日鉄ステンレス硬式野球部
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(光シーガルズから転送)
チーム名(通称) | 日鉄ステンレス |
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加盟団体 | 日本野球連盟 |
加盟区分 |
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創部 | 1961年 |
チーム名の遍歴 |
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本拠地自治体 |
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チームカラー | 青 |
監督 | 高村良嘉 |
都市対抗野球大会 | |
出場回数 | 6回 |
最近の出場 | 1992年 |
最高成績 | 2回戦敗退 |
社会人野球日本選手権大会 | |
出場回数 | 7回 |
最近の出場 | 2023年 |
最高成績 | ベスト8 |
全日本クラブ野球選手権大会 | |
出場回数 | ※出場資格なし |
日鉄ステンレス硬式野球部(にってつステンレスこうしきやきゅうぶ)は、山口県光市と周南市に本拠地を置き、日本野球連盟に加盟している社会人野球の企業チームである。
概要
[編集]1961年、八幡製鐵の光製鐵所で『八幡製鐵光硬式野球部』として創部。
1970年、八幡製鐵と富士製鐵と合併し新日本製鐵が発足。これに伴い、チーム名を『新日本製鐵光硬式野球部』に改称した。
1994年、鉄鋼不況の影響から新日本製鐵が経営のスリム化に乗り出し、同年シーズン限りで室蘭野球部、堺野球部とともに当チームは休部することが決定した[注 1]。そこで、有志たちがクラブチームとして『光シーガルズ』を立ち上げ、新日本製鐵のみならず協力会社からの支援を受け[1]、1995年から活動を開始した[注 2]。
2012年10月、新日本製鐵が住友金属工業と合併し新日鐵住金(現・日本製鉄)が発足。これに伴い、新日本製鐵を源流とするクラブチームや広域複合企業チームの多くが冠スポンサーとして「新日鐵住金」の名称を使うようになったが、光シーガルズは室蘭シャークス[注 3]とともにその冠をつけなかった[注 4]。
2019年、同年シーズンより登録種別を企業チームに登録変更した[2]。この際、新日鉄光時代の経歴を引き継ぐこととなった。
2021年1月8日、チームの名称を『日鉄ステンレス山口シーガルズ』に変更した[3]。
2022年6月にチーム名を『日鉄ステンレス硬式野球部』に改称した[4]。
沿革
[編集]- 1961年 - 『八幡製鐵光硬式野球部』として創部。
- 1970年 - 親会社の合併に伴い、チーム名を『新日本製鐵光硬式野球部』に改称。
- 1975年 - 日本選手権に初出場(初戦敗退)。
- 1978年 - 都市対抗野球に初出場(初戦敗退)。
- 1994年 - 新日本製鐵のスポーツ支援体制見直しにより休部。
- 1995年 - クラブチームとして『光シーガルズ』が活動開始。
- 2019年 - 企業チームへ登録変更。
- 2021年 - チーム名を『日鉄ステンレス山口シーガルズ』に改称。
- 2022年 - 後半戦よりチーム名を『日鉄ステンレス硬式野球部』に改称。10月より本拠地に周南市を追加し、2023年シーズンより都市対抗には「光市・周南市」代表として出場する[5]。
主要大会の出場歴・最高成績
[編集]- 新日本製鐵光(前身の八幡製鐵光を含む)
- 都市対抗野球大会 - 出場6回
- 社会人野球日本選手権大会 - 出場7回、8強1回(1976年)
- JABA徳山(スポニチ)大会 - 優勝7回(1973、1975、1977、1979、1983、1988、1989年)
- 光シーガルズ
- JABA徳山(スポニチ)大会 - 優勝4回(2005、2009、2013、2019年)
- 日鉄ステンレス山口シーガルズ
- JABA徳山(スポニチ)大会 - 優勝1回(2021)
- 日鉄ステンレス硬式野球部
- JABA徳山(スポニチ)大会 - 優勝1回(2023)
主な出身プロ野球選手
[編集]- 新日本製鐵光(前身の八幡製鐵光を含む)
- 藤本和宏(投手) - 1966年ドラフト外で西鉄ライオンズに入団
- 福島知春(捕手) - 1972年ドラフト5位で読売ジャイアンツに入団
- 大町定夫(投手) - 1979年ドラフト外で阪神タイガースに入団
- 山本和男(投手) - 1980年ドラフト外で広島東洋カープに入団
- 河本育之(投手) - 1991年ドラフト2位で千葉ロッテマリーンズに入団
- 高村良嘉(内野手) - 1994年ドラフト5位で読売ジャイアンツに入団
- 土井雅弘(投手) - 新日本製鐵八幡に移籍し、1995年ドラフト3位で福岡ダイエーホークスに入団
- 森慎二(投手) - 新日本製鐵君津に移籍し、1996年ドラフト2位で西武ライオンズに入団
- 日鉄ステンレス
- 江原雅裕(投手) - 2024年ドラフト4位で東北楽天ゴールデンイーグルスに指名
元プロ野球選手の競技者登録
[編集]- 高村良嘉(元:読売ジャイアンツ) - ヘッドコーチ(2021年 - 2022年)→監督(2022年 - )
- 土井雅弘(元:福岡ダイエーホークス、オリックス・ブルーウェーブ) - 投手コーチ(2021年 - )
- 畝章真(元:広島東洋カープ) - 投手(2022年 - )、兼任コーチ(2024年 - )
- 阿知羅拓馬(元:中日ドラゴンズ) - トレーナー(2024年 - )
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “野球再発見 第11部 存続の理論”. 毎日新聞: p. 14. (2008年10月31日)
- ^ “チーム情報 2019年 登録・変更情報”. 日本野球連盟. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “チーム情報 2020年 登録・変更情報”. 日本野球連盟. 2021年2月2日閲覧。
- ^ @nssc_yamaguchi (2022年6月16日). "【新体制及びチーム名変更について】". X(旧Twitter)より2022年7月26日閲覧。
- ^ “都市対抗野球 日鉄ステンレスに市旗 県予選出場へ 周南市が初めて貸与 /山口”. 毎日新聞. (2023年5月9日) 2023年6月9日閲覧。
関連項目
[編集]- 社会人野球チーム一覧
- 都市対抗野球大会 (山口県勢)
- 日本製鉄グループの硬式野球部(前身の新日本製鐵、住友金属も含む)
- 日本製鉄室蘭シャークス(旧:新日本製鐵室蘭硬式野球部)
- 日本製鉄鹿島硬式野球部(旧:住友金属鹿島硬式野球部)
- 日本製鉄かずさマジック(旧:新日本製鐵君津硬式野球部)
- 日本製鉄東海REX(旧:新日本製鐵名古屋硬式野球部)
- 日本製鉄瀬戸内硬式野球部(旧:日本製鉄広畑硬式野球部)
- 日本製鉄九州大分硬式野球部(旧:新日鐵住金大分硬式野球部)
- 新日本製鐵釜石硬式野球部 - 1988年に廃部。
- 新日本製鐵堺硬式野球部 - 1995年から休部し、2008年に廃部。
- 新日本製鐵八幡硬式野球部 - 2003年に廃部。
- 日鉄ステンレス
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 日鉄ステンレス硬式野球部 (@nssc_yamaguchi) - X(旧Twitter)