全国高校生地方鉄道交流会
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全国高校生地方鉄道交流会(ぜんこくこうこうせいちほうてつどうこうりゅうかい)は、全国の鉄道研究部などの部活に所属する生徒が、鉄道を中心として地方の町を活性化させる案を提言し、また地方住民の方々との交流を深めるために、2012年(平成24年)から年1回行われている企画である。
2023年の第12回全国高校生地方鉄道交流会では鉄道系youtuberの西園寺氏が特別講演を行った。
概要
[編集]全国高校生地方鉄道交流会は、主に私立高校が参加しているが、中学生も参加可能である。ただし、現在参加している中学生は全て中高一貫校の中学生である。2012年度、この企画を立ち上げた成城中学校高等学校の顧問は、東京新聞教育賞を受賞している。活性化案の発表には、PowerPointなどを使用している。
部門
[編集]全国高校生地方鉄道交流会は、各部門に分かれている。また、複数の部門に参加することが出来る。メインはプレゼンテーション部門である。
- プレゼンテーション部門:各団体ごとに参加し、地方鉄道の活性化案を発表する。
- ヘッドマーク部門:平成28年度から、プレゼンテーション部門で最優秀賞を取った学校がヘッドマークのデザインを考えられることになったためヘッドマーク部門は無くなった。
- 写真部門:個人ごとに参加し、開催期間中に撮影した写真を発表する。
どの部門も優秀作品は表彰される。またヘッドマーク部門の優秀作品については実際に使用される事もある。
日程
[編集]基本的に3日間の行程であり、1日目は主にホスト校との交流、車両基地見学、2日目は地域の観光やプレゼンテーションのための調査、フォトコンテストに出品する作品の撮影などが行われ、3日目に地方鉄道活性化案のプレゼンテーションが行われる。地方活性化案のプレゼンテーションは地域の人が見学することができるが、「全国高校生地方鉄道交流会」の名以外で公表されることもある。
開催地
[編集]- 2012年(平成24年) - 第1回:秋田内陸縦貫鉄道
- 2013年(平成25年) - 第2回:いすみ鉄道
- 2014年(平成26年) - 第3回:一畑電車
- 2015年(平成27年) - 第4回:三陸鉄道
- 2016年(平成28年) - 第5回:のと鉄道
- 2017年(平成29年) - 第6回:鹿島臨海鉄道
- 2018年(平成30年) - 第7回:東京モノレール
- 2019年(令和元年) - 第8回:JR花咲線
- 2020年(令和2年) - 第9回:新型コロナウイルスの影響によりオンライン開催、路線はチームが独自に決める。
- 2021年(令和3年)-第10回:富士山麓電気鉄道
- 2022年(令和4年)-第11回:南海電気鉄道
- 2023年(令和5年)-第12回:阿武隈急行線
- 2024年(令和6年)-第13回:伊賀鉄道
出典
[編集]- 全国高校生地方鉄道交流会の設立と実践活動についての報告 (PDF)
- 鉄道研究部:全国高校生地方鉄道交流会|成城中学校・高等学校
- いすみ鉄道関連ニュース 第42号 (PDF)
- 鉄道チャンネル第9回全国高校生地方鉄道交流会 https://tetsudo-ch.com/10664886.html
外部リンク
[編集]- 全国高校生地方鉄道交流会 - 公式ホームページ
- 全国高校生地方鉄道交流会 (@chitetsuco) - Instagram