が結成された。1975年、探偵小説専門誌『幻影城』の創刊号(1975年2月号)および2号(同3月号)に「ミステリ・クラブ紹介」の記事が掲載されたことをきっかけに、同年4月、下記の六大学により結成された。1977年には、機関誌『ミステリ・アヴェニュー』第1号を刊行した。
結成時の六大学
[編集]- 慶應義塾大学推理小説同好会(慶應義塾大学)
- ワセダミステリクラブ(早稲田大学)
- 1957年、江戸川乱歩が顧問、文学部教授の鈴木幸夫(千代有三)が会長となり、仁賀克雄により発足。機関誌『PHOENIX』。詳細はワセダミステリクラブ参照。
- 青山学院大学推理小説研究会(青山学院大学)
- 立教ミステリ・クラブ(立教大学)
- 法政大学推理小説研究会(法政大学)
- 独協・ミステリィクラブ[2](獨協大学)
のちに参加した大学
[編集]『日本ミステリー事典』で挙げられている大学。機関誌名は『幻影城』41号(1978年3月号)参照。