全国ボランティアコーディネーター研究集会
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全国ボランティアコーディネーター研究集会(ぜんこくボランティアコーディネーターけんきゅうしゅうかい、Japan Volunteer Coordinators Conference〈JVCC〉)とは、主にボランティアコーディネーションに携わる人々が集い、ボランティアコーディネートについて研鑽する集会。
概要
[編集]ボランティアコーディネーターが業務を行う上での知識と技術を高めることを目的としている。 主催は特定非営利活動法人(NPO法人)日本ボランティアコーディネーター協会。毎年開催場所は異なり、開催地のボランティアコーディネーターを中心に実行委員会で企画運営・実施している。 実行委員会の構成は社会福祉協議会や市民活動センター、大学・病院・NPOなどのボランティアコーディネーターや大学研究者など。
特徴
[編集]毎年2月下旬か3月上旬に開催しており、開催期間は2日間。毎年、開催都道府県が異なる。 ボランティアコーディネーターの実情に沿った問題提起を「オープニング全体会」で行い、それを皮切りに2つの「分科会」を実施、2日間の開催期間中のまとめを「クロージング全体会」で行う。2日間で約20のボランティアコーディネーションに関する分科会が開催される。形式は「参加型」や「講義型」などワークショップも含む。参加者は自分の興味のあるテーマに沿った「分科会」を選び、参加することができる。
活動分野や立場を越えた市民参加を支える専門家(ボランティアコーディネーター)同士の活発な交流・意見交換の場として、知識や技術をよりいっそう磨く機会に活用されている。
開催実績(開催年・開催地・テーマ)
[編集]- 1994年大阪 「コーディネーターって何だ ~ボランティア流行時代におけるボランティアの真価~」
- 1996年東京 「多様性を認めあうコーディネートをめざして」
- 1997年神戸 「今、問われる専門性 ~被災地からの発信~」
- 1998年山梨 「市民社会の創造とボランティアコーディネート ~今こそ、多様性を結ぶとき~」
- 1999年大阪 「こりゃたいへんだ!うかうかしてはいられない ~変革期に問われるボランティアコーディネーターの創造性~」
- 2000年東京 「研ぎ澄まそう、時代を見極める能力(ちから) ~地域、市民とともに新しい扉をひらこう~」
- 2001年大阪 「コーディネーターが拓く21世紀の扉 ~市民の社会参加を支えるプロをめざして」
- 2002年東京 「市民が主体となって創る、社会の新しいかたちへ ~一人ひとりの可能性を高めるコーディネーション~」
- 2003年仙台 「杜の都物語 ~市民参加を支えるコーディネーションの可能性」
- 2004年京都 「興しやす コーディネーターの底力 ~私たちの真価が問われる市民参加の質~」
- 2005年東京 「伝えていこう!コーディネーターの追求する価値と果たすべき役割」
- 2006年大阪 「ぼーっとしてたら 流されまっせ ~変革期に問われるボランティアコーディネーターの専門性~」
- 2007年横浜 「さあ帆をはろう! コーディネーションの新たな海路を拓く」
- 2008年京都 「めざせ!ほんまもん ~社会を変えるボランティアコーディネーション力~」
- 2009年横浜 「~TSUNAGU~超えるコーディネーションで社会を変える」
- 2010年福岡 「~めんたい!コーディネーション~ つむごう、よか社会の絆」
- 2011年京都 「京(きょう)から未来(あした)の市民社会を創る ~10(てん)換期、多様化する社会を貫く軸~」
- 2012年東京 「つなげよう 参加の力~“チカラになりたい”想いを生かすコーディネーション」
- 2013年愛知 「ど真ん中で待っとるでよ~! ~ちがいを強みに変えるコーディネーション力!~」
- 2014年栃木 「見なキャッ、聴かなキャッ、言わなキャッ! ~新たなる希望を生み出すボランティアの力(チカラ)」