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光源 (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Base Ball Bear > 光源 (アルバム)
『光源』
Base Ball Bearスタジオ・アルバム
リリース
録音 日本の旗 日本
2016年 - 2017年
ジャンル ロック
時間
レーベル EMI Records
プロデュース 小出祐介
玉井健二(Co-produced)
チャート最高順位
週間22位(週間 デジタルアルバムチャート)
2017年4月度 月間34位(オリコン)
週間2位(オリコンROCK)
月間5位(オリコンROCK)
9位(Billboard Japan Hot Albums)[4]
Base Ball Bear アルバム 年表
増補改訂完全版「バンドBのベスト」
2016年
光源
(2017年)
ポラリス
2019年
テンプレートを表示

光源』(こうげん)は、Base Ball Bearのメジャー7枚目のフルアルバム[注釈 1]

解説

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  • ベストアルバム『増補改訂完全版「バンドBのベスト」』から約7か月ぶりのリリース。オリジナルアルバムとしては2015年11月11日リリースの『C2』以来約1年5ヶ月ぶりである。
  • バンドとしては、湯浅将平が脱退し3人体制となってから初のオリジナルアルバムおよび音源となった。
  • 先行シングルのリリースはなく、すべて未音源化楽曲で構成されたアルバムである。
  • 本作は2006年から12年所属してきた(東芝EMI→EMIミュージック・ジャパン→)EMI Recordsからリリースされた最後の作品となる。このあとバンドは2018年にビクターエンタテインメントへ移籍。同時に、プライベートレーベル・DGP RECORDSが設立され、次作以降は同レーベルより作品がリリースされている。
  • 初回限定盤は、「COUNTDOWN JAPAN 16/17" at GALAXY STAGE 2016.12.31 & Tour「バンドBのすべて 2016-2017」ドキュメント」と題したDVDが付属。
  • オフィシャルモバイルサイト「ベボ部」会員限定の予約受付で、オリジナル特典の〈「光源」クリアファイル〉がプレゼントされた。
  • ツアー「バンドBのすべて 2016-2017」のファイナル2公演での会場限定予約特典として〈アーティスト写真ポスター(B2サイズ)〉がプレゼントされた。
  • CDに「プレイパス」のサービスを受けるためのコードが封入していた。初回生産限定盤に封入されるDVDの内容を含め、スマートフォンで全曲がダウンロードできた。
  • オリコンチャートの2017年4月24日付週間CDアルバムランキングでは、6,408枚を売り上げ7位にランクインした。

収録曲

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映像外部リンク
Base Ball Bear - すべては君のせいで - YouTube - [Base Ball Bear公式チャンネル]によるミュージックビデオへのリンク。
  1. すべては君のせいで [04:23]
  2. 逆バタフライ・エフェクト [04:10]
    • 歌詞が完成していない段階から、2016年11月からのツアー「バンドBのすべて 2016-2017」や、2016年年末のライブイベントではすでに披露されていた楽曲。
  3. Low way [04:21]
    • プログラミング:横山裕章(agehasprings)
    • 今作の中で最初に形作った楽曲。サビのメロディは前作『C2』の時点で存在しており、他の部分を分解して完成させた[8]
    • 前作のフルアルバム『C2』の収録曲「不思議な夜」と歌詞の内容が対になっている[9]。「不思議な夜」で描かれていた〈君〉が存在しなかった場合の世界がこの楽曲では描かれている。
  4. (LIKE A)TRANSFER GIRL [04:25]
    • プログラミング:釣俊輔(agehasprings)
    • 小出は、過去の楽曲である「Transfer Girl」、「転校生」とともに同一のフレーズが登場する〈三部作〉としている[10]
  5. 寛解 [04:19]
    • プログラミング:南田健吾(onetrap)
    • コーラス部分は関根が考案したものが採用されている[10]
  6. SHINE [04:09]
    • 小出は、今作においてMVをこの楽曲で制作することを提案していた[10]
  7. リアリティーズ [04:13]
    • プログラミング:釣俊輔(agehasprings)
    • 「すべては君のせいで」のMV監督を担当した山田は、今作においてミュージックビデオをこの楽曲で制作することを提案していた[10]
    • 小出は本作のマスタリング前でこの楽曲を本作の収録曲から外すことを提案したが、堀之内がそれを止めたため、予定通り収録されることとなった[11]
  8. Darling [04:42]
    • 仮の歌詞の段階では2番が存在しており、説明が強いとの小出の判断により省略され1番の繰り返しに変更された[10]

初回限定盤DVD

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  • Tour「バンドBのすべて 2016-2017」ドキュメント
    • サポートギターに弓木英梨乃を迎えて開催されたツアー「バンドBのすべて 2016-2017」のドキュメント映像。
  • COUNTDOWN JAPAN 16/17" at GALAXY STAGE 2016.12.31

アナログ盤

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  • 前作『C2』に続き、受注生産限定盤として発売。LP1枚組。
  • CD盤同様、オフィシャルモバイルサイト「ベボ部」会員限定の予約受付で、オリジナル特典の〈「光源」クリアファイル〉がプレゼントされた。
Side A
  1. すべては君のせいで
  2. 逆バタフライ・エフェクト
  3. Low way
  4. (LIKE A)TRANSFER GIRL
Side B
  1. 寛解
  2. SHINE
  3. リアリティーズ
  4. Darling

脚注

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注釈

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  1. ^ インディーズアルバム『HIGH COLOR TIMES』、3.5thアルバム『CYPRESS GIRLS』『DETECTIVE BOYS』を含めると通算10枚目。

出典

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  1. ^ Base Ball Bear/光源<通常盤> - TOWER RECORDS ONLINE
  2. ^ オリコン週間 CDアルバムランキング 2017年04月10日〜2017年04月16日 | ORICON NEWS2017年6月24日閲覧。
  3. ^ Billboard Japan Top Albums Sales | Charts | Billboard JAPAN2017年6月24日閲覧。
  4. ^ Billboard Japan Hot Albums | Charts | Billboard JAPAN2017年6月24日閲覧。
  5. ^ 全店総合アルバム 2017/04/10〜2017/04/16 - チャート - TOWER RECORDS ONLINE2017年6月24日閲覧。
  6. ^ 山田は、このほかに今作のアーティスト写真の撮影、アートワークも担当している。
  7. ^ Base Ball Bear、新MVは本田翼迎え新宿の地上25mで撮影 - 音楽ナタリー
  8. ^ 「Talking Rock!/吉川尚宏責任編集トーキングロック!」 2017年4月号掲載。
  9. ^ 『Base Ball Bear × タワーレコード渋谷店「光源」リリース記念 スペシャル・トークイベント』2017年4月22日開催。
  10. ^ a b c d e 小出祐介公式インスタグラムでのライブ配信(2017年4月14日深夜配信)より。
  11. ^ ニコニコ生放送「Base Ball Bearのマジメすぎるとランプが点灯」(2017年4月12日)